男装王女と、冷酷皇子の攻防

「頭大丈夫?」

とある国の第3王女リリアーヌは、父である国王に隣国の大国ハテサルに、留学するよう勧められる。
男装して。

「そんな趣味ないわ。ふざけんのも大概にしろ」


母親が踊り子であったため立場が弱い王女は、生きるために暴言と暴力で存在感を出していたーーー




「どうせ留学するなら大人しくいこう」

留学先では、「夏国の極寒の地」と言われる、第1皇子ジークフリートになぜか目をつけられたり…


そんな、メンタルダイヤモンド並の王子(王女)と極寒地と称される冷酷皇子の攻防………のお話



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