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ドスケベおじさんと!
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アスランはなんか気持ちよくて目覚めた。性的な気持ちよさである。
目を開けて何気なく布団を見れば、布団がもっこり盛り上がっていた。
アスランがバッと布団を剥ぎとると、厳つい顔立ちのおっさんが、勃起したアスランのペニスを頬張っていた。
「……何してんすか」
「ぷはっ。ちんこ舐めてる」
「なんで!?」
「勃ってたから?」
「朝勃ちです!」
「知ってる。だが、そこに勃起したペニスがあったら舐めるだろ。普通」
「普通舐めません」
「まぁまぁ。んーー」
「あっ、ちょっ、まっ、あ、あーーっ!」
アスランは、巧み過ぎて、もはや匠のレベルにまで達しているおっさんジェミルの口技に一瞬で敗北し、朝っぱらからジェミルの口内に精液をぶち撒けた。ご丁寧にちゅーっと射精しているペニスの尿道口を吸われ、残さず精液を吸い取って飲み込まれた。
ジェミルが完全に萎えたアスランのペニスから口を離し、自分の唇を舐めて、アスランのペニスに向かって合掌した。
「ご馳走さん」
「はぁ、はぁ、アンタ阿呆ですか」
「生意気言うと、もう一発かますぞ」
「生言ってすんませんでしたぁぁぁぁ!!」
朝っぱらから二発はキツい。アスランは叫びながら、しゅぱっと起き上がり、ジェミルに向かって土下座した。
同僚がドスケベ過ぎてヤバい。アスランは朝っぱらから溜め息を連発しながら、のろのろとシャワーを浴びに行った。
アスランとジェミルは、魔術協会に所属している魔物退治専門の魔術師である。
ジェミルとバディを組んで、もう5年になる。その間に何回ジェミルに食われたか、数え切れない。
ジェミルはもう40を超えているのに、性的な意味でも元気だ。特に強い魔物との戦闘があった後は、ほぼ確実に襲われる。アスランは男は無理だった筈なのだが、何度も何度もジェミルに襲われ、搾り取られまくった結果、ジェミルにだけは何がなくともペニスが反応するようになってしまった。俺は汚れちまったよ。母ちゃん……。遠い故郷の町にいる母にそんなことを呟きながら、アスランはシャワーを浴びて、眠気を完全に飛ばした。
アスランが泊まっている部屋に戻ると、身支度を整えたジェミルがいた。動きやすい装備の上から黒いローブを羽織り、手には長い杖を持っている。杖は魔術師の証であり、魔術の補助的な役割をするものなのだが、ジェミル限定で、それは単なる鈍器になる。特注の杖は特殊な金属製で、重いし硬く、ワーウルフの頭くらいなら、簡単に叩き潰せるというおっかない鈍器である。ジェミルが杖を魔術の補助に使っているところを見たことがない。ジェミルは毎日筋トレをかかさないので、筋肉質でムッキムキな身体をしている。顔立ちは厳つく、魔術師というより、騎士を名乗った方がいいと思う。隙あらば性的に襲ってくるドスケベおじさんだけど。
ジェミルが長い濃いめの赤毛を雑に一本の三つ編みに結い、だらしない無精髭だらけの顎を掻きながら、大きな欠伸をした。
深い緑色の瞳が、真っ直ぐにアスランを見た。
「協会から連絡がきたぞ。今度はグール退治だ。山ん中の小さな村がまるごとグールの住処になってんだと」
「吸血鬼の仕業ですか?」
「だろうな。大方、食い散らかして、そのまま放置してんだろ。吸血鬼も出てくるかもしれん。そのつもりでいろよ」
「了解です」
アスランはまだ魔物退治専門の魔術師になって5年しか経っていない。20歳で魔術師になると同時に魔術協会に入り、ベテランのジェミルとバディを組むことになった。そして、ジェミルに鍛えられながら、ジェミルに性的に食われまくる日々を送っている。
アスランは長い淡い金髪を手早く一つの三つ編みにすると、服のあちこちに仕込んでいる装備を確認してから、ローブを羽織った。アスランの杖は普通の杖である。魔力伝導率が高い特別な木でできている。金属になると、魔力伝導率が下がり、あんまり補助としての役割を果たさない。保有魔力が馬鹿みたいに大きければ話は別だ。保有魔力が大きいと、普通の木製の杖じゃ、杖の方が魔力に耐えきれなくなって壊れてしまう。金属製の杖を持つ者は、それだけ魔力が大きいことを示している。ジェミルも保有魔力が馬鹿みたいに大きい。だからといって、他の金属製の杖を持つ者は、杖を鈍器としては使っていないが。
目的地のグールの村まで、約10日はかかる。途中で泊まれるような町や村などは無いので、野営の準備も整えなければ。
アスランはジャミルと宿の部屋を出て、必要なものを揃えに買い出しに出かけた。
-----
グールを一掃し、ついでにやって来た吸血鬼を退治すると、アスランはボロボロになった身体を引き摺るようにして、ジェミルと一緒に一番近い町の宿に向かった。
疲れ過ぎて吐きそうな勢いで疲れた。魔力もかなり消耗したし、グールを退治し終えないうちに吸血鬼が現れたせいで、かなりの難戦になった。そもそもグール数十人と吸血鬼1人対魔術師2人というのがおかしい気がする。魔術協会に苦情を言いたいレベルだが、悲しいかな、単なる雇われ半人前魔術師では、そんなことはできない。
