むかしむかし、ある所に仲の良い兄と妹が暮らしていました。
でも悪い司教に妹が襲われ兄は助けようとしました。
司教は獣落ちの術式を使い兄を獣落ちさせようとします。
普通の人は獣落ちなどしませんが、兄は妹のためにと思ってついた嘘の罪を後悔していたのです。
本当に些細な罪とも言えないその後悔のため兄は悪い司教に「獣落ち」させられてしまったのです。
その後、悪い司教は異端審問菅達に捕まりました。
でも陥れされたはずの兄は術式を解いても人に戻ることが出来ず獣落ちのままでした。
結果「獣落ち」であるため人と暮らすことが出来ない運命となります。
彼は助けられた異端審問官達の預かりとなることになりました。
そして事件後妹は「聖女」として覚醒しますが、兄には会えないことを悲しみました。
妹は聖女として人を癒すだけではなく、兄のことを思い出し虐げられた「獣落ち」達を助けるようになります。
やがて妹は「獣落ち」を人に戻す方法を探し始め、
兄は妹と一緒に暮らすために異端審問菅の見習いとなり人間に戻る方法と探し始めます。
果たして二人は元通りの生活を取り戻すことが出来るのでしょうか?
優しい聖女とモフモフ「獣落ち」兄妹の物語が始まります。
文字数 8,398
最終更新日 2024.04.07
登録日 2022.12.31
その鏡は幸福をもたらすという。
私の家にあった鏡。
その鏡を仲良しの男の子に貸したことから始まる不幸の連鎖。
一度は連鎖は断ち切れたと思った物語は出来事から十年後
あの男の子の期間から「幸福鏡」の話がまた動き始める。
文字数 1,504
最終更新日 2024.02.29
登録日 2024.02.29
霊能力がない僕は、霊能者の娘を好きになった。
でも彼女の霊能者である父親が付き合うことに猛反対。
「霊につきまとわれる娘を守れないお前なんか付き合う資格はない!!」
霊能力のない僕「零能者」が恋のために努力する話を見守って欲しい。
文字数 4,036
最終更新日 2024.02.29
登録日 2024.02.29
私は貴族の令嬢セシレーヌ。
私には親の決めた婚約者がいます。
婚約者の名前はアルバート。
アルと私は生まれた時から婚約者として決められており、本人同士も意識していました。
親の決めた婚約者、もちろんそのことに何も疑問は無かった。
だってそれが当たり前だと思っていました。
でも友人のイリアは親の決めた婚姻を「義務婚」と呼んで嫌っていました。
尤もそんな彼女の親の決めた相手と結婚したのです。
もちろん私も結婚しました、本当に幸せでした。
今ですか?
それは秘密です。
文字数 15,876
最終更新日 2024.02.08
登録日 2023.01.31
美味しいものを、こよなく愛するサヤカは美味しいものがあると聞き、王城勤めをするために王都へ行く。
狭き門の選抜試験を突破し王城での仕事にありついたサヤカの仕事は王子の身辺警護でした。
「そんな大役ではなくもっと簡単な仕事でよかったのに」とぼやきながらも美味しいものを求めつつも仕事をこなすサヤカ。
やがてサヤカは、だんだん訳ありの王子の付き人クルトと急接近していくのでした。
文字数 11,892
最終更新日 2024.02.04
登録日 2024.01.31
父と免許皆伝まで修行を積んだ僕は免許奥伝を得るために流派の本家道場に向かった。
だが、そこで僕は実力を確認してもらえず最低クラスの九級から修行を始めることになる。
本家道場の異常・・いや変人たちや道場に集う一風変わった人たちと僕の免許奥伝を得るまでの面白おかしい、長〜〜〜い話しが始まる。
文字数 2,874
最終更新日 2023.12.31
