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第33話 再び森へ1
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しばらくゴロウを堪能したレオンナンドが
「ダイ様、ゴロウ殿とても貴重な体験をさせて頂きましてありがとうございました
そしてバルシュ様より伺ったお話によるとゴロウ殿は色々な能力がありその能力は未知数とのこと、
しかもゴロウ殿の主であるダイ様への効果も凄まじいとなると一度王都で本格的に調べる事も視野に入れた方が良いかと思われます。」
「うむ、それは私も考えていたのだが何も準備をせずに行けばただ混乱を招くだけになってしまうと思ってな
まずはレオンナンドにダイの身体強化の状態を見てもらい、この力の制御を身に着けさせてやってほしいと考えている。
そしてこの状況を知っているのはここに居る者のみ。これは極秘裏に進めていきたい。」
「かしこまりました。このことは口外しないことを誓います。
それでは、ダイ様の身体強化の現状を把握させて頂く為、明日の朝一度森に行きましょう。
朝の森であれば、比較的安全ですし冒険者も少ないので見られる心配もほとんどありません。」
「うむ、急で悪いがダイもそれでよいか?」
「はい、父様
レオンナンドさんよろしくお願いします!」
そうして明日に備えて今日は早く寝るようにと言われ
自室へと戻った。
少し楽しみだ。
ゴロウも部屋の中ばかりで退屈していそうだったし丁度良いだろう。
だけどゴロウ朝大丈夫かな・・・
と考えていると部屋のドアがノックされる。
「はい、」
と返事をすると
「ダイ様、明日のお支度に関してなのですが」
エリーのようだ
オレは返事をしてドアを開け
明日の朝はレオンナンドと出かける旨を伝えた。
「かしこまりました。それでは明日5時半ごろにお伺いいたします。」
「うん、ありがとう。そしたら明日もよろしくおねエリー」
「はい。それではダイ様お休みなさいませ」
「うん、おやすみー」
バタン
「よし、ゴロウ寝ようか」
と声をかけるとゴロウは床で仰向けになり既に熟睡していた。
前世のワニだったころの面影はもはや見当たらない。
なんか猫みたいだな。
オレも早く寝よう・・・ぐう
翌日、朝日の差し込みで目を覚ますと
5時を少し過ぎている頃だった。
少し早く目が覚めてしまったが
エリーに迷惑をかけないように着替えを終わらせておこうと
二度寝はせずに体を起こす。
ゴロウは仰向けのまま浮遊し寝ていた。
ひどい寝相だな・・・寝相の悪さも受けることで3Dとなると
今後、ゴロウの体が大きくなることがあれば寝相によってオレは潰されちゃうかもと
思い少し怖くなったが、まぁ大きくなった時に考えよう。
コンコンコン
「おはようございますダイ様 もう起きてらっしゃるのですね。
お支度に参りました」
「お、オハヨーちょっとまってて」
急いでゴロウを床に寝かせる。
ゴロウがドラゴンと知らないエリーが見たらびっくりしちゃうだろうからな
でも、なんで起きてるのがわかったんだろう。
いつもそうだ、
せっかくエリーの手を煩わせないようにできたらと思ったのに
「どうぞ」
ガチャリ
「失礼します。おはようございます。
それではお着替えをいたしましょう。」
・
「こちらの桶でお顔を」
・
「こちらので歯を」
・
「こちらで髪を」
・
ほぼオレは動かずに朝の支度が終わった。
「こちらの鞄に朝食をお入れしておきますね。
道中お時間あるときにお召し上がりください。」
「うん、色々ありがとう。」
「いえ、メイドですので。レオナンド様がいらっしゃいましたら
及び致しますので、お部屋でお待ちになっていてください。
それでは、一度失礼いたします。」
とエリーは部屋を出た。
毎度思うが嵐のようだ。
支度も終えたし、そろそろゴロウを起こすかな
「ゴロウ朝だよー」
「グルグル ん-もうちょっと」
