わたくしは何も存じません
冤罪による凄惨な死を与えられた、アードラー王国の公爵令嬢ガブリエルは、死の間際に女神に祈った。願いを聞き届けた女神アルティナは、世界にやり直しを命じる。
目覚めた人々は、過去の過ちを悔いて言動を改めた。異世界から来た聖女への盲信を捨て、王族に疑いの目を向ける。取り繕おうとする彼らの足元が崩れる中、ガブリエルだけが『前回』を覚えていなかった。
守ろうとする周囲、取り込もうと画策する王家。ロイスナー公爵家は独立を選び、記憶を持たない娘の幸せを模索する。
ハッピーエンド確定(ロイスナー公爵家側)
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2025/12/29……小柄になろう、[四半期]ヒューマンドラマ〔文芸〕 1位
2025/10/17……小説家になろう、日間ハイファンタジー連載 3位
2025/10/17……エブリスタ、トレンド#ファンタジー 1位
2025/10/17……アルファポリス、HOT女性向け 12位
2025/10/16……連載開始
一応は子爵夫人なのに、礼節その他全部OUT
時代や国によっても違ってくるが、基本的に子爵家というのは下位貴族に属する。
ただし、国への貢献(金銭含む)等で庶民から成り上がれる男爵位とは異なり、生まれながら貴族の血筋である事が多く、累代の貴族として家格は高い事がある。
これは子爵位が伯爵以上の高位貴族の三男以降の受け皿(入婿先)だったり、予備爵(複数の爵位のストック)だったりする為だ。
これは女性側の嫁入りにも作用していて、男爵家から子爵家への嫁入りは歓迎されない事が多く、第二夫人以降や後妻程度に留められる。
また、王家との婚姻が(一応)可能な爵位でもある。正妃側妃は不可能で寵姫止まりである事が多いが、それでも王家と結ばれる可能性がある為、男爵位とは一線を画するのが子爵という爵位。
自ずと子爵家(第一)夫人は子爵家同士、または伯爵家あたりから二女以降が嫁いでくる形になる。
まあだからって、公爵夫人主宰で他国の公女が主賓のお茶会に押し掛けてきた挙句、勘違いで済まない醜態を晒して大丈夫な訳もない。
これはもう、本人のみならず子爵家がこの暴挙を許したという事で、完全に子爵の責任問題ですな。
江戸時代の大名行列なども、TV時代劇などで簡単に描かれるものとは違って、先触れが走った後は庶民は屋内に閉じ籠もる事のほうが多かった。
万一出くわしたなら、それこそ『下に〜下に』の言葉通り道のから出て土下座のまま最後尾が通り過ぎるまで決して頭を上げてはならなかったし、権威主義による庶民との乖離が激しい証左でもある。
『ずいずいずっころばし』の歌詞のなかの『茶壺に追われてとっぴんしゃん』は将軍家に献上されるお茶壺(お茶っ葉)輸送の行列を指し、これもまた庶民が邪魔をする事を固く禁じられていた。
つまり
邪魔をしない様に『茶壺に追われて(行列の先触れが来たら急いで)』『とっぴんしゃん(戸を閉め切って家に籠り)』『抜けたらどんどこしょ(無事通り過ぎたら宴会しよう)』という意味の歌詞。
どれだけ煙たがられていたのかが透けて見える。
アードラー王国も近い感覚だったのだろうかね。
誤字報告です!
飲食店で→飲食的でになってます!!😆
そして、ここで一句!!😆
やっぱりな、必ず居るな、馬鹿夫人!!
旦那さんがまともなら、離婚からの離縁からの修道院行き確定かな?😅まともじゃ無いなら連帯責任でその貴族家お取り潰し確定かな?😅
本当に『悪手』でしか無かったねぇ
嫡男あたりが少しはまともで、速攻で父を隠居させ、母親と妹と共に領地で蟄居させる事を祈るのみか。
まあ、そうそうトンビは鷹を産めないので難しいとは思うけど。
蛙の子は蛙、だろうなぁ……
ああ、本当に役に立たない教育だったね
つまり『前回』はそれだけ周囲がガブリエルを軽んじていた。ひいてはロイスナー公爵家そのものを軽視していたという証左だねぇ
さて?
相手は侯爵家当主としてなら、公爵夫人より優先されるという甘い考えで出てきたのだろうが、こちら側は『他国』の『侯爵』だ。
どう、言い訳する気なのかね。
謝罪は『要らない』
『許さない』から。
おやまあ
これはまた、随分な『おバカさん』が居たものだ。
自国の公爵家のみならず、他国の公女にまで無礼を働くとは。
さっそく泣き付かれた何処ぞの当主なのかな?
相手が公爵家とはいえ、夫人相手ならと考えたのかもしれないが、あまりに浅慮だねぇ……
たとえ優遇されていても、それを当たり前に思ったりする様な性質でないのはソフィー嬢の良いところ。
ここで勘違いすると、どこぞの『聖女』みたいに増長が始まる。
苦労はしたし、父上は病気がちであった訳だが、貴族として必要不可欠な礼節はちゃんと修めている。
善き哉、善き哉。
公開処刑は見世物としては役に立つが、その処刑理由を隠せないので、この場合はあまりよろしく無い。
何処まで大物が釣れるか分からないが、国内貴族の引き締めの種にした方が良いでしょうね。
自分の所の末娘の教育に関しても確認すべきです。
全て、王国弱体化の為の工作と疑って掛かる位で丁度良い。
うむ。
孫に応援されて燃えない筈も無い
むしろ、燃え上がり過ぎる可能性が……この場合は良い事だけどね。
爵位剥奪だけで済む話ではないレベルなので、関係者から類似性のある連中まで、国の膿を根こそぎ絞り出して駆逐しましょう。
案外、こういう事を起こさせる為の啓示だったかも知れません。
子爵の保護は成った
互いを思い遣る父娘の姿を目に焼き付けて、ガブリエルもまた一つ成長するだろう。
そして後は下衆男の捕縛と処罰
実家の男爵家にも責任が生じる案件。
粛々と、確実に進めなければならない。
後ろを向き続けた狡猾な王弟叔父は悪運が尽きた
暗い考えを振りはらい、前を向いた王太子は救われた
兄の姿を見て、その愛情を感じられた双子達の道も、きっと拓かれていくだろう
自分達を守る騎士たち、領主や親方含む民達の事も、今までとは違う見方が出来る様になったのでは無いかな。
それは、大人への第一歩であり、王族としての心構えの基礎となる。
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