【完結】『恋獄の箱庭 ―大正時代のエリート帝大生は身代わり令嬢を離さない―
高3の春。
進路調査票を白紙のまま提出できずにいた佐々木凛(ささき りん)は、怪しげな老婆の忠告を無視した直後、トラックに撥ねられそうになったクロネコを助けて意識を失う。
目を覚ますと、そこは赤レンガの建物とガス灯が並ぶ――大正時代だった。
パニックに陥る凛の前に現れたのは、自分と瓜二つの顔を持つ令嬢、九条華乃(くじょう かの)。
「お願い、私の身代わりになって!」
半ば強引に着物を着せられ、置き去りにされた凛。
迎えに来た馬車に揺られ、辿り着いた豪華な屋敷で彼女を待っていたのは、華乃の許嫁だという冷徹なエリート帝大生・一ノ瀬彰良(いちのせ あきら)だった。
「君は、何者だ。本物の華乃さんはどこへいった?」
出会って数分で正体を見破られ、逃げ場を失う凛。
自由のない時代、閉ざされた「箱庭」のような屋敷で、彰良による苛烈で甘美な『再教育』が幕を開ける。
白紙だった凛の未来は、この男の手で塗り潰されていくのか。
それとも――。
時空を超えて交錯する、執着と溺愛のラブ・ロマンス。
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「君は、何者だ。本物の華乃さんはどこへいった?」
出会って数分で正体を見破られ、逃げ場を失う凛。
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2021/05/29 公開
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表紙 いもこは妹pixivID:11163077
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