やっぱり朝は弱いようだ
仕方ないレオンナンドが来る迄寝かしておくか
「ダイ様、ゴロウ殿とても貴重な体験をさせて頂きましてありがとうございました
そしてバルシュ様より伺ったお話によるとゴロウ殿は色々な能力がありその能力は未知数とのこと、
しかもゴロウ殿の主であるダイ様への効果も凄まじいとなると一度王都で本格的に調べる事も視野に入れた方が良いかと思われます。」
「うむ、それは私も考えていたのだが何も準備をせずに行けばただ混乱を招くだけになってしまうと思ってな
まずはレオンナンドにダイの身体強化の状態を見てもらい、この力の制御を身に着けさせてやってほしいと考えている。
そしてこの状況を知っているのはここに居る者のみ。これは極秘裏に進めていきたい。」
「かしこまりました。このことは口外しないことを誓います。
それでは、ダイ様の身体強化の現状を把握させて頂く為、明日の朝一度森に行きましょう。
朝の森であれば、比較的安全ですし冒険者も少ないので見られる心配もほとんどありません。」
「うむ、急で悪いがダイもそれでよいか?」
「はい、父様
レオンナンドさんよろしくお願いします!」
そうして明日に備えて今日は早く寝るようにと言われ
自室へと戻った。
少し楽しみだ。
ゴロウも部屋の中ばかりで退屈していそうだったし丁度良いだろう。
だけどゴロウ朝大丈夫かな・・・
と考えていると部屋のドアがノックされる。
「はい、」
と返事をすると
「ダイ様、明日のお支度に関してなのですが」
エリーのようだ
オレは返事をしてドアを開け
明日の朝はレオンナンドと出かける旨を伝えた。
「かしこまりました。それでは明日5時半ごろにお伺いいたします。」
「うん、ありがとう。そしたら明日もよろしくおねエリー」
「はい。それではダイ様お休みなさいませ」
「うん、おやすみー」
バタン
「よし、ゴロウ寝ようか」
と声をかけるとゴロウは床で仰向けになり既に熟睡していた。
前世のワニだったころの面影はもはや見当たらない。
なんか猫みたいだな。
オレも早く寝よう・・・ぐう
翌日、朝日の差し込みで目を覚ますと
5時を少し過ぎている頃だった。
少し早く目が覚めてしまったが
エリーに迷惑をかけないように着替えを終わらせておこうと
二度寝はせずに体を起こす。
ゴロウは仰向けのまま浮遊し寝ていた。
ひどい寝相だな・・・寝相の悪さも受けることで3Dとなると
今後、ゴロウの体が大きくなることがあれば寝相によってオレは潰されちゃうかもと
思い少し怖くなったが、まぁ大きくなった時に考えよう。
コンコンコン
「おはようございますダイ様 もう起きてらっしゃるのですね。
お支度に参りました」
「お、オハヨーちょっとまってて」
急いでゴロウを床に寝かせる。
ゴロウがドラゴンと知らないエリーが見たらびっくりしちゃうだろうからな
でも、なんで起きてるのがわかったんだろう。
いつもそうだ、
せっかくエリーの手を煩わせないようにできたらと思ったのに
「どうぞ」
ガチャリ
「失礼します。おはようございます。
それではお着替えをいたしましょう。」
・
「こちらの桶でお顔を」
・
「こちらので歯を」
・
「こちらで髪を」
・
ほぼオレは動かずに朝の支度が終わった。
「こちらの鞄に朝食をお入れしておきますね。
道中お時間あるときにお召し上がりください。」
「うん、色々ありがとう。」
「いえ、メイドですので。レオナンド様がいらっしゃいましたら
及び致しますので、お部屋でお待ちになっていてください。
それでは、一度失礼いたします。」
とエリーは部屋を出た。
毎度思うが嵐のようだ。
支度も終えたし、そろそろゴロウを起こすかな
「ゴロウ朝だよー」
「グルグル ん-もうちょっと」
やっぱり朝は弱いようだ
仕方ないレオンナンドが来る迄寝かしておくか
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ゴロウお話ししてる
ゴロウ出てこ〜い