蒼黎国綺譚 墨染めの刃
北の国境近く、墨州の片隅で起こった兄弟の不審死。
事故とされたその影に潜むのは、呪われた墨か、それとも人の業か。
真相を追うのは、若き法術師・悠瓈(ゆうり)と、最年少の文官・佐慧(さえ)。
かつて信じ合っていた二人の兄弟は、事件を追う中で己の過去とも向き合うことになる。
雪深き町に静かに滲む、墨のように黒い真実。
それでもなお、手にした刃の先に見つけるものとは――。
事故とされたその影に潜むのは、呪われた墨か、それとも人の業か。
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