イソギンチャクは浴槽で夢を見る
「あれ。こんな所にペットショップなんてあったっけ?」
六月中旬の夕方頃で、梅雨の時期にしては珍しく晴れた日の事であった。社会人二年目の僕は、営業先からの直帰途中、狭い路地の山裾にて、ふと足を止めて見上げる。パネルの一部が割れ、色褪せた看板には、水棲動物の専門店であることが示されていた。
夕飯前の軽い冷やかしのつもりで、暗い店内へ脚を踏み入れる。その好奇心が、僕の人生のターニングポイントになるとも知らずに――。
【毎日 二十時に一話ずつ投稿を予定】
六月中旬の夕方頃で、梅雨の時期にしては珍しく晴れた日の事であった。社会人二年目の僕は、営業先からの直帰途中、狭い路地の山裾にて、ふと足を止めて見上げる。パネルの一部が割れ、色褪せた看板には、水棲動物の専門店であることが示されていた。
夕飯前の軽い冷やかしのつもりで、暗い店内へ脚を踏み入れる。その好奇心が、僕の人生のターニングポイントになるとも知らずに――。
【毎日 二十時に一話ずつ投稿を予定】
目次
感想
あなたにおすすめの小説
秘密の賞味期限〜同窓会で再会した先生は、ちっとも変わっていなかった〜
ぐぬ
恋愛
学生の頃、先生の左手には指輪があった。
それでも私は気にしなかった。
同窓会で再会した先生の薬指は、空白だった。
「また会えると思ってた」
その声は、狂おしいほど昔のままだった。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。