上 下
6 / 372
1章始まり

6話 暇な時間

しおりを挟む
ダンジョンを開通させて1日が過ぎました、まだ誰も来ません。


「スイちゃん、誰も来なくてつまんないよー、何かないの?」


家庭用ゲーム機をなんとか作ろうと頑張ってみたけど、ダメでしたよ(ガックリ)何がいけないのかなぁ?やっぱり部品から?


『そう言われても、まだ1日しか経ってないじゃん、ガチャか、またアイテムでも作って見たら?』


スイちゃんにそう言われました、まあ確かに、外がどういったところか解らないけど、近くに村とか街が無いとすぐには見つからないか。


「それもそうね、じゃあガチャをしましょうか」


私は念じてガチャ券を使って回してみました。

初めの3回分の魔法陣は青色でしたね、外れかな?


1回目
黒炎龍の衣

2回目
エリクサー100本

3回目
金塊(金の延棒12キロ)100本





「・・・何だか今すぐ使えなくて、変わったのばっかりね」


『それでもいい物が多いんじゃないかな』


まあ、装備とお金と回復アイテムってゲームじゃ必要だけどさ、私にはいらないと思うんだけど、入ってきた人に渡すのかな?

私はそう思いながら出てきた物に触れて収納庫にしまい、次のガチャを引きました。

アイテムは私が触ると、収納庫っていう無限収納に、入れますかって画面に表示がされるんです、スイちゃんに説明されました。


そして次の魔法陣は金色でしたよ。



『あ!?金色だねマコッチ』


さっきまでと違いマリンの時と同じ大きさで光っています、いやな予感ですね。

魔法陣から出てきたのは、蝙蝠の羽を背中に付けた少女が出てきました。



「・・・ちょっとスイちゃん!金は幼女が出てくるんじゃないわよね」


『そ、そんなはずないよー、レアなのは間違いないんだよ、あれはバンパイアだね』


スイちゃんが種族を言ってきました、あ!バンパイヤなんだあの幼女。


「サキュバスじゃないの?」


『うん、ちがうよ』


どっちでもいいんだけど、まあいいか。



「あなたの名前は・・・そうねーバンヨウね」


「分かりましたわお姉さま」


お、お姉さまって笑顔で言われたわ、なんだか照れるわね。



「う~んこれはこれで可愛いわね、よろしくねー」


私はもふもふのマリンを撫でながら挨拶をしました。

もふもふでなくてもバンヨウは可愛いかったわ。

さあ残り4回ね、次のガチャをまわして、また金の魔法陣でした。



「今度は何が出るかしらねースイちゃん」


『幼女じゃありませんように、幼女じゃありませんように』


何かスイちゃんが言っていますがどうでしょうね。



そして出てきたのは小さなドラゴンでした。



「・・・わかったわ!小さい物縛りなのねスイちゃん」


『だから違うってば・・・たぶん』


まったく、こんなに出るのよ違うわけないわ、それに聞こえたわよ、最後にたぶんって言ったわよね、たぶんって。


「キュル?」


小さなドラゴンがキュルキュル鳴いています、これはこれで可愛いわね。



「あなたの名前はキュリーね」

「キュルリー!」


うん可愛いわ、そして次の魔法陣も金で小さなワンコが出てきました、名前をポチーノにしました。



「さあ次はどんな小さなものが出るのかしらねー」

『うぅ~変だなーそんなはずないんだけどなー』


スイちゃんを無視して次をまわしたら、魔法陣は虹でした。



『おおー虹だ!?6以上確定だよー』

「ふぅ~ん」


そう言われても・・・ねぇ。


出てきたのは天使の羽が生えた幼女でした。



「やっぱり!どうなってるのよ、ガチャがいけないの?それとも券?」


『おっかしいなー』


ほんとにスイちゃんは解らないようでしたが、変なのは確実ですよね。


「あ、あのお姉さま?」

「まあ可愛いから許すけど、あなたの名前はクリスね、じゃあ次ー」


次も虹でした、そして幼女です、今度はウサギミミの幼女です。



「またかわいい子ばかりねー、あなたの名前はラビーね」

「はいです、よろしくですお姉さま」


出てきた幼女たちは、私の事をお姉さまって呼びますね、何か設定でもあるのかな?まあマリンは主様だし、適当なのかな?

それにしても、ガチャのせいで幼女率が上がってしまったわね。



「これからどうしようかスイちゃん、この子たちは何ができるのかしら?」


『う~ん、レアだから相当強いか、変わったスキルを持ってると思うけど』


なるほどね、じゃあみんなのステータスを見せてもらってから決めようかな。


「皆さん、能力を確認します、ステータスを出してください」


私はみんなのステータスを見ました。


【名前】
マリン

【年齢】
0歳

【種族】
エンシェント・キャットマン
(幼生体)

【職業】
なし


【レベル】
50

【HP】
1000000

【MP】
50000

【ATK】
1000000

【DEF】
1000000

【INT】
500000

【AGL】
3000000

【称号】
無し

【スキル】
身体強化
レベル5

筋力強化
レベル5

スタミナアップ
レベル5

素早さアップ
レベル5

格闘
レベル5

闘気術
レベル5

魔法
(火・水・氷・風・土・雷・光)

各2レベル



【名前】
キュリー

【年齢】
0歳

【種族】
エンシェントドラゴン
(幼生体)

【職業】
なし


【レベル】
50

【HP】
10000000

【MP】
5000000

【ATK】
10000000

【DEF】
10000000

【INT】
5000000

【AGL】
3000000

【称号】
無し

【スキル】
格闘
レベル10





【名前】
バンヨウ

【年齢】
0歳

【種族】
バンパイヤ
(幼生体)

