元禄怪奇余話~千年の復讐
この物語の舞台は一応江戸時代初期、元禄の頃つまりは、忠臣蔵や水戸黄門の時代ということになっています。
主人公は犬企方として名高い五代将軍徳川綱吉に寵臣として仕え、水戸黄門などでは、しばしば悪党として登場する柳沢吉保です。ただ彼は確かに悪党であったかもしれませんが、一方で和歌や漢詩に秀で、源氏物語などの王朝文学にも精通した一流の文化人でもありました。
吉保は綱吉の命で京へ赴き、とある寺で平安の頃より数百年成仏することなく世をさすらう、ある夫人の幽霊と遭遇します。
不覚にも彼女と関係をもってしまった吉保は、その後江戸に戻っても彼女の亡霊に苦しむこととなります。吉保の周囲の人間に次から次へと取り憑いては混乱をもたらすのです。果たして彼女の本当の目的はなんなのか?やがては悲劇を迎えることとなるわけです。
(この物語は、史実をベースとしていますが、あくまでホラー小説であって歴史小説ではありません。そのため全てが史実の時系列通り物語が進行しているわけではありません。また時代考証等は時々あやふやですが、あくまでホラー小説なのであまりその点に突っ込まれてもはっきりいって知りません。最も歴史の知識があれば面白味も少しは増すでしょう。また源氏物語の知識があればさらに面白いかもしれません)最後までお楽しみいただけたら幸いと存じます。
主人公は犬企方として名高い五代将軍徳川綱吉に寵臣として仕え、水戸黄門などでは、しばしば悪党として登場する柳沢吉保です。ただ彼は確かに悪党であったかもしれませんが、一方で和歌や漢詩に秀で、源氏物語などの王朝文学にも精通した一流の文化人でもありました。
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