僕たちはウインクができない

 記憶を情報として自由に扱うことができるようになった近未来。

 僕、鎌倉八雲は、不慮の事故によって脳死状態になり、僕の記憶を移植した僕のガールフレンド、沙慈麻梨?の脳の中で生きるようになった。
 同じ脳を使う僕たちはあらゆる感覚をシェアするようになったが、唯一、視覚だけは上手に共有できない。僕たちは見つめ合うことができないのだ。解決方法はただ一つ、お互いに逆の目でウインクすればいいのだけれど、ここで僕たちは大きな問題に直面する。

 僕たちは上手にウインクができない。

※本作は小説家になろう、カクヨムでも公開しています。
※アルファポリスではまりあの「あ」の字が表示できないようなので、小説のアイコンにしてみました。アルファベットのYのような漢字です。
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