159 / 372
7章学校
122話 ご褒美
しおりを挟む
『ありがとベルティーナ』
どうもマコッチです、私は今あることをベルティーナに教えて貰いました。
『いえマコッチの役にたててよかったわ、また何かあったら言ってください』
『ええありがと、またよろしくね』
通信を切って私は少しため息をつきたくなりました。
『どうしたのマコッチ?』
「スイちゃん、どうやらまた厄介ごとみたい」
私はスイちゃんたちにベルティーナから聞いたあることを教えました。
『じゃあアルテスたちといるあのお姫様たちは中立国から逃げてきたの?』
「ええ、それもまだ私がラットたちを向かわせてないところのようなの」
西の中立国は細かく分かれてるの、それを集めている中央国があって、エントロス国とか他の国はフリーティアって中央国を代表して呼んでるみたいなのよ。
エントロス国に隣接してるし距離的には近かったんだけど、中立国だからノーマークだったのよね、前の試験官の時もそうだったけど。
『ふぅ~ん・・・で、向こうで権力争いが起こっていると』
「そうなの、こっちには誰も来てないみたいだから、そこは良かったわ」
普通は追跡してくる者がいると思うんだけどいないのよね、もしかしたらイリムはあまり重要視されてないのかもしれないわ。
『じゃあこのままにするの?』
「まぁそうね、あの子たちが冒険者としてやっていきたいって言ってるしさ」
国に戻るって言い出したらまた考えるわ。
今はこっちの方が大切よ。
《学園のケティー》
「ケティー先生やりましたわ、全員満点合格ですわよ」
「すごいわ!みんな頑張ったのね」
カルミラが笑顔で言って来ました、そうなのよ!やはりと言いますか、学園の教え子が全員満点を取りました。
「そりゃーご褒美が待ってるんだ、当然だぜ、なぁファラン」
「はい!この日が待ち遠しかったですよ」
試験は2日前に終わり、発表が今日だったんです。
まぁ学園に着いた時、すごい騒ぎになっていましたから分かりましたけどね、どうやら全員が満点なんて初めてだそうよ。
「じゃあ私からのご褒美と、次の実技試験用にプレゼントを渡しますね」
それぞれ要望していた物を受け取り、更にみんなに初級のマジックバッグを渡しました。
初級のマジックバッグは10種類までしか入れられなくてその個数も99個が限界なの、今回の試験では大量に入れられる物は要らないから今回はこれを用意したわ。
「ケティー先生、中身がテントってなってますわ、どうしてわざわざマジックバッグに入れましたの?」
「ふっふっふ、それはね隠蔽する為です、皆さん実技試験の内容は知っていますね」
みんな頷いています、まぁ内容って言っても2日間森にいるだけなんですよ、いるだけってつまらないでしょ。
だから私は色々考えています、そう色々ね。
「よろしい、では私からあなた達にクエストを出します」
私は紙を配りみんなが中身を読んで固まっていますね。
「分かりましたね、しっかり達成してください、そうすれば報酬は払います」
「で、でも私たちは学生です、モンスターを討伐するなんて・・・」
紙にはモンスターを討伐しなさいって書いてあります、報酬はお金ね、これは商人の子供と下級貴族の子たちの為なの、資金を少しでも渡したいのよ。
代表して少し離れた子が震えながら言ってきました、あの子は確かどこかの商会の子ね、シルビアって子だったかしら?他の子たちも何人かは怖がってますね。
当日は私の暗殺ピエロを一組に2体付ける予定なの、だから危険はありませんよ、それを言うわけにはいかないけどね。
「あそこにはラビットやゴブリンが主流だけど、それよりも強力なオークがいるって話だものね、でもみんながちゃんと連携を取って戦えば、オーク位倒せるわよ」
私の言葉にみんなが驚いています、みんな気付いてないのね。
「称号やスキルで上がった数値はステータスに出ないもんね・・・そうねぇ今のあなたたちを冒険者としてみたら15レベルってとこかしら」
「それはホントですか!」
ファラン君が聞いてきました、みんなも信じられないみたいね。
「ほんとよ、実戦をしてないってだけ、私が教えた作戦をちゃんとできて、それぞれが役割をこなせば勝てなくはないわ、そうすればっね」
この先は言わなくても分かるわよね、そうレベルが上がるのよ、今この子たちは4レベルから6レベルなの、この実技試験が終わった時、きっとみんな相当レベルを上げて帰って来るわ。
