二つの月の神話 ――終わりを忘れた世界で
世界には、二つの月があった。
誕生を司る金の月の女神と、
終わりを司る銀の月の神。
しかし、死を与える役目を憎まれた神は、
その役目を放棄し、
世界から「死」が失われてしまう。
終わらぬ苦しみの中で、
人々はやがて「終わり」を祈るようになった。
これは、
死を失った世界と、
祈りとしての死を描く、
静かな神話ファンタジー。
※全5話完結の神話短編です。
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