疲れている筈なのに、余裕な顔で煙草を吸っているジェミルが、宿に入るなり、床にべちゃっと崩れ落ちたアスランを眺めて、呆れた顔をした。
「情けねぇなぁ。あの程度で」
「いやいやいや。あの数のグールだけでもキツいのに吸血鬼まで出てきたじゃないですか。キッツいですよ」
「おめぇもまだまだだな」
「うぅ……俺にもっと魔力があれば……」
「魔力の量より魔術の精度を上げろ。魔力量はお前の歳じゃ大して上がらん。それより魔術の精度を上げて、最小限の魔力で最大限の効果が出るようにしろ。それだけのこった」
「簡単に言わないでくださいよー。それが難しいんですー」
「まぁ、頑張れ」
「はい」
「つーことで、風呂入ったら一発ヤるぞー」
「元気過ぎませんっ!?」
「鍛えてるからな。お前、もうちょい身体も鍛えろ」
「ジェミルさんが鍛え過ぎなだけの気がします」
「俺の肉体美に興奮しやがれ」
「えぇ……」
ジェミルが吸い終わった煙草を灰皿に押しつけて火を消すと、クックッと笑って、風呂場へと消えていった。
アスランはのろのろと起き上がり、とりあえず魔力回復薬を飲んだ。腹が減りすぎてヤバい。アスランは切ない音を出している薄い腹を擦り、自分の鞄を漁って、干した杏を取り出した。食べられるものが今はこれしかない。町に着いたのが遅い時間だったので、食堂はもう閉まっていた。朝まで空きっ腹を抱えなきゃいけないかと思うと溜め息が出てしまう。
アスランが干した杏をチビチビ食べていると、全裸のジェミルが風呂から出てきた。胸毛も生えたむっきり盛り上がった胸筋に、バッキバキに割れた腹筋、腹毛と繋がっている陰毛の下には、アスランのものよりデカいペニスがぶら下がっている。ペニスがデカ過ぎて女相手じゃ中々入らないから、男に抱かれるようになったのだとか。それくらいジェミルのペニスはめちゃくちゃデカい。太ましい筋肉質な毛だらけの太腿や引き締まった脹脛は、本当に魔術師とは思えないくらい鍛えられている。
アスランはジェミルに猫のように首根っこを掴まれて、風呂場に放り込まれた。
アスランだって、一応身体を鍛えている。それでも筋肉がつきにくい体質なので、引き締まってはいるがムキムキではない。ジェミルのような肉体派魔術師にはなれないと思うので、ひたすら魔術の腕を磨くしかない。
まだまだ半人前だなぁと反省しながら、アスランはシャワーを浴びて、汚れた身体をキレイにした。
風呂場から出ると、ジェミルが全裸のままベッドに寝転がり、煙草を吸っていた。
「ジェミルさん。寝煙草は危ないからやめてくださいっていつも言ってるでしょー。火事になったらどうするんですか」
「はん。そんなヘマするかよ。それよりさっさとちんこ出せや。なんで服着てんだよ」
「普通の人は風呂から出たら服を着ます」
「どうせ脱ぐだろ」
「マジでヤるんですかぁ。俺腹ぺこ過ぎてヤバいんですけど。あと眠いです」
「はっはっは!俺も腹ぺこだ」
「違う意味の腹ぺこ……」
「アスラン」
「はい」
「とっとと来い」
「……はぁい」
アスランは溜め息一つで諦めて、のろのろと着たばかりの服を脱ぎ始めた。吸血鬼との戦闘は殆どジェミル1人でやっていた。吸血鬼を殺したのもジェミルである。戦闘で気が昂っているのだろう。ここは大人しく人間ディルドになるしかない。アスランも多少気が昂っている。本当は女の柔らかいおっぱいに顔を埋めたいが、雄臭い胸毛だらけの雄っぱいに顔を埋めるしかない。
アスランがベッドに上がると、ジェミルが吸っていた煙草を灰皿に押しつけて火を消し、舌なめずりをしながら、アスランの身体を押し倒して、アスランの顔を跨いだ。自分で肉厚の尻肉を両手で開き、ジェミルが腰を下ろした。すぐ目の前にジェミルの縦割れのぷっくりとした赤黒いアナルがある。アナルの周りには、まばらに縮れた毛が生えている。
見慣れたアナルだが、気が昂っている今はいつもよりいやらしく見える。
「舐めろ」
「はい」
「はっ……あぁ……いいぜ。もっとだ」
「んー」
アスランは毛が生えたぶっといジェミルの太腿を掴んで更に腰を下げさせると、既にひくひくしているジェミルのアナルに舌を這わせた。アナルの皺の隙間をなぞるように丁寧に1枚1枚アナルの皺を舐め、くぽくぽしているアナルの入り口をチロチロと舐める。気持ちよさそうなジェミルの声が上から降ってくる。
直腸に浄化魔術をかけてあるから、舐めても問題ない。部屋にはジェミルが防音魔術をかけている。心配しなきゃいけないのは、年季の入ったベッドが壊れないかということくらいだ。
アナル周りの毛ごと、べろりべろりとアナルの表面を舐め回し、ひくひくといやらしく収縮しているアナルの中に舌を突っ込む。括約筋がきゅっとアスランの舌を締めつけてくる。ジェミルはド淫乱で隙あらばアスランを襲ってくるのに、アナルの締まりは最高にいい。身体を鍛えているからだろうか。
ぬこぬこと舌を抜き差しして、アナルの中も外も舐め回しながらそんなことを考えていると、ジェミルが腰を浮かせた。
