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フォトンベルト

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“太陽系全体が『 フォトンベルト』に突入し、高エネルギー空間に包まれはじめている”


このようなファンタジーチックな話を、以前や〇すぎ都市伝説で関暁夫さんが取り上げていたので、『 フォトンベルト』について紹介したいと思います。

フォトンベルトは、科学的に基づいたものではないのですが、“もしかしたら人知を超えた存在がこの宇宙にはあるかもしれない”という柔らかい考えでお読み下さい。


■フォトンベルト

「フォトン」とは、宇宙の多次元光エネルギ-(光子)であり、精神的な目覚めと成長を促す、触媒の役目を果たすと言われているそうです。

「フォトンベルト」というのは、銀河系内に存在するこういった“高エネルギー光子”が“ドーナツ帯状に集まった領域”のことを言うのだそうです。


フォトンベルトに集まっている光子は、通常の光子より高エネルギー体であり、一般的な光子がもつ性質とは異なる動きをするようです。アインシュタインの一般相対性理論による「光は時空の最短距離を走る」という定義には当てはまらない存在のようです。

量子力学での波動粒子双対原理によれば、光は粒子と波の両方の性質を持っている為、光子は単なる粒子ではなく、同時に波(波動︰波長・波幅・周波数)でもあり、空間内を波のように伝播し、物質に衝突すると粒子のように動作します。

フォトンベルトの中では、高次元の振動周波数になっており、その領域に振動数の低い物質が突入すると、物質の振動周波数が急速に変換され、未だかつてない大変換が行われるそうです。
大変換を行う事が出来た生命体は、より高次元の意識的レベルに覚醒し、宇宙の摂理と調和して生きるようになる、と言われています。


地球が属する太陽系は、およそ1万数千年ごとにフォトン・ ベルトに突入し、2000年かけてフォトン粒子の帯を通過するそうです。

このフォトンベルトを通過すると、スピリチュアルでいう「アセンション」「次元上昇する」といった現象が起こるというわけです。


■太陽系がフォトンベルトに突入すると

フォトンベルトに太陽系が突入するとどのような変化が起きるのでしょうか。
その影響はすでに現れ始めているそうです。

現在地球上で起きている異常気象、火山・地震活動の活発化は、フォトンベルトの作用が始まった証拠なのだとか。


太陽がフォトンベルトの影響を受けた場合、3~5日の間真っ暗な暗黒の日が続き、地球の気温が低くなる可能性があるそうです。これは、強いフォトンの影響で、地球の磁場がなくなり、電気が数日間使用できなくなるといいます。

現在太陽フレアが活発になっているのも、フォトンベルトの影響だとも言われています。
以前に記事を書きましたが、太陽フレアが地球に及ぼす影響は停電、通信障害、人工衛星の軌道逸脱 、オーロラ、磁気嵐などがあります。


そして人間は、魂の進化の前提となる「物質次元」での学習体験を積んだ後、フォトンベルトという光の波動を浴びて「魂・意識が中心となるライフスタイル」へと移行し、それを経験する事によって更なる魂の進化を計るようです。

人々はテレパシーやテレポートなどの力に目覚めていくかもしれないとの事です。


日月神示で言う「半霊半物質の世界」「うれしうれしのミロクの世」に移行するということですね。


■プレアデス星団

フォトンベルトはプレアデス星団にあるそうです。
プレアデス星団とはなんなのかと言うと、日本語でいうと「スバル(昴)」のことで、牡牛座の散開星団です。
散開星団とは、不規則に集まった星団です。青白い光を放つ巨星が多いのですが、質量が大きい分中心部の圧力と温度は高くなり、急激な核融合反応で激しい燃焼を起こします。その為寿命は短く、あと1,000万年ほどで超新星爆発を起こして消滅するのではないかともいわれています。



