花園崩し
女尊男卑の国、綺羅の後宮には花園があった。
主が従える美しい女性が咲き誇り、種男(しゅだん)と呼ばれる男たちは種を残し消えてゆく。
花園の中で何より美しく咲き誇る禁忌の花として咲く唯一無二の存在、白露(はくろ)。
白露は男だった。
この花園の中では見てはいけない、触れてはいけない、口にしてはいけない存在。
存在しない白露は、花園で咲き続けるため日々"勤め"を果たしていた。
ある夜、他国から来た近衛兵長・朱昌(あけまさ)と出逢う。
やがて、二人は禁を破り、花園の均衡を崩していく。
――
※フィクションです(当たり前ですが)
※小さな子がひどい目に遭うので人を選ぶと思います。駄目そうな場合はスルーしてください…
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