【完結】虐げられる令嬢は一夜の過ちを隠す。溺れるような愛を君に。
ここは魔法がある世界。
そんな世界にある国の王城で、華やかに開かれた夜会。
日頃から魔法が上手く使えないからと侮辱の言葉を浴びせ暴力を振るう婚約者に婚約の破棄を一方的に叩き付けられた伯爵令嬢アンジェリークは王城の庭で普段飲み慣れない酒を飲んでいた。
そんなアンジェリークに掛けられた声に、人恋しさからか飲みに誘ってしまい。
気が付いたら隣には皇太子カシアスが健やかに眠っていた。
「ああ、どう致しましょう? お姉様が狙ってる方と私……ヤッちゃいました!?」
現在この皇国では皇太子妃争いの真っ最中でアンジェリークの姉イレーヌは皇太子妃候補。
出来の良い姉を溺愛する両親にもしこの事が知られたら何をされるかわからない。
素知らぬ顔をして秘密にしようとするアンジェリークだが、皇太子カシアスがあの夜の令嬢を捜し始めてしまう。
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