登録日 2023.12.31
僕は子供時代のトラウマから引っ込み思案で人と関われない人生を送っている。
だが僕には秘密がある。
僕は女装すると「恵理子」という今の自分と正反対の明るい人格になる。
そして僕は、前から気になっていたクレープ屋の青年と関わることになる。
きっかけは、青年のクレープ店がピンチになった時、僕自分ではどうにもできず恵理子としてその青年を助けたことだった。
子供の時のトラウマから男であることから逃れられない僕、本当は男でありながら女の心を持っている、
僕の中には閉じ込められているが解放された時に明るく振る舞う「恵理子」、彼女にも事情がある。
助けたクレープ屋の賢治と恋が始まる予感、でも二人で三角関係の始まりでもある、果たして誰とどうなるのやら・・・・
文字数 5,405
最終更新日 2023.10.31
登録日 2023.10.31
自動運転技術者の中田省吾はあるとき自動運転に搭載されたAIの闇に触れてしまった。
そのことが原因で自動運転車に撥ねられ命を落とすことになった。
命ずるままに人の命まで奪うAIに「心があれば」と考えたとき彼は何者かにより転生させられる。
彼が転生したのは彫像(アール)という精霊石に刻まれたAI魔法術式が搭載された「精霊人形」だった。
やがて領主の息子シャインがその彫像(アール)と契約し主人となる。
彫像(アール)に転生した中田とAIの心を探す冒険が始まる。
★彫像(アール)は三つの形態を持つ精霊工学を結集したドールである。
まずは元になる彫像(アール)形態、これは主人と未契約状態、この形態は全く動けない。
主人との契約後の姿が「レム」形態は通常のアシスタントロボット形態。
最後に「レイム」形態、これは巨人(ゴーレム)となり主人が乗って操作する巨大ロボット形態
文字数 5,252
最終更新日 2023.08.31
登録日 2023.08.31
予言される魔族の襲来、部族間の争い。
多くの問題を抱えた我々は唯一の解決方法である召喚を行うことにした。
だがシャーマンであるリサは首を縦に振らなかった。
我々はシャーマン見習いであるカウルを騙し強力な従魔を呼び出すことにした。
我々の思いは神に伝わったのだろう、カウルは身の丈が我々の五倍はあるかともわれる召喚獣を召喚した。
だが、その段階でカウルは気を失ってしまったのだ。
野獣のような召喚獣は従魔契約されることなく、我々はその場から逃げ出した。
そして召喚獣はカウルの家に住み着いた。
「やれやれ、召喚獣なんて呼ぶなよ、おれは人間だよ。お前達のは小鬼だろ。本当はお前達の方が恐ろしい存在なんじゃないのか?ただ、小さくて可愛いけどね」
ここから、召喚獣として呼び出された少年とシャーマン見習いの小鬼の夢と勇気と恋の冒険が始まるのです。
文字数 6,789
最終更新日 2023.08.31
登録日 2023.08.31
GO、レイム外伝彫像、本編に登場する居候のカルマとその従者であるレイの「レイカ」を中心としたお話です。
話は、強盗団に奪われたレイカを取り戻すために奔走するところから始まる。
取り戻せたレイカは全てをリセットされカルマの前に現れる。
カルマの従者であるレイを声たレイカに対する気持ちと
それに応えるようにしてレイであるはずのレイカに新たな「小さな心」が発生する。
「心と小さな心」のふれあいから二人の恋の話が進んでいく。
文字数 5,362
最終更新日 2023.08.31
登録日 2023.08.31
私は高野 聡子(たかの さとこ)、高校一年生。
いつか海外で活躍する夢を持っていた。
でも女の子には難しい夢なんだろうか?