【職業】
無し

【レベル】
50

【HP】
5000000

【MP】
1000000

【ATK】
5000000

【DEF】
5000000

【INT】
5000000

【AGL】
1000000


【称号】
無し


【スキル】
眷属召喚
レベル5

身体強化
レベル5

筋力強化
レベル5

スタミナアップ
レベル5

素早さアップ
レベル5

剣術
レベル5

闘気術
レベル5

魔法
(火・水・氷・風・土・雷・闇)

各5レベル



【名前】
ラビー

【年齢】
0歳

【種族】
エンシェント・ラビットマン
(幼生体)

【職業】
格闘士

【レベル】
100

【HP】
10000000

【MP】
500000

【ATK】
10000000

【DEF】
2000000

【INT】
1000000

【AGL】
10000000


【称号】
無し


【スキル】
身体強化
レベル10

筋力強化
レベル10

スタミナアップ
レベル10

素早さアップ
レベル10

格闘
レベル10

闘気術
レベル10

魔法
(火・水・氷・風・土・雷・光)

各10レベル





【名前】
クリス

【年齢】
なし

【種族】
エンシェント・エンジェルクイーン
(幼生体)

【職業】
なし

【レベル】
100

【HP】
10000000

【MP】
20000000

【ATK】
10000000

【DEF】
20000000

【INT】
10000000

【AGL】
30000000

【称号】
無し

【スキル】
身体強化
レベル10

筋力強化
レベル10

スタミナアップ
レベル10

素早さアップ
レベル10

剣術
レベル10

格闘
レベル10

闘気術
レベル10

魔法
(火・水・氷・風・土・雷・光)

各10レベル



【名前】
ポチーノ

【年齢】
0歳

【種族】
エンシェント・ウルフ
(幼生体)

【職業】
なし


【レベル】
50

【HP】
1000000

【MP】
50000

【ATK】
1000000

【DEF】
1000000

【INT】
500000

【AGL】
3000000

【称号】
無し

【スキル】
身体強化
レベル5

筋力強化
レベル5

スタミナアップ
レベル5

素早さアップ
レベル5

格闘
レベル5

闘気術
レベル5


こんな感じの結果でした、みんな能力が高かったです。

まあ基準が私の数値なので良く解らないわ、人が入ってきたら比べたい所ね。

後はやっぱり外の情報が欲しいわ。


「3人くらいには外で情報を集めてもらおうかしらね」


『マコッチ、3人を誰にするの?まあ全員強いから誰でもいいけど』


スイちゃんが言ってきました、だれでも問題はないっと。


「じゃあバンヨウとポチーノとラビーで外に行って情報を集めるのと、ダンジョンの情報を流してください」


「「はいお姉さま」」

「ガウ分かったガウ」


3人が返事をして扉を開けて出て行きました。

3人は強いけど油断はいけないわ、安全マージンを考えて行動してほしいわね。



「あのお姉さま、私は何をすればいいでしょうか?」

「クリスにはダンジョンの統括をしてもらいます」


クリスが言ってきたのでダンジョン内で働いてもらう事にしました。

統括と言っても、モンスターは指示を聞かなくて攻撃してくるそうです、スイちゃんが言っていました、なのでドロップ品とか冒険者の保護をしてもらうつもりです。



私はダンジョンのこの部屋を出ないでサポートします。

べ、別に動くのがめんどくさいからじゃないからね、ステータスを考えてもこれが最適なのよ。


「分かりましたわ、でもなにをしたらよろしいでしょうか?」


「そうね、まずは宝箱から何が出やすいのかと、採取をしてきてくれるかしら」


「わかりましたわお姉さま、行ってまいります」


クリスが外に出ようとしたので、私は言ってないことがあったので止めました。


「クリス、モンスターも攻撃してくるから倒してくれて構わないわ、気を付けてね、それと品物はこれに入れて持ち帰ってきて」

「分かりましたわ、では行ってまいります」


マジックバッグを渡してクリスを見送り、残った1人と1匹に向きました。


「キュリキュリ」

「あの、私たちはどうしたら」


2人が心配そうな顔をして言ってきました、二人はもちろん待機ですよ、うんうん。


「キュリーとマリンは私の護衛ね、一緒にいてね」


「キュルリー」

「分かりました主様、敵から主様をお守りします」


2人が嬉しそうな顔をしています、敵っていっても、ここにはダンジョンをクリアしないと来れないから、それほど重要じゃないけど、まあ護衛は必要よね、私弱いし。

それに数値を見る限り強いと思うんだけど、どれくらい強いかわかんないわ、でもまぁ私より強いのよね。



「さて情報は入って来るまで待つとして、今度はアイテム製作ね、何を作りましょうか」
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

異世界召喚に巻き込まれたのでダンジョンマスターにしてもらいました

ファンタジー / 完結 24h.ポイント:85pt お気に入り:3,512

あなたが私を捨てた夏

恋愛 / 完結 24h.ポイント:156pt お気に入り:2,773

仲良しな天然双子は、王族に転生しても仲良しで最強です♪

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:688pt お気に入り:305

変態紳士と婚約者、またはその妻

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:21pt お気に入り:459

今日、大好きな婚約者の心を奪われます 【完結済み】

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:433pt お気に入り:4,398

異世界転生雑学無双譚 〜転生したのにスキルとか貰えなかったのですが〜

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:1,172pt お気に入り:33

鉱夫剣を持つ 〜ツルハシ振ってたら人類最強の肉体を手に入れていた〜

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:1,087pt お気に入り:160

ある公爵令嬢の生涯

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:1,746pt お気に入り:16,125

処理中です...