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540、ご指名はヴィデロさん?
しおりを挟む「『白金の獅子』に『高橋と愉快な仲間たち』、『マッドライド』か。なかなか面白い面子が揃ってるな。久し振り……とも言えないか。ようマック」
気さくに声をかけて来たセイジさんは、周りを見回してから、ふと俺を抱き上げているヴィデロさんに目を止めた。
「よう幸運。相変わらず強そうだな。もしよかったら俺の手伝いをしてくれねえか? 今ちょっと人手が欲しくてよ」
「俺が……?」
ヴィデロさんは周りの猛者たちを置いて自分が指名されたことに少しだけ戸惑ったようだった。でもヴィデロさんは周りの人たちとほぼ変わりない強さだからね。
スッと俺を地面に降ろして、まっすぐセイジさんを見る。
「アルが直々に指名した実力を見てみてえからな。前に入った神殿では違う道に進んだだろ?」
「まあ、そうですが」
「セイジ! 手伝いなら俺らも行く! 誘ってくれ!」
雄太が不意に間に入って手を上げた。もしかしてこれ、シークレットダンジョンへの誘いかな。
「俺たちも行きたいな。シークレットダンジョンは経験値の実入りがいいから」
「それいったら俺らだって行きてえ。セイジ、俺らも誘ってくれよ」
ガンツさんとハルポンさんも次々手を上げる。
セイジさんはニヤリと笑って「さてと、流石に人数多いな……」と呟いた。
「ヴィデロさんが行くなら、俺も行きたいです」
俺がそっと申告すると、ヴィデロさんが途端にちらりとこっちを見た。
「マックもか。異邦人ってのは怖いもの知らずだな」
セイジさんが肩を竦めると、スッと俺の横に来たクラッシュが、少しだけ表情を引き締めて、手を上げた。
「セイジさん。俺も、連れてってください。もし、ダンジョンに入るなら」
さっきまでのノリがなりを潜めたクラッシュが、真顔で頭を下げる。
それを見たセイジさんが、盛大に溜め息を吐いた。
そして、ポン、とクラッシュの頭に手を置いた。
わしわしと撫でる。
「段々顔つきがエミリに似てきやがって。んじゃ、クラッシュも行くか? 帰ってこれないって場合もあるけどいいのか」
「もとより承知のことです。そんなところにセイジさんはいつも入ってるんですよね」
「まあ、俺は結構強いからな」
少しくしゃくしゃになったクラッシュの頭から手を離すと、セイジさんはヴィデロさんを見上げた。
「幸運はどうする? お前を利用したいわけじゃなくて、純粋にその腕を貸して欲しいだけなんだけどな。もし、お前が利用されると恐れるんだったらもちろん断ってくれ」
「クラッシュは、行くんですよね」
「ああ。そうだな」
「じゃあ、手伝いましょう。俺の力でいいのであれば」
「ありがたい」
クラッシュを撫でたその手でヴィデロさんの腕をポンと叩くと、セイジさんは他のメンツを見回した。
周りが固唾を飲んで見守っている。セイジさんがダンジョンサーチャーだってわかったのかな。名前もオープンで専用掲示板まであるくらいだし。
「後は、そうだな。そこの面白いのを連れてるやつら。『リターンズ』だったか。一度だけ一緒に行ったことあったよな。前はその小さいのはいなかったが」
「おう。憶えててくれたのか。嬉しいね」
「一緒に行くか。あとは……」
『リターンズ』を指名したセイジさんは、さらに周りを見回した。
今回は雄太たちの出番はないらしい。
俺はもう一度自己申告することにした。
「セイジさん。俺、セイジさんに話があったんです。だから、あの、連れてってくれませんか?」
「俺に話……? マック、お前さんもしかして」
「多分そのもしかしてです」
セイジさんが驚いた顔をしたので、俺はしっかりと頷いておいた。
蘇生薬が出来たよ、って一言いえば終わるんだろうけど、クラッシュとヴィデロさんが行くなら、行かないっていう選択肢はないよね。俺のインベントリには大量に蘇生薬ランクAが入ってるし。誰かが死にそうになってもある程度は助けられるはず。攻撃は、まあ、アレだけど。
セイジさんはくくくと笑いだすと、わかったと頷いた。
「んじゃ、『リターンズ』の、エリモと魔法使いと陽炎、幸運にクラッシュマック、一緒に来い」
『イク』
セイジさんの声に反応するように、クラッシュの腕の上にいたリザがちょこんと手を上げた。
セイジさんは指を伸ばしてリザの首もとをくすぐると、「そうか、お前も行くのか。期待してるぜ」と笑った。
「僕らも行きたかったなあ」
「仕方ねえ。今度会えることを期待しとく」
「そん時は迷わず俺を指名してねぇ」
皆がセイジさんに触れる俺たちを見送ってくれる。
セイジさんも「おう、助かるぜ、そん時はよろしくな」と気さくに返事して、目に見えないくらいのスピードで魔法陣を描いた。さすが。ついつい見入っちゃうよね。
次の瞬間には、すでに景色は変わっていた。いかにも鍾乳洞って感じのダンジョンで、壁になっている岩が青みを帯びていてなかなか綺麗な景色だった。
