鬼神の都~退屈上皇と大神の花宮(はなみや)~

鬼神の血を引く退屈上皇・貴仁。夜の都で魑魅魍魎をぶった斬り、退屈つぶしに怪異狩り――のはずが。

闇で拾ったのは、星屑みたいな黒髪を揺らす姫君。
袿と長袴、顔は文句なしの美人。――ただし頭には、ぴんっと尖った大神(おおかみ)の耳。しかも、男。名は薫。

「そなたは私が守る」
「……私も貴仁様をお守りしたい」

宮中では怪異が連鎖し、噂は噂を呼び、誰かが都を“わざと”汚している。
貴仁の胸の奥では鬼神の血がざわめき、薫は祈りと異能でそれを鎮めようとする――
人ならぬ者同士の縁は、禁忌か、救いか。

剣で斬る! 祈りで鎮める! そして夫婦で、都を守る!
退屈上皇×大神耳の姫君(男)、夫夫の物の怪退治――開幕。
24h.ポイント 42pt
6,408
小説 18,451 位 / 220,371件 キャラ文芸 203 位 / 5,507件

あなたにおすすめの小説

悪役令嬢にされたので婚約破棄を受け入れたら、なぜか全員困っています

かきんとう
恋愛
 王城の大広間は、いつも以上に華やいでいた。  磨き上げられた床は燭台の光を反射し、色とりどりのドレスが揺れるたびに、まるで花畑が動いているかのように見える。貴族たちの笑い声、楽団の優雅な旋律、そして、ひそやかな噂話が、空気を満たしていた。  その中心に、私は立っていた。  ――今日、この瞬間のために。 「エレノア・フォン・リーベルト嬢」  高らかに呼ばれた私の名に、ざわめきがぴたりと止む。

夫と息子に捨てられたので、全部置いて出て行きます。明日から、タオルがなくても知りません。

夢窓(ゆめまど)
恋愛
夫と息子に裏切られ、すべてを奪われた女は、何も言わずに家を出た。 「どうせ戻ってくる」 そう思っていた男たちの生活は、あっけなく崩壊する。 食事も、金も、信用も失い、 やがて男は罪に落ち、息子は孤独の中で知る。 ――母がいた日常は、当たり前ではなかった。 後悔しても、もう遅い。

落ちこぼれオオカミ、種族違いのため群れを抜けます

椿
BL
とあるオオカミ獣人の村で、いつも虐げられている落ちこぼれの受けが村を出ようと決意したら、村をあげての一大緊急会議が開催される話。

口説かれるたび、嬉しいのに言葉が出ません

星乃和花
恋愛
社交界デビューしたばかりの伯爵令嬢リディアには、ひとつ大きな悩みがあった。 それは――口説かれると、嬉しいのに何も言えなくなること。 褒められても、甘い言葉を向けられても、胸はいっぱいになるのに返事ができない。 そのせいで昔、淡く想っていた相手ともすれ違ってしまった。 もう恋なんて無理だと思っていたのに、王都随一の人気を誇る公爵子息アシュレイが、なぜか彼女にだけ何度も言葉をかけてくる。 しかも彼は、返せないリディアをつれないとは思わず、むしろ小さな反応まで大切そうに拾い上げてくれて――。 「君が困るたび、私はもっと好きになる」 うまく返せないヒロインが、少しずつ自分の言葉で“うれしい”も“好き”も伝えられるようになるまでの、やさしくて上品な求愛ロマンス。 (完結済ー全10話+終章)

こちら、付喪神南町奉行所っ!~新入り護り手はお払い箱になりたくない~

美夕乃由美
キャラ文芸
付喪神が人間の道具として使われる世界。 桜麟(おうりん)は妖魔を屠る斬妖刀の付喪神の少女。 だが、妖魔を倒せないことが原因で、徳次郎が営む付喪神屋で売れ残っていた。 そこに護り手の話があり、輝久(てるひさ)という付喪神奉行に売り払われる。 付喪神奉行とは妖魔絡みの事件を解決し、町の治安を守る大切な役目。 護り手はそのような付喪神奉行を補佐し、場合によっては妖魔退治も命じられる。 妖魔を倒せない自分に、そんなお役目が務まるのだろうか。 だけど、馘になればきっと妓楼行き……。 お払い箱にされるわけにはいかない! 桜麟の奮闘が始まる。 ※ 12/13 23:30ごろ  1,2話を逆に設定していたので、正しい順番に修正しています

後宮恋歌――人質妃ですが、守られるだけでは終わりません

佳乃こはる
キャラ文芸
大陸の宗主国・夏。 北の辺境国・胡から人質同然に送られ、百人目の妃として後宮に入った少女・小蘭。 ある夜、彼女は奔放で軽薄に見える皇子・蒼龍と出会う。 だがその仮面の奥には、皇帝となる宿命と、誰にも明かせぬ孤独が隠されていた。 理不尽な運命に翻弄されながらも、自ら選び取る強さを失わない小蘭。 守るために距離を取ろうとする蒼龍。 嫉妬と陰謀が渦巻く後宮で、二人は惹かれ合い、やがて運命そのものに抗い始める――。

「四半世紀の恋に、今夜決着を」

星井 悠里
ライト文芸
赤ちゃんからの幼馴染との初恋が、ずっと、心の端っこにある。 高校三年のある時から離れて、もうすぐ25歳なのに。 そんな時、同窓会の知らせが届いた。 吹っ切らなきゃ。 同窓会は三か月後。 私史上、いちばん綺麗になって、けじめをつけよう。

愛さないと言われた妻、侍女と出て行く

菜花
ファンタジー
お前を愛することはないと夫に言われたコレットは、その日のうちに侍女のイネスと屋敷を出て行った。カクヨム様でも投稿しています。