リンドウのさく日までは。

世の中の『普通』を嫌うわたし『雨水りん』は、高架線の下で一人のホームレスに出会う。
彼は、奇妙な形のカプセルを差し出して、ある提案をしてくる。

「このカプセルで『普通』を壊してみないか?」と…。

半信半疑ながらも、わたしは想い人との恋を成就させんがために、そのカプセルを使用してしまう。

そこからわたしは、狂っていく…。
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