水の魔術で粘度の高いぬるぬるの液体を手に出して、ジェミルのひくつくアナルに指を2本揃えて突っ込む。ジェミルのアナルは2本くらいならいきなり挿れても余裕である。
ジェミルが腰をくねらせて、勃起したズル剥けペニスをアスランの唇に押しつけてきた。アスランが口を大きく開けば、そのまま太い亀頭がアスランの口の中に入ってくる。まるで口を犯されるかのように、ジェミルが腰をゆるく振り始めた。アスランはジェミルの亀頭に舌を這わせながら、すっかり覚えてしまっているジェミルの前立腺へと指を伸ばし、2本の指で痼のような前立腺を挟んで、くにくにと弄り始めた。ジェミルの腰がビクビクッと震え、先走りの味が濃くなる。
「あ゛ーーっ、堪んねぇ、もっとだ、もっとやれ」
「んぅー」
「お゛っ、は、ぁっ!あ゛ーーっ!いいっ!!」
アスランはジェミルに教えられた通りに、ジェミルが好きな前立腺の弄り方をした。指の腹でトントン叩いたり、少し強めにぐりぐりしたり、前立腺を指で挟んでコリコリしたりしていると、ジェミルが低く喘いで、唐突にアスランの口内に精液を吐き出した。濃ゆいジェル状に近い精液が一気にアスランの口内に入ってくる。精液を全部出し切るかのようにゆるゆると腰を振っていたジェミルが、ずぽぉっとアスランの口からペニスを引き抜いた。アスランは、おぇと精液を吐き出した。
ジェミルのペニスは射精した筈なのに萎えていなかった。角度こそ若いアスラン程ではないが、40代とは思えない性欲の強さである。
ジェミルが舌なめずりをして、自然と勃起しちゃってたアスランのペニスを片手で掴んで、アスランの股間を跨ぎ、自分のひくつく熱いアナルにアスランのペニスの先っぽを押しつけた。
「まだ早くないですか?」
「問題ねぇ。早く欲しいんだよ」
「左様で……う、あ……」
「あ゛ーーーーっ、これこれっ、これだっ!くっそ堪んねぇ」
「ふ、風呂に入ったおっさんみたいな声出さないでくださいっ」
「だははっ!あ゛ーーっ、マジで、お前のちんこ最高っ!神が俺に与えたもうた至高のちんこだな」
「お褒めいただき、どうも。いや、褒められてるのか?」
ジェミルがゆっくりと味わうように腰を下ろしていく。キツい括約筋を通り過ぎれば、熱くてぬるついた柔らかい腸壁にペニスが包まれていく。襞のような所を抜け、肉の壁にペニスの先っぽがぶつかった。まるでペニスの先っぽに吸いつくかのようにジェミルの腹の中の肉がペニスにまとわりついてくる。ぶっちゃけ気持ちよくて堪らない。
にやぁと雄臭い笑みを浮かべたジェミルが、両手を頭の後ろで組み、そのままスクワットをするように身体全体を使ってアナルでアスランのペニスを扱き始めた。
「お゛っ!お゛っ!あ゛ーーっ!ははっ!これだよこれ!堪んねぇ!!」
「はっ、うぁっ、ふっ、ふっ、うーーっ」
激しく身体全体で上下に動くジェミルの馬鹿でかいペニスが、ぶらんぶらんと揺れて、ジェミルの腹やアスランの下腹部にペチペチとぶつかる。アスランも一応巨根の部類に入る。ジェミルに食われるまで童貞だったし、頻繁にジェミルに襲われてるから、他の人間とセックスをしたことがない。
両手を頭の後ろで組んでいたジェミルが、スクワットみたいに動きながら、自分のむっきりとした胸筋の下の方にあるぷっくりと女みたいに肥大した乳首を両手で弄り始めた。きゅっと更にペニスがアナルで締めつけられる。
「はぅっ!」
「あ゛、あ゛、あ゛、ふはっ!くっそいいっ!!」
ぶらんぶらんと勃起したデカちんを揺らしながら、器用にクリクリと自分の乳首を弄っているジェミルがいやらしくて、視覚的な刺激も強い。ついでにアナルが締まってめちゃくちゃ気持ちがいい。
ジェミルがアスランのペニスを根元近くまでアナルで飲み込んで、小刻みに動き始めた。ぐいーっと自分の乳首を引っ張りながら、ジェミルが楽しそうに笑った。
「あ゛ーーっ!いぐっ!ひぐっ!あ゛、あ゛、あ゛ーーーーっ!!」
天井を見上げるようにジェミルが仰け反り、ぶらんぶらん揺れるデカちんから精液を勢いよく飛ばした。熱い精液がアスランの胸元にまで飛んでくる。
ビクビクと身体を震わせているジェミルが、アスランを見下ろし、にたぁと笑った。
「お前が遅漏でよかったよ。もっと俺を楽しませろ」
「ち、遅漏で悪かったですね!?」
「あん?遅漏いいじゃねぇか。長持ちばんざい。そうポンポン出されたら俺が満足するまでもたねえだろうがよ」
「こ、この絶倫ド淫乱親父……」
「あ?」
「はぅっ!ちょっ、締めすぎっ!生言ってすんませんでしたぁぁぁぁ!」
「おら。お前の大好きな乳首でちゅよー?好きなだけ吸いやがれ」
ジェミルがニヤニヤ笑いながら、繋がったまま身体を伏せ、ジェミルの顔に胸毛がもっさり生えた胸筋を押しつけてきた。もさっとした硬めの毛の感触とふかぁとした弾力性のある胸筋に顔が埋まる。悔しいが、癖になる感触である。ぷるんっとした肥大した濃い茶褐色の乳首を口に含んで、ちゅっちゅくちゅくちゅく吸えば、ジェミルが褒めるようにアスランの頭を撫で、アナルできゅっとアスランのペニスを締めつけた。
そのまま、またジェミルが腰を振り始めた。乳首を強く吸うと、唯でさえ締まりがいいアナルが更に締まる。
