あの日、あの場所で

苦い青春の思い出が頭をよぎる。
たびたび忘れた頃に思い出してしまう記憶。
とは言っても、別に今も彼女に未練があるわけではない。
あの頃の自分の若さがトラウマになっているだけだ。

「坂田君こそ……なんで、今更」

彼女の言葉を聞いてようやく俺は間違いに気づいた。

※小説家になろう投稿した過去作。カクヨムにも掲載中。
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