香港夜景
少し昔の香港を舞台にした人生の黄昏を味わいつつ「殺し屋に追われている」という男と、殺し屋の女と、娼婦。自分自身と決着をつけるために「満ちる時」へと向かう男が、そのときを迎えたとき、そこに漂うものは……。
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もちろん作家さんならではの意図もあるのかもしれませんね。ならば読者としては、もう少しメタファーが欲しいところです(笑)
あとせっかく外務省をもってくるなら、諜報活動のエリートから外れた人間ならではの「激しく悲惨な堕ちっぷり」みたいなのも、もう一声聞きたいような。
一体どれほどの人生と自信を失ったらこうなるのか、その栄光の残滓もちゃんと描かれてはいるのですが、性の対概念の死が性に埋もれすぎて目立たないと言いますか、もう少しあるとわかりやすいように思えました。死がチラホラしてれば、ラストに命まで失うことへの覚悟や、華やかな死にざまと素っ気ない棺桶など、一連の収斂への伏線になるかなと。
とりあえず冒頭の空港事情はイキイキしてて面白ったです。全体の構成もスッキリとわかりやすい。初めてこの手の作品を読みましたが思ったよりシンプルで新鮮でした。なんだかイメージが変わりますね(笑)
なお、この感想は単なる素人によるディテールへの偏見に過ぎないので適当にスルーしてくださいませ。以上です💦いつもながらの世迷言でご無礼いたしました。