【完結】期限付きの婚約者

灯籠流しの夜、すべては変わったーー。

大正時代、没落寸前の元華族・藤宮家では、病弱な姉とそれを支える妹の月子が静かに暮らしていた。

ある日、姉に帝国陸軍の少尉との縁談が舞い込む。冷酷な男だという噂を知る姉は縁談を拒絶し、塞ぎ込むようになる。

月子は姉を元気付けようと灯籠流しへ誘う。

それが、運命を変えることになるとも知らずに……。

姉は月子の初恋相手だった書生と駆け落ち、縁談は妹の月子へ回る。

残された月子は絶望し、身を投げる。

奇跡的に助かるものの、入院には保証人が必要だった。

少尉は入院中だけ婚約者でいるように提案する。



※エブリスタ、小説家になろう、ノベマ、ベリーズカフェにも掲載しています。
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