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第51話
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隠れていたヨハンが現れて、兵士達が動揺している。
どうやらジークは知らないようだけど、対人戦闘や対集団戦闘の依頼を主にしているヨハンは有名なようだ。
「戦闘は記憶していますし、発言も録音済み……報告されて困るのは、貴方達の方ではありませんか?」
ヨハンは細目で笑顔のようだけど、発言に威圧感がある。
それに兵士達が怯み、護衛の人がケドスに話す。
「ケドス様。ヨハンを敵に回すのは危険です……悪事を働いた幾つもの貴族を、あの方1人で滅ぼしているという話です」
「そ、そんなに危険な奴なのか!?」
私は初耳で、隣にいたジークも驚いた表情を浮かべている。
兵士達が動揺していると、護衛の人の話が続く。
「ヨハンは冒険者ギルドの暗部。対人に特化されていて……ヨハンの存在は、冒険者ギルドを敵に回してはならない理由でもあります」
「ぐっっ……退くぞ!」
護衛の発言を聞き、顔を青ざめたケドスが撤退を宣言する。
ラミダが私を悔しそうに睨んでいるけど、ケドスの発言には逆らえないようだ。
ジークとヨハンがいてくれたから、何も問題なくラミダ達を対処することができていた。
どうやらジークは知らないようだけど、対人戦闘や対集団戦闘の依頼を主にしているヨハンは有名なようだ。
「戦闘は記憶していますし、発言も録音済み……報告されて困るのは、貴方達の方ではありませんか?」
ヨハンは細目で笑顔のようだけど、発言に威圧感がある。
それに兵士達が怯み、護衛の人がケドスに話す。
「ケドス様。ヨハンを敵に回すのは危険です……悪事を働いた幾つもの貴族を、あの方1人で滅ぼしているという話です」
「そ、そんなに危険な奴なのか!?」
私は初耳で、隣にいたジークも驚いた表情を浮かべている。
兵士達が動揺していると、護衛の人の話が続く。
「ヨハンは冒険者ギルドの暗部。対人に特化されていて……ヨハンの存在は、冒険者ギルドを敵に回してはならない理由でもあります」
「ぐっっ……退くぞ!」
護衛の発言を聞き、顔を青ざめたケドスが撤退を宣言する。
ラミダが私を悔しそうに睨んでいるけど、ケドスの発言には逆らえないようだ。
ジークとヨハンがいてくれたから、何も問題なくラミダ達を対処することができていた。
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