空気より透明な私の比重
自分でも私は自分を優等生だと思う――七花佳音はそう自負していた。だから気になる男子に対しても、その渡海嶺色が『視える』という噂から遠巻きにされているため、胸の想いは微塵も出さない。みんなと話す和やかな空気を手放せないからだ。だがある日交通事故に遭い、夏休み明けに登校したところ、その空気が一変する。親友はおろかクラスメイト全員、担任の教師や家族にも無視されるようになったからだ。▼Chapter:Ⅱの【022】までで一区切りですので、そこまででもご覧頂けたら嬉しいです▼
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