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第32話 共通
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部屋に戻るとダイの姿が見えなかった。
しかし、気配は感じる。
「ゴロウ、ちょっと一緒にきてくれないかな」
「どこにいるでしょー見つけて!」
かくれんぼか、隠蔽を使っているようだから
めちゃくちゃ難易度が高いな
いそうなところを手当たり次第触ってみることにする
触れば感触はあるはずだ
「ここか?違うかー」
これは本気でやらないと
オレが隠れるとしたら・・・
破れたパンツとかが入っている壺!
壺の中を覗いてみると
何も入っていないが・・・
手を入れてみると壺の入り口で
しっとりひんやりとした物体に手が当たる
「ゴロウみっけ!」
「ダイすごい!見つかると思ってなかった。」
と言いながら すぅと 姿を現した。
「今度やるときはゴロウがオレを見つける番ね」
「わかったー!それで、どこに行くの?」
「あぁそうだった、これから父様の部屋に行って
会ってもらいたい人がいるんだ。
信用は出来そうだから安心して」
「わかったー」
快諾してくれたゴロウはいつものように
オレの肩の上に乗り、部屋を出た。
「ゴロウ、言い忘れていた。
みんなの前で体が見えなくなるやつは使っちゃだまだよ」
「そうなの?楽しいのに」
「うん、でもダメなんだ。
悪い奴が悪いことをしたとき全部ゴロウのせいにするかもしれないから」
「そっかーわかったよ」
ゴロウは少し残念そうな声で返事をする
「でも、オレと2人時は使ってもいいからね」
「そっか!また、見つけるやつやろうね」
「約束だね」
と念和で話をしていると気づけば
バルシュの書斎へとついていた。
コンコンコン
ドアをノックし
「父様 台でございます。戻りました。」
「入りなさい」
とバルシュが呼び入れる。
「はい、失礼します。
ゴロウを連れてきました。」
「うむ、ちょうど今レオンナンドには
現状を伝え終えたところだ」
「そうなのですね、レオナンドさん
こちらが私の従魔 ゴロウです」
グルルとのどを鳴らす
「こちらが・・・まさか本物のドラゴンに会える日が来るなんて・・・感動です。
私は小さいころからドラゴンや勇者の出てくるお話が好きで母によく絵本でも読んでもらっていました。」
「そうなのですね、私もドラゴンの絵本読みました!もっと色々読んでみたいと思っていたのです!」
「ダイ様がよろしければ私が所有している本を御貸しいたしますよ。」
レオンナンドは爽やかな笑顔で提案をしてくれた。
「え、ありがとうございます。とても嬉しいです!
レオンナンドさんがドラゴンが好きだと知れてとても嬉しいです。
良ければダイを撫でてみますか?」
「よ、よろしいのですか?」
レオンナンドは想定外の提案に驚いた様子だったが
その両手はもうウズウズしている。
「ゴロウ、いいかな?」
グルル (いいよ、嫌な人じゃなさそうだし)
「大丈夫みたいです」
「完全に意思の疎通もできているんですね。素晴らしい。
そ、それでは、失礼いたします。」
レオンナンドはゴロウの頭を優しく撫でた
グルルル
ゴロウもうれしそうだ
「おおおぉぉぉ まさかこんな日が訪れるとは
私がドラゴンに触れる事が出来るなんて 」
「レオナンドさんはドラゴンが本当にお好きなんですね」
「ドラゴンを嫌いな男はいません」
断言をした。
レオンナンドの後ろにいるバルシュもうなずいていた。
やはり男子のドラゴン好きはこの世界も前の世界もどこでも共通なのだと知り
なぜか、自分が前世で小学生の時に修学旅行で剣とドラゴンがモチーフになったの金色のキーホルダーを買ったことを思い出した。
しかし、気配は感じる。
「ゴロウ、ちょっと一緒にきてくれないかな」
「どこにいるでしょー見つけて!」
かくれんぼか、隠蔽を使っているようだから
めちゃくちゃ難易度が高いな
いそうなところを手当たり次第触ってみることにする
触れば感触はあるはずだ
「ここか?違うかー」
これは本気でやらないと
オレが隠れるとしたら・・・
破れたパンツとかが入っている壺!
壺の中を覗いてみると
何も入っていないが・・・
手を入れてみると壺の入り口で
しっとりひんやりとした物体に手が当たる
「ゴロウみっけ!」
「ダイすごい!見つかると思ってなかった。」
と言いながら すぅと 姿を現した。
「今度やるときはゴロウがオレを見つける番ね」
「わかったー!それで、どこに行くの?」
「あぁそうだった、これから父様の部屋に行って
会ってもらいたい人がいるんだ。
信用は出来そうだから安心して」
「わかったー」
快諾してくれたゴロウはいつものように
オレの肩の上に乗り、部屋を出た。
「ゴロウ、言い忘れていた。
みんなの前で体が見えなくなるやつは使っちゃだまだよ」
「そうなの?楽しいのに」
「うん、でもダメなんだ。
悪い奴が悪いことをしたとき全部ゴロウのせいにするかもしれないから」
「そっかーわかったよ」
ゴロウは少し残念そうな声で返事をする
「でも、オレと2人時は使ってもいいからね」
「そっか!また、見つけるやつやろうね」
「約束だね」
と念和で話をしていると気づけば
バルシュの書斎へとついていた。
コンコンコン
ドアをノックし
「父様 台でございます。戻りました。」
「入りなさい」
とバルシュが呼び入れる。
「はい、失礼します。
ゴロウを連れてきました。」
「うむ、ちょうど今レオンナンドには
現状を伝え終えたところだ」
「そうなのですね、レオナンドさん
こちらが私の従魔 ゴロウです」
グルルとのどを鳴らす
「こちらが・・・まさか本物のドラゴンに会える日が来るなんて・・・感動です。
私は小さいころからドラゴンや勇者の出てくるお話が好きで母によく絵本でも読んでもらっていました。」
「そうなのですね、私もドラゴンの絵本読みました!もっと色々読んでみたいと思っていたのです!」
「ダイ様がよろしければ私が所有している本を御貸しいたしますよ。」
レオンナンドは爽やかな笑顔で提案をしてくれた。
「え、ありがとうございます。とても嬉しいです!
レオンナンドさんがドラゴンが好きだと知れてとても嬉しいです。
良ければダイを撫でてみますか?」
「よ、よろしいのですか?」
レオンナンドは想定外の提案に驚いた様子だったが
その両手はもうウズウズしている。
「ゴロウ、いいかな?」
グルル (いいよ、嫌な人じゃなさそうだし)
「大丈夫みたいです」
「完全に意思の疎通もできているんですね。素晴らしい。
そ、それでは、失礼いたします。」
レオンナンドはゴロウの頭を優しく撫でた
グルルル
ゴロウもうれしそうだ
「おおおぉぉぉ まさかこんな日が訪れるとは
私がドラゴンに触れる事が出来るなんて 」
「レオナンドさんはドラゴンが本当にお好きなんですね」
「ドラゴンを嫌いな男はいません」
断言をした。
レオンナンドの後ろにいるバルシュもうなずいていた。
やはり男子のドラゴン好きはこの世界も前の世界もどこでも共通なのだと知り
なぜか、自分が前世で小学生の時に修学旅行で剣とドラゴンがモチーフになったの金色のキーホルダーを買ったことを思い出した。
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