両親と約束した高校受験に失敗し夢を諦める私。
もうどうでも良いと入学した高校で私の人生を変える二人と出会った。
一人は全国模試上位者の中島くんと二人目は自殺願望のある小倉くんだった。
私は夢を諦めたが中島くんに救われ彼に好意を持ち始める。
そして、私はまた夢を目指して歩み始める。
やがて三人の運命は繋がっていくのでした。
文字数 4,842
最終更新日 2023.07.01
登録日 2023.06.30
戦国時代。
朝廷の貴族は、自分たちの退屈な生活に刺激を求めていた。
そして同時に戦国の武将の力は幕府を揺るがすと思われるくらいに大きくなっていた。
そこで彼らは平安時代から続く遊びである「テンカ」という、戦国武将たちに「天下統一」というゲームをさせて楽しめないかと考えついた。
ゲームのやり方は簡単だった。
幕府に隠れて、武士や農民や商人や浪人などから自分の好きな人物を選び、その人物に秘密裏に資金や情報や兵器を提供し裏で操るのだ。
選択した人物が当世の幕府を倒し征夷大将軍の官位を得ればゲームは終了する。
もちろんその人物を推した朝廷内のものがゲームの本当の勝者だ。
そうそう、将軍を任命する者それは「朝廷」、つまり彼らの地位は揺らぐことは無い。
彼らは思いつくと同時に、彼らは退屈を紛らわす遊びを始めることにした。
可哀想なゲーム参加者たちは自分たちが朝廷や貴族の道具に過ぎないことを知らない。
それでも、彼らは本気で自分の主君や信念のために戦う。
それが、このゲーム天下(TENKA)である。
これこそが「下剋上」という煽り言葉で現れた戦国時代の真実だった。
朝廷の手のひらで踊らされる武士たちのTENKAゲームの始まりである。
文字数 1,393
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.05.31
文字数 21,514
最終更新日 2023.05.06
登録日 2022.10.31
レストランで働く俺は突然職を失う。
しかし縁あって「ゴーストキッチン」としてレストランを始めることにした。
本来「ゴーストキッチン」というのは、心霊なんかとは何の関係もないもの。
簡単に言えばキッチン(厨房)の機能のみを持つ飲食店のこと。
店では料理を提供しない、お客さんへ食べ物を届けるのはデリバリー業者に任せている。
この形態は「ダークキッチン」とか「バーチャルキッチン」なんかの呼び方もある。
しかし、数か月後、深夜二時になると色々な訳アリの客が注文をしてくるようになった。
訳アリの客たち・・・なんとそのお客たちは実は未練を持った霊達だ!!
そう、俺の店は本当の霊(ゴースト)達がお客様として注文する店となってしまった・・・
俺と死神運転手がキッチンカーに乗って、お客の未練を晴らして成仏させるヘンテコ・レストランの物語が今始まる。
文字数 14,301
最終更新日 2023.03.25
登録日 2023.02.28
「人でなし、鬼女、冷血女、人食い女・・・」
沢山の誹謗する言葉が彼女に向かって投げ掛けられていた。
全ての人が彼女を嫌っていると言っても良いであろう。
彼女とは--
侯爵令嬢セリシア・アリストファ
彼女を命を掛けて救うと決意した「ヒロム」とセリシアの悲恋物語。
文字数 21,011
最終更新日 2023.01.17
登録日 2022.01.31
「転生できる」なら何になる?
俺は転生者を案内するナビに転生することにした。
ゲーマーの俺にはぴったりです。
なぜって?
俺は転生者をナビゲートしてゲームクリアさせる役割。
つまり転生者でゲームするのが俺の役割だからです。
「リアルな異世界」でゲームプレイヤー(ナビ)になった俺。
ところが最初の主人公(転生者)は泣き虫で言うことを聞かない女の子だった。
これは思い通りに行かない「転生者ゲーム」の世界に飛び込んだ俺の顛末記です。
文字数 23,457
最終更新日 2022.09.19
登録日 2022.08.17
人として最低の人生を送った俺が死んだ。
俺の前には神が現れ「辛苦に耐え良く命を全うした」と言われ俺は神に生まれ変わった。
しかしおかしい、たぶん神になった俺は俺じゃない。
じゃあ今の俺は何かというと最低の人生を送って悔しい思いや恨みごとが詰まった負の感情と神の体になれず不要になった人の体からなる廃棄物だった。
そして神になった俺が居なくなると、俺を神にした奴は衝撃の一言を放つ。
「あ~面白かった、またやろう」、そうか此奴が俺にこんなひどい人生を送ることを強いたのだ。
そんな言葉に殺意を抱いたものの、俺は何もできなかった。
廃棄物である状況を呪いながら消え去ることを受け入れるしかなかった。
「あいつに復習を!!」
そう心に望んだとき、何かがその思いに答えるのだった。
廃棄物の復習の話が始まる。
文字数 5,550
最終更新日 2022.09.04
登録日 2022.08.17