奔波の先に~聞多と俊輔~

 幕末長州の山口湯田温泉に生まれ、山口の明倫館から萩の明倫館に移り、
学問と西洋陣術を学んだ青年がいた。

 殿のお小姓を足がかりに、国の行く末をより良くしていきたいと願っていた。
 
 そんな青年は後に井上馨となる志道聞多。

 高杉晋作、桂小五郎達とともに、盟友伊藤俊輔、後の伊藤博文と、
 幕末の動乱から、明治の新しい国造りに向けて走り続ける。
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