悪役令嬢におメガネ。<死にたくない!とまで思えなかった私のための、リメイクストーリー>
銀から紅へグラデーションのかかる巻き髪、雪の肌。
もういやだ、と思いつつも、貴族たちの操り人形のようにはたらかされているユリア公爵令嬢。豪華絢爛な美人としてふるまい旗印になることが求められている。
へとへとに疲れて眠った十六歳の夜、悪夢をみる。それは[乙女ゲームの悪役令嬢である]という無慈悲なものであった。
死にたくない!とまで思えなかったお疲れのユリアは、もっと元気になれ、と声をかけてくれる銀の猫に出会う。
そして、目覚めたら10日後、本館の後継からは外されていて、別荘で療養扱い、さらには視力低下でメガネが手離せないという状況からの再スタートとなった。
「元気どころか、悪くなっているんですけど!?」
「身軽になったな」
別荘で暮らし始めたユリアは、自分がいかに自分のことを知らなかったかということに気づく。
そして(揉めていた)王子殿下がお見舞いにきましたよ、という知らせからある決意をする──。
気弱なユリア公爵令嬢がじりじり歩み直すファンタジー+ラブ+王国の秘密ストーリー
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