廃棄物でごめんね

人として最低の人生を送った俺が死んだ。
俺の前には神が現れ「辛苦に耐え良く命を全うした」と言われ俺は神に生まれ変わった。
しかしおかしい、たぶん神になった俺は俺じゃない。
じゃあ今の俺は何かというと最低の人生を送って悔しい思いや恨みごとが詰まった負の感情と神の体になれず不要になった人の体からなる廃棄物だった。
そして神になった俺が居なくなると、俺を神にした奴は衝撃の一言を放つ。
「あ~面白かった、またやろう」、そうか此奴が俺にこんなひどい人生を送ることを強いたのだ。

そんな言葉に殺意を抱いたものの、俺は何もできなかった。
廃棄物である状況を呪いながら消え去ることを受け入れるしかなかった。

「あいつに復習を!!」

そう心に望んだとき、何かがその思いに答えるのだった。

廃棄物の復習の話が始まる。
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