超光伝説ジャスティスゼロ

『超光伝説ジャスティスゼロ』:プロローグ
 かつて、この宇宙には「光」と「闇」の均衡を守るライメイ王国が存在していた。
 しかし、宇宙の絶望を喰らって増殖する邪導帝王ザグラス率いる暗黒要塞ドルグランの急襲により、王国は一夜にして崩壊する。
 王国の守護戦士たちは、最後の希望を三つの「聖なるデバイス」に託し、銀河の彼方へと放った。
 ……それから長い年月が過ぎた。
 舞台は現代、日本の星ヶ丘市。
 高校生の光星は、どこにでもいる普通の少年だった。ただ一つ、幼馴染の陽菜に振り回されながらも、「困っている人を放っておけない」という、少しお人好しすぎるほどの正義感を除いては。
 その日は、奇妙なほどに赤い夕焼けが街を染めていた。
 突如、空がガラスのように割れ、巨大な鋼鉄の要塞が姿を現す。
「……なんだよ、あれ……」
 逃げ惑う人々。街を破壊し始める不気味な兵士・ドルグ兵。
 逃げ遅れた子供を助けようとした光星の前に、宇宙から飛来した一本のベルト――ジャスティスドライバーが落ちてきた。
 頭の中に、見知らぬ誰かの声が響く。
『選ばれし勇者よ。その手で、明日への光を掴め……!』
「よくわかんねえけど……こいつらが、みんなを傷つけるのを黙って見てらんないんだ!」
 光星は、導かれるようにベルトを腰に当てた。
 その瞬間、宇宙を貫く一筋の雷光が彼を包み込む。
「変身ッ!!」
 光の中に現れたのは、白銀の装甲を纏った伝説の戦士。
 これが、後に語り継がれる**「超光伝説ジャスティスゼロ」**の、最初の戦い。
 そして、地球の命運を賭けた、長く過酷な物語の始まりだった。
「光がゼロになっても、俺がまた一(いち)から創り出す!」
 運命の歯車が、今、激しく動き始める。
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