だって普通に上げるんじゃないんだもの、そうすれば次の授業の時更に上の授業が出来るわ。
「残りの時間を役割分担とかに使いなさい」
「分かりましたわ、でもこのテントとマジックバッグはどういった用途ですの?」
「テントは特別な物だから秘密にしたいのよ、マジックバッグは倒したモンスターを入れて置くためね」
せっかく討伐したんだもの、放置はもったいないわよね、私がしっかりと使ってあげるわ。
テントは中が凄く広くなってる物なの、どうなってるのかよく分からなかったけど魔法で何かしてるのね、今度調べておくわ。
そう言えば映画でそう言ったテントを使ってるのがあったわね。
それからしばらくは実技試験のための授業をして過ごしました、テントの件はみんなに質問されたけど、広くなっているとだけ言っておいたわ、もちろん結界も張るのよあのテント。
《そして試験日》
「ここがあなた達の行動範囲よ、しっかり頑張りなさい」
「「「「はいケティー先生」」」」
みんなが私に挨拶をして森に入って行きました、ある指輪を付けてね・・・そして私は今イビルディア先生に抱っこされています、挨拶の時だけでも離してほしかったわ。
「イビルディア先生が来るとは思いませんでしたよ」
「私はあなたの教育を任されてるのです、来ないわけないでしょ、さぁこっちでお茶でもしましょ」
イビルディア先生の魔法でテーブルとかが浮いて来て、私たちはそれに座ってお茶をしながら時間を潰しました。
ちなみにモンスターとかは来ないように魔道具でシールドを張っているそうです、あのテントと同じですね。
【所持DP】
5兆148億5120万315P
【D P収入】
冒険者
700万P
吸収率7倍効果
700万P⇒4900万P
8日分
3億9200万P
ベルズの村
4500万P
吸収率7倍効果
4500万P⇒3億1500万P
8日
25億2000万P
兵士
8億P
村
1億P
街
5億P
仮街1
8億P
仮街2
2億P
吸収率7倍効果
24億P⇒168億P
8日分
1344億P
【DP使用】
レアガチャ
4億P
ガチャ
4億P
その他
3億P
【残りDP】
5兆1510億6320万315P
どうもマコッチです、私は今あることをベルティーナに教えて貰いました。
『いえマコッチの役にたててよかったわ、また何かあったら言ってください』
『ええありがと、またよろしくね』
通信を切って私は少しため息をつきたくなりました。
『どうしたのマコッチ?』
「スイちゃん、どうやらまた厄介ごとみたい」
私はスイちゃんたちにベルティーナから聞いたあることを教えました。
『じゃあアルテスたちといるあのお姫様たちは中立国から逃げてきたの?』
「ええ、それもまだ私がラットたちを向かわせてないところのようなの」
西の中立国は細かく分かれてるの、それを集めている中央国があって、エントロス国とか他の国はフリーティアって中央国を代表して呼んでるみたいなのよ。
エントロス国に隣接してるし距離的には近かったんだけど、中立国だからノーマークだったのよね、前の試験官の時もそうだったけど。
『ふぅ~ん・・・で、向こうで権力争いが起こっていると』
「そうなの、こっちには誰も来てないみたいだから、そこは良かったわ」
普通は追跡してくる者がいると思うんだけどいないのよね、もしかしたらイリムはあまり重要視されてないのかもしれないわ。
『じゃあこのままにするの?』
「まぁそうね、あの子たちが冒険者としてやっていきたいって言ってるしさ」
国に戻るって言い出したらまた考えるわ。
今はこっちの方が大切よ。
《学園のケティー》
「ケティー先生やりましたわ、全員満点合格ですわよ」
「すごいわ!みんな頑張ったのね」
カルミラが笑顔で言って来ました、そうなのよ!やはりと言いますか、学園の教え子が全員満点を取りました。
「そりゃーご褒美が待ってるんだ、当然だぜ、なぁファラン」
「はい!この日が待ち遠しかったですよ」
試験は2日前に終わり、発表が今日だったんです。
まぁ学園に着いた時、すごい騒ぎになっていましたから分かりましたけどね、どうやら全員が満点なんて初めてだそうよ。
「じゃあ私からのご褒美と、次の実技試験用にプレゼントを渡しますね」
それぞれ要望していた物を受け取り、更にみんなに初級のマジックバッグを渡しました。
初級のマジックバッグは10種類までしか入れられなくてその個数も99個が限界なの、今回の試験では大量に入れられる物は要らないから今回はこれを用意したわ。
