幼馴染みを救う条件は、異世界で魔王を倒すことでした
甲子園優勝――その栄光は、一瞬で終わった。
四番打者としてチームを優勝へ導いた高校球児・真壁恒一。
幼馴染みのマネージャーに想いを伝え、すべてがこれから始まるはずだった。
だが帰りのバスでの事故により、運命は一変する。
幼馴染みは意識不明。
自身も右腕を複雑骨折し、野球人生を断たれた。
半年後――
ようやく退院した恒一を待っていたのは、
夢も未来も奪われた現実だった。
そんなある夜。
裏通りでチンピラに襲われた恒一を救ったのは、
異世界から来たという“賢者”だった。
彼は言う。
「その右腕、治せる。そして――彼女も救える」
ただし条件は一つ。
――異世界で、魔王を倒せ。
壊れたはずの右腕に宿る、未知の力。
眠り続ける幼馴染みを救う、たった一つの方法。
すべてを失った元高校球児は、
再び“勝つため”に、異世界へ踏み出す。
これは、
栄光を失った男が――
たった一人のために、世界を相手に戦う物語。
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――異世界で、魔王を倒せ。
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