アスランは膝を立て、乳首をちゅっちゅくちゅくちゅく吸いながら、無我夢中で腰を突き上げ始めた。
「お゛ぅっ!あ゛ぁっ!いいっ!いいぞっ!もっとだ!奥を突きまくれ!!」
「んーー!」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛、あ゛ーーっ!」
二人の腹の間に挟まれたジェミルのデカちんがまた勃起したようで、硬いものが腹に擦れている。
アスランは乳首を交互に吸いながら、肉厚のむっきりしたジェミルの尻肉を両手で掴み、ジェミルの腰を下ろさせるようにジェミルの尻を動かしながら、タイミングを合わせて、ジェミルの奥深くの肉の壁を突きまくった。ズコズコ奥深くの肉の壁を突き上げる度に、ペニスの先っぽに吸いついてくるように中が蠢く。気持ちよくて堪らない。今すぐにでも射精したいが、もう一歩足りない。己の遅漏が憎い。遅漏故に、オナニーでは中々イケず、ジェミルに襲われるまで、ろくに射精をしたことも無かった。
毛の生えた乳輪ごと乳首をじゅーーっと吸い、ぷるんっとした乳首に噛みつけば、ジェミルが吠えるような声を上げて、全身を痙攣するように震わせた。あまりにもキツい締めつけに、やっと限界がきて、アスランはジェミルの奥深くの肉の壁をペニスの先っぽでぐりぐりしながら、精液をぶち撒けた。
ぷはぁと咥えていたジェミルの乳首から口を離し、荒い息を吐いて快感の余韻に浸っていると、ジェミルが伏せていた身体を起こし、後ろ手に両手をついて、再び腰を上下に振り始めた。射精したばかりで敏感なペニスがアナルでキツく扱かれて、アスランは思わず悲鳴じみた声を上げた。
「ちょっ、ちょっ、いっ、いったばっか!!」
「ははっ!知ってらぁ!おらおら。さっさと勃たせろや」
「あーーっ!ちょ、マジむりマジむりぃ!」
「無理とか言いつつ硬くなってきてんぞぉ?」
「くっ……このド淫乱親父!!」
「はっはっは!最高だろうが!」
「あっ、ちょっ、根元は、根元はぁぁぁぁ!」
「おらおらおらぁ!あ゛ーーーーっ!マジで!堪んねぇ!!」
ジェミルが楽しそうに笑いながら小刻みに腰を振り、アスランのペニスの根元あたりを集中的に括約筋で扱いてくる。気持よすぎてヤバい。
ジェミルが楽しそうに喘ぎ、吠えるような声を上げて、ぶらんぶらん揺れている勃起したペニスから、ぷしゃぁぁぁっと潮を吹き出した。
びしゃびしゃとアスランの身体に生温かい透明な液体がかかる。
潮を吹いていても、ジェミルの動きは止まらない。イキながら動くってどんだけド淫乱なんだ。
アスランは金玉の中が空っぽになるんじゃないかってくらい、ジェミルに精液を搾り取られまくった。
完全に燃え尽きて魂が口から出ているような気がするアスランの隣で、ジェミルが胡座をかいて煙草を吸っている。
ふぅーっと細く長く煙を吐き出したジェミルが、ニヤニヤ笑いながら、アスランを見下ろした。
「情けねぇなぁ。この程度で」
「いやいやいやいや。何発出したとおもってるんですか。つーか、アンタマジで化物ですか」
「色情狂なのは認めるところだが」
「それは認めちゃ駄目なやつです」
「細けぇことは気にすんな」
「……前々から思ってたんですけど、アンタ俺のこと好きなんですか?」
「お前のちんこが好き」
「ちんこ単体!?本体は!?」
「あ?まぁ、そこそこ気に入ってはいる?」
「なんで疑問形!?」
「お前のちんこは神が与えたもうた俺専用のちんこだから」
「多分違うと思いますよ!?」
「いやもう、サイズも硬さも持久力もマジで俺好み。もうお前のちんこじゃねぇと満足できねぇわ。俺」
「……反応に困るっ!」
「まぁなんだ。末永くよろしく頼むわ」
「えぇ……なにそのプロポーズみたいなの」
「ぶっは!プロポーズ!?うっけるー」
「えぇ……」
煙草を片手にゲラゲラ笑うジェミルの真意が掴めない。好かれているのか、いないのか。本当にペニスだけが好きなのだろうか。
アスランは疲れきった頭でぼんやりと考えたが、疲れ過ぎていて、まともな思考ができない。眠すぎて本当にヤバい。
ジェミルがクックッと楽しそうに笑いながら、アスランの頭をわしゃわしゃと撫で回した。
「寝ちまえ。寝ちまえ。起きたら飯奢ってやんよ」
「ふぁーい」
アスランが眠りに落ちる瞬間に、唇に柔らかいものが触れた気がした。
それからも2人はバディとして魔物退治に励んでいる。アスランは、相変わらず隙きあらばジェミルに性的に襲われる日々を送っている。
バディを組んで10年近くになると、これはこれでいいかと思うようになってきた。
そろそろジェミルは引退する年齢になる。引退後はどうするのかと聞いたら、『お前を連れて故郷に帰る』と言われた。遠回しなジェミルからのプロポーズに、アスランは素直に頷いた。
ジェミル以外とバディを組む気はない。アスランは早めの引退になるが、2人で田舎町でのんびり暮らすのもありだろう。
いつかジェミルを見送るその日まで、アスランはジェミルの側にいることを選んだ。
2人の暮らしは、たまに喧嘩をしたけど、穏やかで、かけがえのない小さな幸せが沢山あって、アスランは最後は笑ってジェミルを見送った。
