「役立たずの聖女」と婚約破棄されましたので、痛みの肩代わりも終わりにします ~第二皇子殿下は、わたしに我慢をさせません~
「役立たずの聖女との婚約は、今日限りで破棄する」
第一皇子に尽くしてきた聖女ティセは、侯爵令嬢に婚約者の座を奪われた。
彼が痛まずに過ごせたのは、彼女が《身代わりの祝福》で苦痛を引き受けていたからなのに。
けれど、別の女性を選ぶのなら、もう耐え続ける理由はない。
専属契約を解除したティセに手を差し伸べたのは、第二皇子ラウゼンだった。
祝福を求めず、休んでいいと告げる彼の優しさに、傷ついた心がほどけていく。
一方、三日後に祝福を失った第一皇子は、忘れていた激痛に襲われて――。
今さら戻れと言われても、あなたの痛みは、もう引き受けません。
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