告白されたら爆発する呪いについて
――“好き”って言われるだけで、俺は本当に爆発する。
ある日突然、“誰かに告白されると体が爆発しそうになる”という不可解な症状に襲われた高校生・斑目直哉。
原因は不明。医者も親も取り合ってくれない。
だが確かに、好意を向けられた瞬間、胸が焼けるように痛み、意識が遠のく。
モテ期という名の地雷原に踏み込んだ彼は、誰かに想われることすら恐れるようになっていた。
そんなある日、再会したのは中学時代の初恋相手・宵宮灯。
なぜか彼女といるときだけ、発作は起きない。
やがて浮かび上がるのは、言えなかったあの日の後悔と、心の奥に封じ込めた未完の想い。
この呪いの正体は――ただの異常現象なんかじゃなかった。
それは、「自分には好かれる価値がない」と思い込んだ心の自己否定。
そして、もう一度“伝える勇気”をくれたのは、あの日何も言えなかった彼女だった。
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☆★
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