(おしまい)
目を開けて何気なく布団を見れば、布団がもっこり盛り上がっていた。
アスランがバッと布団を剥ぎとると、厳つい顔立ちのおっさんが、勃起したアスランのペニスを頬張っていた。
「……何してんすか」
「ぷはっ。ちんこ舐めてる」
「なんで!?」
「勃ってたから?」
「朝勃ちです!」
「知ってる。だが、そこに勃起したペニスがあったら舐めるだろ。普通」
「普通舐めません」
「まぁまぁ。んーー」
「あっ、ちょっ、まっ、あ、あーーっ!」
アスランは、巧み過ぎて、もはや匠のレベルにまで達しているおっさんジェミルの口技に一瞬で敗北し、朝っぱらからジェミルの口内に精液をぶち撒けた。ご丁寧にちゅーっと射精しているペニスの尿道口を吸われ、残さず精液を吸い取って飲み込まれた。
ジェミルが完全に萎えたアスランのペニスから口を離し、自分の唇を舐めて、アスランのペニスに向かって合掌した。
「ご馳走さん」
「はぁ、はぁ、アンタ阿呆ですか」
「生意気言うと、もう一発かますぞ」
「生言ってすんませんでしたぁぁぁぁ!!」
朝っぱらから二発はキツい。アスランは叫びながら、しゅぱっと起き上がり、ジェミルに向かって土下座した。
同僚がドスケベ過ぎてヤバい。アスランは朝っぱらから溜め息を連発しながら、のろのろとシャワーを浴びに行った。
アスランとジェミルは、魔術協会に所属している魔物退治専門の魔術師である。
ジェミルとバディを組んで、もう5年になる。その間に何回ジェミルに食われたか、数え切れない。
ジェミルはもう40を超えているのに、性的な意味でも元気だ。特に強い魔物との戦闘があった後は、ほぼ確実に襲われる。アスランは男は無理だった筈なのだが、何度も何度もジェミルに襲われ、搾り取られまくった結果、ジェミルにだけは何がなくともペニスが反応するようになってしまった。俺は汚れちまったよ。母ちゃん……。遠い故郷の町にいる母にそんなことを呟きながら、アスランはシャワーを浴びて、眠気を完全に飛ばした。
アスランが泊まっている部屋に戻ると、身支度を整えたジェミルがいた。動きやすい装備の上から黒いローブを羽織り、手には長い杖を持っている。杖は魔術師の証であり、魔術の補助的な役割をするものなのだが、ジェミル限定で、それは単なる鈍器になる。特注の杖は特殊な金属製で、重いし硬く、ワーウルフの頭くらいなら、簡単に叩き潰せるというおっかない鈍器である。ジェミルが杖を魔術の補助に使っているところを見たことがない。ジェミルは毎日筋トレをかかさないので、筋肉質でムッキムキな身体をしている。顔立ちは厳つく、魔術師というより、騎士を名乗った方がいいと思う。隙あらば性的に襲ってくるドスケベおじさんだけど。
ジェミルが長い濃いめの赤毛を雑に一本の三つ編みに結い、だらしない無精髭だらけの顎を掻きながら、大きな欠伸をした。
深い緑色の瞳が、真っ直ぐにアスランを見た。
「協会から連絡がきたぞ。今度はグール退治だ。山ん中の小さな村がまるごとグールの住処になってんだと」
「吸血鬼の仕業ですか?」
「だろうな。大方、食い散らかして、そのまま放置してんだろ。吸血鬼も出てくるかもしれん。そのつもりでいろよ」
「了解です」
アスランはまだ魔物退治専門の魔術師になって5年しか経っていない。20歳で魔術師になると同時に魔術協会に入り、ベテランのジェミルとバディを組むことになった。そして、ジェミルに鍛えられながら、ジェミルに性的に食われまくる日々を送っている。
アスランは長い淡い金髪を手早く一つの三つ編みにすると、服のあちこちに仕込んでいる装備を確認してから、ローブを羽織った。アスランの杖は普通の杖である。魔力伝導率が高い特別な木でできている。金属になると、魔力伝導率が下がり、あんまり補助としての役割を果たさない。保有魔力が馬鹿みたいに大きければ話は別だ。保有魔力が大きいと、普通の木製の杖じゃ、杖の方が魔力に耐えきれなくなって壊れてしまう。金属製の杖を持つ者は、それだけ魔力が大きいことを示している。ジェミルも保有魔力が馬鹿みたいに大きい。だからといって、他の金属製の杖を持つ者は、杖を鈍器としては使っていないが。
目的地のグールの村まで、約10日はかかる。途中で泊まれるような町や村などは無いので、野営の準備も整えなければ。
アスランはジャミルと宿の部屋を出て、必要なものを揃えに買い出しに出かけた。
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グールを一掃し、ついでにやって来た吸血鬼を退治すると、アスランはボロボロになった身体を引き摺るようにして、ジェミルと一緒に一番近い町の宿に向かった。
疲れ過ぎて吐きそうな勢いで疲れた。魔力もかなり消耗したし、グールを退治し終えないうちに吸血鬼が現れたせいで、かなりの難戦になった。そもそもグール数十人と吸血鬼1人対魔術師2人というのがおかしい気がする。魔術協会に苦情を言いたいレベルだが、悲しいかな、単なる雇われ半人前魔術師では、そんなことはできない。