「ケティー先生、中身がテントってなってますわ、どうしてわざわざマジックバッグに入れましたの?」
「ふっふっふ、それはね隠蔽する為です、皆さん実技試験の内容は知っていますね」
みんな頷いています、まぁ内容って言っても2日間森にいるだけなんですよ、いるだけってつまらないでしょ。
だから私は色々考えています、そう色々ね。
「よろしい、では私からあなた達にクエストを出します」
私は紙を配りみんなが中身を読んで固まっていますね。
「分かりましたね、しっかり達成してください、そうすれば報酬は払います」
「で、でも私たちは学生です、モンスターを討伐するなんて・・・」
紙にはモンスターを討伐しなさいって書いてあります、報酬はお金ね、これは商人の子供と下級貴族の子たちの為なの、資金を少しでも渡したいのよ。
代表して少し離れた子が震えながら言ってきました、あの子は確かどこかの商会の子ね、シルビアって子だったかしら?他の子たちも何人かは怖がってますね。
当日は私の暗殺ピエロを一組に2体付ける予定なの、だから危険はありませんよ、それを言うわけにはいかないけどね。
「あそこにはラビットやゴブリンが主流だけど、それよりも強力なオークがいるって話だものね、でもみんながちゃんと連携を取って戦えば、オーク位倒せるわよ」
私の言葉にみんなが驚いています、みんな気付いてないのね。
「称号やスキルで上がった数値はステータスに出ないもんね・・・そうねぇ今のあなたたちを冒険者としてみたら15レベルってとこかしら」
「それはホントですか!」
ファラン君が聞いてきました、みんなも信じられないみたいね。
「ほんとよ、実戦をしてないってだけ、私が教えた作戦をちゃんとできて、それぞれが役割をこなせば勝てなくはないわ、そうすればっね」
この先は言わなくても分かるわよね、そうレベルが上がるのよ、今この子たちは4レベルから6レベルなの、この実技試験が終わった時、きっとみんな相当レベルを上げて帰って来るわ。
だって普通に上げるんじゃないんだもの、そうすれば次の授業の時更に上の授業が出来るわ。
「残りの時間を役割分担とかに使いなさい」
「分かりましたわ、でもこのテントとマジックバッグはどういった用途ですの?」
「テントは特別な物だから秘密にしたいのよ、マジックバッグは倒したモンスターを入れて置くためね」
せっかく討伐したんだもの、放置はもったいないわよね、私がしっかりと使ってあげるわ。
テントは中が凄く広くなってる物なの、どうなってるのかよく分からなかったけど魔法で何かしてるのね、今度調べておくわ。
そう言えば映画でそう言ったテントを使ってるのがあったわね。
それからしばらくは実技試験のための授業をして過ごしました、テントの件はみんなに質問されたけど、広くなっているとだけ言っておいたわ、もちろん結界も張るのよあのテント。
《そして試験日》
「ここがあなた達の行動範囲よ、しっかり頑張りなさい」
「「「「はいケティー先生」」」」
みんなが私に挨拶をして森に入って行きました、ある指輪を付けてね・・・そして私は今イビルディア先生に抱っこされています、挨拶の時だけでも離してほしかったわ。
「イビルディア先生が来るとは思いませんでしたよ」
「私はあなたの教育を任されてるのです、来ないわけないでしょ、さぁこっちでお茶でもしましょ」
イビルディア先生の魔法でテーブルとかが浮いて来て、私たちはそれに座ってお茶をしながら時間を潰しました。
ちなみにモンスターとかは来ないように魔道具でシールドを張っているそうです、あのテントと同じですね。
【所持DP】
5兆148億5120万315P
【D P収入】
冒険者
700万P
吸収率7倍効果
700万P⇒4900万P
8日分
3億9200万P
ベルズの村
4500万P
吸収率7倍効果
4500万P⇒3億1500万P
8日
25億2000万P
兵士
8億P
村
1億P
街
5億P
仮街1
8億P
仮街2
2億P
吸収率7倍効果
24億P⇒168億P
8日分
1344億P
【DP使用】
レアガチャ
4億P
ガチャ
4億P
その他
3億P
【残りDP】
5兆1510億6320万315P
応援ありがとうございます!
2
お気に入りに追加
3,152
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる