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1章始まり

5話 本格製作

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【1階~20階】

小・中・大部屋20個

通路500個

分岐200個


【階層種類】

1階~9階
普通の階層

11階~19階
変動階層

10階・20階
ボス階層


【オブジェクト】

薬草

下級鉱石

食物(甘い系)

キノコ(食用)

各50個設置


【罠】

火の玉
火矢
麻痺の玉
麻痺の矢

各100個設置


【モンスター】
1階~9階

一角ラビット
コボルト
戦闘モグラ


各5セット

11階~19階
スケルトン
蝙蝠
リトルゴーレム
ベビースコーピオン

各5セット


【宝箱】
1階~9階
木・銅

11階~19階
銅・銀

各20個


「安全地帯を2階置きに設置かな、場所は登り階段のある部屋っと、ここなら分かりやすいわよね」


私はスイちゃんを方を見て確認してもらいました、製作は初めてなので、やっぱりスイちゃんに見てもらうのがいいと思うの。


『そうだねー分かりやすい方がいいよ』


了承を貰いました、分かりやすいって、何処かに目印でもあるのかな?まぁいいや、あとは10・20階はボス階層にしました。

ボス階層にしたらボス専用の大部屋が設置されたので、その前後に大型の部屋を設置しました、休憩をし易くしたの。



「ボス部屋の前後の部屋に転移陣ってのを設置したわ、1階を転移先に設定してこれでいいかな、回復の泉ってのも置こうかな」


『ボスの前後で戻れるようにするんだね』


スイちゃんが質問のように聞いてきました、これはゲームではないので、なるべくイージーになるようにした方が良いと思うのよね。


「うんそうそう、後は肝心のボスだね、何にしようかな」


私は少し考えて、強めのモンスターを設置しました。

ボス部屋に設置すると、1体召喚でも何度も出てきてくれるとスイちゃんに言われました。

なるほど、1体召喚はここで使うのね。


【ボス】

10階
オークジェネラル(10万P)

20階
ゴーレム(10万P)
スコーピオン(10万P)




「こんなもんかしら、どうかなスイちゃん」


『う~ん、ゴブリンは使わないんだねー』


スイちゃんが言ってきました、だってゴブリンってかわいくないんだもん。

せっかく作るんだから私好みにしたいのよね。



「そうね、容姿が可愛くないから入れなかったわ、それと変わった罠があったのよ」


『何々どんなのー』


私が罠の方に画面を切り替えて言ったら、スイちゃんが食いついてきました、まあ顔が無いので見てるか解らないんだけどね。

きっと画面とリンク出来るんだと思うんだけど、それはまあいいわ。



「これよ、ファミレス罠だって」


【ファミレス罠】

部屋に設置したテーブルにファミレスの料理が出現する。

食事が無くなると新たに出現する。

食事終了後部屋の扉が開かなくなり2時間後開く。





『ふぅ~ん・・・っでどんなの?』


反応薄!?


「反応が薄いわねスイちゃん・・・まあいいわ、要は食べ物を出して侵入者を止めるのよ」


『え~それって罠になるの?』


スイちゃんの疑問も解るわ、でも外がどういった場所か解んないし、状況によるわね。



「外の食事事情でも違って来るわね、貧相な食事を摂るのがラノベでは主流だし、もしそうなら、これはきつい罠よ」

そうです、もし外で取れる食事が相当貧相なら、この食事は王宮以上の物になるでしょう、それが罠として置かれているんです、それもただ扉が空かなくなるってだけの拘束罠によ。

まあ罠かどうか解るかはちょっと解らないけどね、もし命に別状ないと分かれば、絶対食いつくわ。


『そうなんだねーよくわかんないけど、それで何個設置するの?』


「取り敢えず、各階に3個設置する予定よ、それに21階からはフィールドフロアにする予定なの」


そうなんです、色々な広さに出来るので色々試したいの。


『そうなんだ、それでそれで』


「今回の製作は20階までで止めておいて、侵入者が引っかかるようならファミレス罠の似たような物があるから、設置する予定なの」


ファミレス罠の家版ですね、これ作った人どういった人なのかしらね?


『なるほどねー』


「後はレベルアップ券とガチャね、さあ使いましょ」


私はレベルアップ券を選択してすべて使いました。



『ぜ、全部使うんだねマコッチ』


「そうよ、貯めとくのがゲームの定番なんだけど、大抵使わないでクリアしちゃうのよ」


他のゲームでもそうだけど、大抵は残しておいて使わないで終わってしまうわ、ゲームあるあるね。



『ふ、ふ~んそうなんだ』


スイちゃんの反応を聞きながらステータスを開いてみました、どれくらい変わるのかな?



ステータス


【名前】
マコッチ

【年齢】
なし

【種族】
なし

【職業】
ダンジョンマスター

【レベル】
15
【HP】
750

【MP】
750

【ATK】
75

【DEF】
5

【INT】
75

【AGL】
75


【称号】

召喚されし者

力尽きた者

ゲームの申し子
(ゲームの事になると周りが見えなくなるほどゲームが好きな者)

集中の鬼
(集中すると他の事が出来ないほど集中してしまった者)


【スキル】

通信

商品交換
(商品欄にあるアイテムをDPで交換できる)

索敵
(ダンジョンに侵入してきた者のステータスを見ることが出来る)
※注意
レベル差があると見えない部分がある


【ユニークスキル】

モンスター創造・製作

アイテム創造・製作



「何だか称号が増えてるわね、それもちょっと嫌味的な」


『まあ、あれだけゲームに夢中ならね・・・でも15レベルになったから、ダンジョンも15レベルだよ』


私と連動してるのね、ステータスを見終わってダンジョンの数値を確認しました。

レベルを上げて、割り振れるポイントがどれだけ貰えるかを確認しないとね。



【ダンジョンステータス】

【名前】 
なし

【階層】 
20階

【魔物】 
3603匹


【DP収入(24時間)】
200

【DP値】
15億6537万1961P

【残りポイント】 
43

【吸収率】  
0

【活性率】  
0

【召喚速度】 
0

【能力補正】 
0

【幸運度】  
0


「ポイントは43ポイントかー」


『まあ、大体平均で2ポイントだから、こんなもんでしょ』


スイちゃんが言ってくれましたが平均で2ポイントですか。


「まあいいわ、10ポイント残して割り振りましょ」


大体割り振るのは決めていたので、とりあえず振ってみました。


【残りポイント】 
43⇒10

【吸収率】  
0⇒10

【活性率】  
0⇒6

【召喚速度】 
0⇒5

【能力補正】 
0⇒5

【幸運度】  
0⇒7



「こんな感じね、ガチャは・・・また今度でいいわ、それじゃあ開通させるわね」


『マコッチがそう言うならいいけど、ダンジョン開通は楽しみだねー』


私はダンジョン開通を押しました・・・何も反応がありませんね。



「何も起こらないじゃないスイちゃん」


私は怒りながらスイちゃんに言いましたが、スイちゃんが普通に返してきましたよ。


『いやいやマコッチ、外に通じる入り口が出来たけど、他には何も起こらないよ』


なんだそうなのね、てっきり揺れたり、音声が流れるのかと思ったんだけど。


「まあいいわ、後は人が入ってくるのを待つだけね」



【所持DP】
15億6537万1965P

【DP使用】
ダンジョン製作
250万1500P


【合計DP】
15億6287万0465P
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