疲れている筈なのに、余裕な顔で煙草を吸っているジェミルが、宿に入るなり、床にべちゃっと崩れ落ちたアスランを眺めて、呆れた顔をした。
「情けねぇなぁ。あの程度で」
「いやいやいや。あの数のグールだけでもキツいのに吸血鬼まで出てきたじゃないですか。キッツいですよ」
「おめぇもまだまだだな」
「うぅ……俺にもっと魔力があれば……」
「魔力の量より魔術の精度を上げろ。魔力量はお前の歳じゃ大して上がらん。それより魔術の精度を上げて、最小限の魔力で最大限の効果が出るようにしろ。それだけのこった」
「簡単に言わないでくださいよー。それが難しいんですー」
「まぁ、頑張れ」
「はい」
「つーことで、風呂入ったら一発ヤるぞー」
「元気過ぎませんっ!?」
「鍛えてるからな。お前、もうちょい身体も鍛えろ」
「ジェミルさんが鍛え過ぎなだけの気がします」
「俺の肉体美に興奮しやがれ」
「えぇ……」
ジェミルが吸い終わった煙草を灰皿に押しつけて火を消すと、クックッと笑って、風呂場へと消えていった。
アスランはのろのろと起き上がり、とりあえず魔力回復薬を飲んだ。腹が減りすぎてヤバい。アスランは切ない音を出している薄い腹を擦り、自分の鞄を漁って、干した杏を取り出した。食べられるものが今はこれしかない。町に着いたのが遅い時間だったので、食堂はもう閉まっていた。朝まで空きっ腹を抱えなきゃいけないかと思うと溜め息が出てしまう。
アスランが干した杏をチビチビ食べていると、全裸のジェミルが風呂から出てきた。胸毛も生えたむっきり盛り上がった胸筋に、バッキバキに割れた腹筋、腹毛と繋がっている陰毛の下には、アスランのものよりデカいペニスがぶら下がっている。ペニスがデカ過ぎて女相手じゃ中々入らないから、男に抱かれるようになったのだとか。それくらいジェミルのペニスはめちゃくちゃデカい。太ましい筋肉質な毛だらけの太腿や引き締まった脹脛は、本当に魔術師とは思えないくらい鍛えられている。
アスランはジェミルに猫のように首根っこを掴まれて、風呂場に放り込まれた。
アスランだって、一応身体を鍛えている。それでも筋肉がつきにくい体質なので、引き締まってはいるがムキムキではない。ジェミルのような肉体派魔術師にはなれないと思うので、ひたすら魔術の腕を磨くしかない。
まだまだ半人前だなぁと反省しながら、アスランはシャワーを浴びて、汚れた身体をキレイにした。
風呂場から出ると、ジェミルが全裸のままベッドに寝転がり、煙草を吸っていた。
「ジェミルさん。寝煙草は危ないからやめてくださいっていつも言ってるでしょー。火事になったらどうするんですか」
「はん。そんなヘマするかよ。それよりさっさとちんこ出せや。なんで服着てんだよ」
「普通の人は風呂から出たら服を着ます」
「どうせ脱ぐだろ」
「マジでヤるんですかぁ。俺腹ぺこ過ぎてヤバいんですけど。あと眠いです」
「はっはっは!俺も腹ぺこだ」
「違う意味の腹ぺこ……」
「アスラン」
「はい」
「とっとと来い」
「……はぁい」
アスランは溜め息一つで諦めて、のろのろと着たばかりの服を脱ぎ始めた。吸血鬼との戦闘は殆どジェミル1人でやっていた。吸血鬼を殺したのもジェミルである。戦闘で気が昂っているのだろう。ここは大人しく人間ディルドになるしかない。アスランも多少気が昂っている。本当は女の柔らかいおっぱいに顔を埋めたいが、雄臭い胸毛だらけの雄っぱいに顔を埋めるしかない。
アスランがベッドに上がると、ジェミルが吸っていた煙草を灰皿に押しつけて火を消し、舌なめずりをしながら、アスランの身体を押し倒して、アスランの顔を跨いだ。自分で肉厚の尻肉を両手で開き、ジェミルが腰を下ろした。すぐ目の前にジェミルの縦割れのぷっくりとした赤黒いアナルがある。アナルの周りには、まばらに縮れた毛が生えている。
見慣れたアナルだが、気が昂っている今はいつもよりいやらしく見える。
「舐めろ」
「はい」
「はっ……あぁ……いいぜ。もっとだ」
「んー」
アスランは毛が生えたぶっといジェミルの太腿を掴んで更に腰を下げさせると、既にひくひくしているジェミルのアナルに舌を這わせた。アナルの皺の隙間をなぞるように丁寧に1枚1枚アナルの皺を舐め、くぽくぽしているアナルの入り口をチロチロと舐める。気持ちよさそうなジェミルの声が上から降ってくる。
直腸に浄化魔術をかけてあるから、舐めても問題ない。部屋にはジェミルが防音魔術をかけている。心配しなきゃいけないのは、年季の入ったベッドが壊れないかということくらいだ。
アナル周りの毛ごと、べろりべろりとアナルの表面を舐め回し、ひくひくといやらしく収縮しているアナルの中に舌を突っ込む。括約筋がきゅっとアスランの舌を締めつけてくる。ジェミルはド淫乱で隙あらばアスランを襲ってくるのに、アナルの締まりは最高にいい。身体を鍛えているからだろうか。
ぬこぬこと舌を抜き差しして、アナルの中も外も舐め回しながらそんなことを考えていると、ジェミルが腰を浮かせた。
水の魔術で粘度の高いぬるぬるの液体を手に出して、ジェミルのひくつくアナルに指を2本揃えて突っ込む。ジェミルのアナルは2本くらいならいきなり挿れても余裕である。