ダンジョン内はほの明るく、特に電気とかないのに大分周りの状態がわかる。
足元はしっかりしていて、時折風を感じる。じめじめとかはしていない、大分快適なダンジョンだった。
間抜けな顔をして周りを見てから、ふと同じように周りの景色を見回しているヴィデロさんが目に入った。
ヴィデロさん、仕事帰りのダンジョンって疲れないかな。
俺はインベントリを開いて、長光さん作ヴィデロさん鎧を取り出した。何かあった時用に、これは飾っておかないで持ち歩くことにしたんだ。そして、俺がいない時に何かあった場合は、工房にある黒い鎧の方を身に付けるって二人で話し合って。
ヴィデロさんが素早く鎧を身に付けると、クラッシュが「うわあ」と声を上げた。
「ヴィデロ強そう」
「強そう、じゃなくて強いんだよ」
訂正しておくと、クラッシュに肘で突かれた。
「なに惚気てんの」
「ほんとのことだもん」
真顔で答えると、ヴィデロさんが笑った。笑い事じゃないよ。ほんとのことだよ。俺の自慢だよ。
先頭はセイジさん。殿は『リターンズ』。クラッシュはセイジさんの横に立って、索敵を使っているっぽい。何かセイジさんから助言を貰っている。そしてその間に俺とヴィデロさんが歩いている。
「ヴィデロさん、疲れてない? 仕事帰りに」
「余裕。むしろ、マックは大丈夫なのか? ずっとクラッシュに付き合わされてたんだろ」
「ずっと座って調薬してただけだから大丈夫。クラッシュは鬼だったけどね」
俺の言葉が聞こえたのか、後ろの方から吹き出す音が聞こえた。
「店主さんが鬼か。ゲリラ特売を見ると納得するよ。ってか店主さん、シークレットダンジョンになんか入って大丈夫なのか?」
「クラッシュは強いよ。俺なんかよりずっと」
「マックは戦闘職じゃねえからあれだけど。店主さんも職は『商人』とかそんな感じだろ。こっちのやつらの職なんてのはわからねえけど」
陽炎さんが首を捻っている。確かにクラッシュはきっとそんな職業だろうけど。最近ではジョブっていうのはあんまり関係ない様な気がしてきたんだよね。補正が付くとか魔物のドロップ品に差がつくとかそれくらいしか。
だってそれを言ったらヴィルさんも戦闘職じゃないのにかなり強くなっちゃったし。
最近では俺だって聖魔法で大分攻撃できるようになったしね。ちなみに今俺がセットしているジョブは『草花薬師』。さっきまでひたすら調薬してたから。
「ほらほら、そろそろ出て来るぜ。構えろよ」
セイジさんから声がかかり、俺はマップをチラ見する。結構沢山の魔物たちが点在しているのがわかった。
「ここはどんな属性のやつが出てくるのかな。楽しみだぜ。……スライム以外」
一瞬で遠い目をした陽炎さんに、思わず吹き出す。ダークスライムだったら大丈夫。すぐ倒せるから。でもそんなにトラウマだったのか。雄太も同じ目をしてたけど。鎧だめにされちゃったもんね。笑うしかない。
クラッシュとヴィデロさんが剣を構え、俺も短剣を手に足を止める。
岩陰から飛び出してきたのは、岩だった。
って違う。岩みたいな皮膚の、蜥蜴みたいな魔物だった。
素早い動きで天井から俺たちの方にダイブする岩蜥蜴の体当たりを、クラッシュの剣が防ぐ。でもすごく硬い音が響いた。剣の耐久値が気になる。
そこへ、白い何かが飛び出していった。
「リザ!」
『ゴハン』
エリモさんの声と共に、リザが岩蜥蜴にとびかかる。そして、岩蜥蜴よりさらに素早い動きで、岩蜥蜴の頭を口にパクっと入れてしまった。
リザは自分の身体より大きな蜥蜴の頭を咥えると、ガリガリと音を立てて咀嚼し始めた。
「リザ! そんなもの食べるんじゃありません! お腹壊しちゃうだろ! 石ならキラキラのやつまた買ってあげるから!」
エリモさんが慌ててリザの身体を持ち上げるも、リザは既に半分ほどバリバリと岩蜥蜴を食べてしまっている。え、魔物食べて大丈夫なの?
皆がリザに注目する中、リザは最後まで食べきってしまうと、ケフ、と可愛らしくゲップした。
そして顔を上げて、俺の方に来る。
『オイシイノホシイ』
「あ、お茶?」
『オイシイノ』
「えっと、ちょっと待ってね」
聖水茶は……とインベントリを覗き込むと、空のカップと空のポットしか残ってなかった。
今聖水茶を淹れてもいいかな、とセイジさんを見上げると、セイジさんは面白そうに俺たちを見守っていた。
空のポットを出して、茶葉を入れる。リザは香りが強い方が好きみたいだから、いい香りのやつを。
魔法陣魔法で熱々のお湯をポットに満たして、手を組む。
祝詞を口に出すと、リザが気持ちよさそうに目を閉じた。
ポット内のお茶と共にやっぱりリザもキラキラし始める。祈りがリザにも効いてるのかな。
エリモさんに専用カップを用意してもらって、出来立ての聖水茶ランクSを、リザはとても美味しそうにごくごくと飲んだ。熱くないの?
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