おもかげをさがして

幼馴染の愛楽と昌平。二人は誰よりも親友で、誰よりもお互いのことを思い合っていた。
そんな二人だったが、ある事故で愛楽が命を落としてからというもの、昌平は精神を病み家に引きこもりがちになってしまう。
それもそのはず、昌平は愛楽のことを親友以上に、恋として好きだったのだ。愛楽のいない人生に価値を見出せず、生きるか死ぬかで生きていた昌平。
とある夏の日、そんな昌平の前に一人の、いや、一体のクリーチャーが現れる。そのバケモノは、自分のことを「愛楽」だと名乗った。
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