ジェミルが腰をくねらせて、勃起したズル剥けペニスをアスランの唇に押しつけてきた。アスランが口を大きく開けば、そのまま太い亀頭がアスランの口の中に入ってくる。まるで口を犯されるかのように、ジェミルが腰をゆるく振り始めた。アスランはジェミルの亀頭に舌を這わせながら、すっかり覚えてしまっているジェミルの前立腺へと指を伸ばし、2本の指で痼のような前立腺を挟んで、くにくにと弄り始めた。ジェミルの腰がビクビクッと震え、先走りの味が濃くなる。
「あ゛ーーっ、堪んねぇ、もっとだ、もっとやれ」
「んぅー」
「お゛っ、は、ぁっ!あ゛ーーっ!いいっ!!」
アスランはジェミルに教えられた通りに、ジェミルが好きな前立腺の弄り方をした。指の腹でトントン叩いたり、少し強めにぐりぐりしたり、前立腺を指で挟んでコリコリしたりしていると、ジェミルが低く喘いで、唐突にアスランの口内に精液を吐き出した。濃ゆいジェル状に近い精液が一気にアスランの口内に入ってくる。精液を全部出し切るかのようにゆるゆると腰を振っていたジェミルが、ずぽぉっとアスランの口からペニスを引き抜いた。アスランは、おぇと精液を吐き出した。
ジェミルのペニスは射精した筈なのに萎えていなかった。角度こそ若いアスラン程ではないが、40代とは思えない性欲の強さである。
ジェミルが舌なめずりをして、自然と勃起しちゃってたアスランのペニスを片手で掴んで、アスランの股間を跨ぎ、自分のひくつく熱いアナルにアスランのペニスの先っぽを押しつけた。
「まだ早くないですか?」
「問題ねぇ。早く欲しいんだよ」
「左様で……う、あ……」
「あ゛ーーーーっ、これこれっ、これだっ!くっそ堪んねぇ」
「ふ、風呂に入ったおっさんみたいな声出さないでくださいっ」
「だははっ!あ゛ーーっ、マジで、お前のちんこ最高っ!神が俺に与えたもうた至高のちんこだな」
「お褒めいただき、どうも。いや、褒められてるのか?」
ジェミルがゆっくりと味わうように腰を下ろしていく。キツい括約筋を通り過ぎれば、熱くてぬるついた柔らかい腸壁にペニスが包まれていく。襞のような所を抜け、肉の壁にペニスの先っぽがぶつかった。まるでペニスの先っぽに吸いつくかのようにジェミルの腹の中の肉がペニスにまとわりついてくる。ぶっちゃけ気持ちよくて堪らない。
にやぁと雄臭い笑みを浮かべたジェミルが、両手を頭の後ろで組み、そのままスクワットをするように身体全体を使ってアナルでアスランのペニスを扱き始めた。
「お゛っ!お゛っ!あ゛ーーっ!ははっ!これだよこれ!堪んねぇ!!」
「はっ、うぁっ、ふっ、ふっ、うーーっ」
激しく身体全体で上下に動くジェミルの馬鹿でかいペニスが、ぶらんぶらんと揺れて、ジェミルの腹やアスランの下腹部にペチペチとぶつかる。アスランも一応巨根の部類に入る。ジェミルに食われるまで童貞だったし、頻繁にジェミルに襲われてるから、他の人間とセックスをしたことがない。
両手を頭の後ろで組んでいたジェミルが、スクワットみたいに動きながら、自分のむっきりとした胸筋の下の方にあるぷっくりと女みたいに肥大した乳首を両手で弄り始めた。きゅっと更にペニスがアナルで締めつけられる。
「はぅっ!」
「あ゛、あ゛、あ゛、ふはっ!くっそいいっ!!」
ぶらんぶらんと勃起したデカちんを揺らしながら、器用にクリクリと自分の乳首を弄っているジェミルがいやらしくて、視覚的な刺激も強い。ついでにアナルが締まってめちゃくちゃ気持ちがいい。
ジェミルがアスランのペニスを根元近くまでアナルで飲み込んで、小刻みに動き始めた。ぐいーっと自分の乳首を引っ張りながら、ジェミルが楽しそうに笑った。
「あ゛ーーっ!いぐっ!ひぐっ!あ゛、あ゛、あ゛ーーーーっ!!」
天井を見上げるようにジェミルが仰け反り、ぶらんぶらん揺れるデカちんから精液を勢いよく飛ばした。熱い精液がアスランの胸元にまで飛んでくる。
ビクビクと身体を震わせているジェミルが、アスランを見下ろし、にたぁと笑った。
「お前が遅漏でよかったよ。もっと俺を楽しませろ」
「ち、遅漏で悪かったですね!?」
「あん?遅漏いいじゃねぇか。長持ちばんざい。そうポンポン出されたら俺が満足するまでもたねえだろうがよ」
「こ、この絶倫ド淫乱親父……」
「あ?」
「はぅっ!ちょっ、締めすぎっ!生言ってすんませんでしたぁぁぁぁ!」
「おら。お前の大好きな乳首でちゅよー?好きなだけ吸いやがれ」
ジェミルがニヤニヤ笑いながら、繋がったまま身体を伏せ、ジェミルの顔に胸毛がもっさり生えた胸筋を押しつけてきた。もさっとした硬めの毛の感触とふかぁとした弾力性のある胸筋に顔が埋まる。悔しいが、癖になる感触である。ぷるんっとした肥大した濃い茶褐色の乳首を口に含んで、ちゅっちゅくちゅくちゅく吸えば、ジェミルが褒めるようにアスランの頭を撫で、アナルできゅっとアスランのペニスを締めつけた。
そのまま、またジェミルが腰を振り始めた。乳首を強く吸うと、唯でさえ締まりがいいアナルが更に締まる。
アスランは膝を立て、乳首をちゅっちゅくちゅくちゅく吸いながら、無我夢中で腰を突き上げ始めた。
「お゛ぅっ!あ゛ぁっ!いいっ!いいぞっ!もっとだ!奥を突きまくれ!!」
