婚約破棄宣言をされても、涙より先に笑いがこみあげました。
「――セシリア・エルディアとの婚約を、ここに破棄する!」
煌めくシャンデリアの下で、王太子リオネル殿下が声を張り上げた。
会場にいた貴族たちは一斉に息を呑み、舞踏の音楽さえ止まる。
……ああ、やっと来たか。
婚約破棄。断罪。悪役令嬢への審判。
ここで私は泣き崩れ、殿下に縋りつき、噂通りの醜態をさらす――
……はずだったのだろう。周囲の期待としては。
だが、残念。
私の胸に込みあげてきたのは、涙ではなく、笑いだった。
(だって……ようやく自由になれるんですもの)
その瞬間の私の顔を、誰も「悪役令嬢」とは呼べなかったはずだ。
なろう、カクヨム様でも投稿しています。
なろう日間20位 25000PV感謝です。
※ご都合注意。後日談の方を一部修正しました。
煌めくシャンデリアの下で、王太子リオネル殿下が声を張り上げた。
会場にいた貴族たちは一斉に息を呑み、舞踏の音楽さえ止まる。
……ああ、やっと来たか。
婚約破棄。断罪。悪役令嬢への審判。
ここで私は泣き崩れ、殿下に縋りつき、噂通りの醜態をさらす――
……はずだったのだろう。周囲の期待としては。
だが、残念。
私の胸に込みあげてきたのは、涙ではなく、笑いだった。
(だって……ようやく自由になれるんですもの)
その瞬間の私の顔を、誰も「悪役令嬢」とは呼べなかったはずだ。
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先ず疑問に思った事を。
公の場で婚約破棄したのは王太子だろ?
何でその後の公爵令嬢の行動による噂で王太子に「軽率な行動をとるな」などと言われなきゃならないんだよ? 行動の制限を受ける謂われはない!
それを言う前に婚約破棄の賠償金を支払えよ。完全に王家が過失一〇割だろ。
さらに国王も、噂で公爵令嬢を呼んで詰問しているが、詰問すべきは手前の息子の王太子だろ。
元はといえば王太子が婚約破棄したから「王家の威信」とやらが損なわれているんだろうが。
何で被害者の公爵令嬢が釈明じみた発言しなくちゃいけないんだよ。
賠償金支払いなどの後始末をせずに詰問するなど、クーデターや謀反を誘発しているのか?
私が公爵家の立場なら、領地で挙兵して率兵上京を敢行するな。こんな王家、消滅しても誰も困らないだろ。
あと、唐突に王太子と浮気女が鉱山奴隷になっているのは何故だ? そこに至る経緯が記述されていなく、話が飛びすぎていると思うのだが。
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サクサク読めるし内容も分かりやすくて良かったです ただひとつ~後日談が余りにも突飛すぎて謎でした 王太子が断罪されるにしても罰が重すぎて納得できなかった 間にあの刑罰に至る重罪とか挟んであればわかりやすかったと思います 主人公が幸せになったのだから王太子達は社交界からつまはじきにされたとかその程度で良かったのではないかと考えます 最後ちょっと可哀想過ぎるかなぁ
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