私は貴方に嘘をつかれていた。

僕が帰るまで待っていてくれるかい?」

「マイク、私はちゃんと待ってるわ」


そう約束してお別れしたのは4年前

マイクは貴族学院の寮へは入るため
此処、辺境の地を旅立った。

無事に卒業後、王宮で文官の書物を扱う部署で働き始めた。

学生の時は何度か帰って来たときに、町にデートに行っていたが、働き始めてからはなかなか帰って来なかった。

そんな秋も深まった頃、マイクの両親が我が家に訪ねてきた

「マイクがミニョンと結婚の約束をしていたことも知っている。
私達もそうなることを待っていたのだが、あいつはそれをすっかり忘れ、王都の伯爵令嬢と恋をし、婚姻したいと手紙で伝えてきた。
それも、もう子供がお腹にいると言う。
ミニョン嬢、ほんとにすまない。」


私は叔父様の言葉を、意識の遠くで聞いていた

(マイクは……私との約束を忘れてしまっていた。子供?)


私は静かに意識を集中させ、マイクの両親を見ていた
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