「んーー!」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛、あ゛ーーっ!」
二人の腹の間に挟まれたジェミルのデカちんがまた勃起したようで、硬いものが腹に擦れている。
アスランは乳首を交互に吸いながら、肉厚のむっきりしたジェミルの尻肉を両手で掴み、ジェミルの腰を下ろさせるようにジェミルの尻を動かしながら、タイミングを合わせて、ジェミルの奥深くの肉の壁を突きまくった。ズコズコ奥深くの肉の壁を突き上げる度に、ペニスの先っぽに吸いついてくるように中が蠢く。気持ちよくて堪らない。今すぐにでも射精したいが、もう一歩足りない。己の遅漏が憎い。遅漏故に、オナニーでは中々イケず、ジェミルに襲われるまで、ろくに射精をしたことも無かった。
毛の生えた乳輪ごと乳首をじゅーーっと吸い、ぷるんっとした乳首に噛みつけば、ジェミルが吠えるような声を上げて、全身を痙攣するように震わせた。あまりにもキツい締めつけに、やっと限界がきて、アスランはジェミルの奥深くの肉の壁をペニスの先っぽでぐりぐりしながら、精液をぶち撒けた。
ぷはぁと咥えていたジェミルの乳首から口を離し、荒い息を吐いて快感の余韻に浸っていると、ジェミルが伏せていた身体を起こし、後ろ手に両手をついて、再び腰を上下に振り始めた。射精したばかりで敏感なペニスがアナルでキツく扱かれて、アスランは思わず悲鳴じみた声を上げた。
「ちょっ、ちょっ、いっ、いったばっか!!」
「ははっ!知ってらぁ!おらおら。さっさと勃たせろや」
「あーーっ!ちょ、マジむりマジむりぃ!」
「無理とか言いつつ硬くなってきてんぞぉ?」
「くっ……このド淫乱親父!!」
「はっはっは!最高だろうが!」
「あっ、ちょっ、根元は、根元はぁぁぁぁ!」
「おらおらおらぁ!あ゛ーーーーっ!マジで!堪んねぇ!!」
ジェミルが楽しそうに笑いながら小刻みに腰を振り、アスランのペニスの根元あたりを集中的に括約筋で扱いてくる。気持よすぎてヤバい。
ジェミルが楽しそうに喘ぎ、吠えるような声を上げて、ぶらんぶらん揺れている勃起したペニスから、ぷしゃぁぁぁっと潮を吹き出した。
びしゃびしゃとアスランの身体に生温かい透明な液体がかかる。
潮を吹いていても、ジェミルの動きは止まらない。イキながら動くってどんだけド淫乱なんだ。
アスランは金玉の中が空っぽになるんじゃないかってくらい、ジェミルに精液を搾り取られまくった。
完全に燃え尽きて魂が口から出ているような気がするアスランの隣で、ジェミルが胡座をかいて煙草を吸っている。
ふぅーっと細く長く煙を吐き出したジェミルが、ニヤニヤ笑いながら、アスランを見下ろした。
「情けねぇなぁ。この程度で」
「いやいやいやいや。何発出したとおもってるんですか。つーか、アンタマジで化物ですか」
「色情狂なのは認めるところだが」
「それは認めちゃ駄目なやつです」
「細けぇことは気にすんな」
「……前々から思ってたんですけど、アンタ俺のこと好きなんですか?」
「お前のちんこが好き」
「ちんこ単体!?本体は!?」
「あ?まぁ、そこそこ気に入ってはいる?」
「なんで疑問形!?」
「お前のちんこは神が与えたもうた俺専用のちんこだから」
「多分違うと思いますよ!?」
「いやもう、サイズも硬さも持久力もマジで俺好み。もうお前のちんこじゃねぇと満足できねぇわ。俺」
「……反応に困るっ!」
「まぁなんだ。末永くよろしく頼むわ」
「えぇ……なにそのプロポーズみたいなの」
「ぶっは!プロポーズ!?うっけるー」
「えぇ……」
煙草を片手にゲラゲラ笑うジェミルの真意が掴めない。好かれているのか、いないのか。本当にペニスだけが好きなのだろうか。
アスランは疲れきった頭でぼんやりと考えたが、疲れ過ぎていて、まともな思考ができない。眠すぎて本当にヤバい。
ジェミルがクックッと楽しそうに笑いながら、アスランの頭をわしゃわしゃと撫で回した。
「寝ちまえ。寝ちまえ。起きたら飯奢ってやんよ」
「ふぁーい」
アスランが眠りに落ちる瞬間に、唇に柔らかいものが触れた気がした。
それからも2人はバディとして魔物退治に励んでいる。アスランは、相変わらず隙きあらばジェミルに性的に襲われる日々を送っている。
バディを組んで10年近くになると、これはこれでいいかと思うようになってきた。
そろそろジェミルは引退する年齢になる。引退後はどうするのかと聞いたら、『お前を連れて故郷に帰る』と言われた。遠回しなジェミルからのプロポーズに、アスランは素直に頷いた。
ジェミル以外とバディを組む気はない。アスランは早めの引退になるが、2人で田舎町でのんびり暮らすのもありだろう。
いつかジェミルを見送るその日まで、アスランはジェミルの側にいることを選んだ。
2人の暮らしは、たまに喧嘩をしたけど、穏やかで、かけがえのない小さな幸せが沢山あって、アスランは最後は笑ってジェミルを見送った。
(おしまい)
応援ありがとうございます!
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