隣国の王子に溺愛されてしまったので、今さら復縁を迫られても困ります
「君のような退屈な女とは、もうやっていけない」――婚約者のアルベルト様は、華やかな大公令嬢と私を天秤にかけ、一方的に婚約を破棄した。
社交界の笑いものになり、屋敷からも追い出された私を、誰も助けてはくれない……そう思っていた。
でも、旅の途中で偶然助けた青年が、まさかの隣国の第二王子だったなんて!
「君の聡明さが、私には眩しい」と、彼は私を優しく庇護し、私は新たな人生を手に入れる。
数年後、外交の場で再会した元婚約者は、全てを失い、私の前で跪く。
「もう一度やり直してほしい」ですって? ――今さら言われても、もう遅いんです。
どうぞ、ご勝手に破滅してくださいませ。
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