亡くなられた歌手の谷村新司さんが「スバル」という曲を作詞作曲されましたが、この「昴」は「プレアデス星団」を意味します。

谷村新司さんは、「昴」を作詞作曲された時、メロディと歌詞が同時に、極めて鮮明に降りてきたそうです。


「ん?『さらば昴』って何?」


と歌詞の意味もわからないまま、手が自然に動いて歌詞を書き留めたのだそうです。

まるで自動書記ですね。

ミュージシャンや作曲家、アーティストの中には、「ふと降りてくる」と言われる方が多くいます。

どうやら谷村新司さんは、プレアデス星団からのメッセージを受け取ったようです。

この「昴」は「財の星」とも呼ばれていて、「さらば昴」という歌詞には「物質社会との決別」を意味する言葉だったのだと谷村新司さんは後に気付かれたそうです。

この不思議な話はとても興味深いものです。


この他にも、プレアデス星団は、古来から世界中の様々な文化で人々の興味を引き、数々の聖書や伝説、民話、星座物語に登場している神秘的な星団です。


■や〇すぎ都市伝説で語られた内容

「フォトンベルトは太陽系がすっぽりと入る高エネルギーの大きな輪だと考えて下さい。地球は今そのフォトンベルトの中に入ったばかりで、これから2000年かけてその中を通り抜けていきます。フォトンベルトの中に入れば入るほど地球に降り注ぐエネルギーは強くなり、予測のつかない強いバイブレーションが地球全体に生じることでしょう。」

前回フォトンベルトが地球を通過したのが1万5000年前であり、その頃栄えていたとされるギョベクリ・テペから突如人間がいなくなったと言う説がある、と放送されました。

ギョベクリ・テペに住んでいた人々は高次元の世界へと移行したのでしょうか。

ギョベクリ・テペ周辺から発掘された、人類最古の人型の石像には口がありませんでした。
「口がないってことは、テレパシーで人間に何かを伝達していた。」と関さんは語ります。

ギョベクリ・テペは神とされる何者かが降り立った場所であり、宇宙から飛来した者がこの口のない石像である可能性も考えられる、というような事を語っていました。

「新しい精神を持っていない人間はフォトンエネルギーによる新たな進化から取り残される」らしいです。


■「フォトンベルト」という言葉の出処

フォトンベルトという発想は、1950年のパウル・オットー・ヘッセによる『Der Jüngste Tag』(最後の日)という作品で登場しました。


■国立天文台からの意見

「フォトンベルトはあるのか?」という質問に対して国立天文台は以下のように答えています。

「ありません。」
「見聞きしたことをそのまま鵜呑みにしてしまうのではなく、言われていることが妥当なのかどうかを検討してみたり、いろいろな意見を比べてみたりして、納得できる説明になっているかどうかを、自分自身でしっかり考えてみる習慣をつけるようにしてください。」


このように、科学的根拠のないものに対して、荒唐無稽なものだと苦言を呈しています。


* * *  * * *

フォトンベルトという概念は、科学的な観察や測定によって裏付けられておらず、疑似科学とみなされています。

また、2012年に地球がフォトンベルトに入る時期であると考えられ、それがマヤ文明の長期暦の区切りと符合する、という情報もあいまって、当時は地球滅亡説が囁かれていたそうです。このような終末思想や偏った選民思想は盲信する人々へ過度な不安を煽る結果となります。



しかし、新しい世界やこれからの出来事に対しての関心、宇宙に対する好奇心、未来を楽しむ心を持つことは決してマイナスな事ではないはずです。
なにせ、宇宙に関してはまだ全体の4%程しか解明されていないのですから。
「見えないけれど、それは存在する」という考えを簡単に切り捨てることはナンセンスだと筆者は考えます。

* * * * * *

既に突入したと言われているフォトンベルト。今後2000年の間で臨界点に達した時、新しい時代へと突入するのでしょうか。
それは、2025年以降に見える輝かしい未来のことなのかもしれません。
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