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「まだ帰る準備出来てませんよね?」
「すぐ出来るから!」
「でも、私はもう帰りますので。」
そう言ってお辞儀をして、ジャケットの腕の所を少し引っ張る、中田部長のしっかりした指を見る。
どうしようかと思っていると・・・
「一成(いっせい)君!!」
と、女の子の声が・・・。
見てみると、さっきの可愛らしい女の子。
入口からまた小走りで戻ってきて、私達の方へ・・・。
それが分かった時、中田部長の指先が私のジャケットの腕の所から離れた。
それを確認してから、また小さくお辞儀をし歩き出した。
その時、後ろから大きな声が・・・
「すぐ、追い付くから!!!」
中田部長がそう言ったので、振り返る。
サポート支援部の部長、中田一成。
身長188センチ、逆三角形の身体。
ワイシャツを着ていても、肩や胸に筋肉がよくついているのが分かる。
腕捲りをしている袖からは、男の人なのに毛が1本もなくツルツルしている腕。
顔は甘く整った顔をしていて、どちらかというと色白。
髪の毛は社会人にしては少し長めで、若者らしい髪型にセットされている。
社内の女の人からも人気のある中田部長が、目の前に立っている若くて可愛らしい女の子を見ることなく私を見ているので、苦笑いをした。
「もしも追い付いたら、一緒に帰りましょうか。」
「すぐ出来るから!」
「でも、私はもう帰りますので。」
そう言ってお辞儀をして、ジャケットの腕の所を少し引っ張る、中田部長のしっかりした指を見る。
どうしようかと思っていると・・・
「一成(いっせい)君!!」
と、女の子の声が・・・。
見てみると、さっきの可愛らしい女の子。
入口からまた小走りで戻ってきて、私達の方へ・・・。
それが分かった時、中田部長の指先が私のジャケットの腕の所から離れた。
それを確認してから、また小さくお辞儀をし歩き出した。
その時、後ろから大きな声が・・・
「すぐ、追い付くから!!!」
中田部長がそう言ったので、振り返る。
サポート支援部の部長、中田一成。
身長188センチ、逆三角形の身体。
ワイシャツを着ていても、肩や胸に筋肉がよくついているのが分かる。
腕捲りをしている袖からは、男の人なのに毛が1本もなくツルツルしている腕。
顔は甘く整った顔をしていて、どちらかというと色白。
髪の毛は社会人にしては少し長めで、若者らしい髪型にセットされている。
社内の女の人からも人気のある中田部長が、目の前に立っている若くて可愛らしい女の子を見ることなく私を見ているので、苦笑いをした。
「もしも追い付いたら、一緒に帰りましょうか。」
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