20 / 30
第一章
20.因縁に決着を
しおりを挟む
「もうすぐ着くぞ~」
「……うん」
「シータ、いつまでそこにいるつもり?」
「あははは……」
馬車の中、シータは座席ではなく俺の膝の上に頭をごろんと寝転がっていた。
アルファはむすっとした顔で注意する。
「もう起きなさい。ラスト様に失礼でしょ」
「うーん……ここすごく落ち着く」
「そんなこと聞いてないわ。いいから起きなさい」
「嫌だよぉ~ めんどくさいもん」
どうやらシータは面倒くさがりみたいだ。
移動中ずっと気だるそうにしていたし、俺の膝でほとんど眠っていた。
魔力が足りなかったんじゃないかと心配になるくらい。
「姉上も諦めろって。シータに言っても無駄だ」
「そうそう。デルタお姉ちゃんはわかってるね~」
「駄目よ。しっかりしなさい! ラスト様の前でだらしない」
「お兄ちゃんは気にしないでしょ~」
ごろごろと膝の上で頭を転がし、俺のことを見上げる。
なんだこの可愛い生き物は。
「そうだな。到着するまでだぞ?」
「わーい……お兄ちゃん優しい~」
アルファには悪いが、この可愛さにあらがえない。
頭を撫でるとゴロゴロ喉をならすし、猫みたいだな。
「ラスト様!」
「まぁまぁ、もうすぐ着くんだし」
「……もう、優しすぎるんですよ」
そう言ってそっぽを向く。
拗ねられてしまったらしい。
と、そうこうしているうちに馬車は見慣れた街並みに入る。
「帰ってきたな」
俺たちの街に。
雪も降っていないし寒さも感じない。
ちょうどいい気候でホッとする。
街へ帰還した俺たちは馬車を返却した。
「歩くのー? お兄ちゃん、抱っこして~」
そう言ってシータが背中に引っ付いてくる。
アルファがそれを強引にはがす。
「駄目です。ちゃんと歩きなさい」
「うぅ……アルファお姉ちゃん……うるさい」
「うるっ! シータが甘えてばかりだからでしょ!」
「ちょっと姉上ここで喧嘩すんなよ。目立つじゃんか」
デルタが仲裁に入る。
アルファがここまで感情的になるのは初めてみる。
なんだか生き生きとしていて、これはこれで悪くない光景だ。
「三人……そろったんだな」
しみじみ感じる。
やり遂げたという達成感も。
そして、これから四人でたくさんの冒険をすることを夢想して、わくわくする。
最高の気分のまま帰宅できれば……。
本当によかったのに。
「ラスト」
「――!」
聞きたくなかった声が響く。
頭に、心に。
何度も聞いた……呼ばれたことを思い出す。
「ドイル……」
振り返ると彼らがいた。
俺を追放した元パーティーが。
「なんだこいつら?」
「知らない人ー」
「そりゃそうだろ」
「……もしかして、ラスト様の以前の……」
できれば会いたくなかった。
会わせたくなかった。
彼女たちには……。
今さら遅いけど。
「久しぶり、元気にしてた?」
「お前は随分と楽しそうじゃねーか。ラストの分際で」
「いきなりか」
まるで挨拶みたいに暴言を吐かれた。
慣れていたはずなのに、こうして改めて聞くと胸の奥がきゅっと締め付けられる。
苦しいな。
「ラスト、お前こっち戻ってこい」
「……は?」
「聞こえなったか? 戻れって言ってるんだよ」
「……聞き間違えだよね?」
戻れといったのか?
俺に、ドイルたちのパーティーに?
「何度も言わせんなよ。さっさと戻ってこい。また仲間にしてやるよ」
「……本当に」
勝手な人たちだ。
一度追放しておいて、今更戻れって?
どういう風の吹き回しだ。
何を考えている?
いや、そんなことどうでもいい。
理由なんて関係なく、俺の返答は一つしかないんだから。
「嫌だよ」
「なんだと?」
「当たり前じゃないか。どうして今さら、戻らなきゃいけないんだ? そっちが追放したくせにさ。俺なんていなくても平気だったんでしょ?」
「……っ、いいから戻れ、これは命令だ」
「そんな命令聞く気はないし、お前に命令される筋合いはない。行こう、みんな」
無視して立ち去ろうとする。
しかしドイルが道を塞ぐ。
「どいて」
「てめぇ、調子に乗りすぎだぜ。一人じゃ何もできない癖に」
「一人じゃ……そうか。そこまでは気づいたんだね」
「くっ、てめぇ!」
ドイルが胸倉をつかもうとする。
その手を叩き落とした……のは、俺ではなくアルファだった。
「ラスト様に触れないでください」
「なんだお前は……」
「お前こそなんだよ。うちのマスターの邪魔してんじゃねーよ」
今度はデルタが前に出た。
彼女は目つきで威嚇している。
二人とも、いつになく苛立っているように見えた。
「ありがとう二人とも。けど気にしないで。もう、関係ない人たちだから」
「……いい加減調子のんじゃねーよ!」
怒りに身を任せ、ドイルが魔剣を抜く。
仲間たちが止めようとしたがそれを無視して。
ドイルの性格だから、こう来ることは予想できた。
先に剣を抜いたのはあっちだ。
ならこれは、正当防衛だろう?
「燃えやがれ!」
魔剣から炎が放たれる。
たけだけしい炎だが、今の俺には可愛く見える。
片手で消してしまえるんだから。
「な……素手で?」
「ごめんね」
刀を抜く。
剣術の最速に、俺の肉体の最速を合わせて放つのは――
居合。
俺の刀は魔剣を斬り裂いた。
「ば、馬鹿な……こんな……」
「これで勝負ありだ。もう俺に関わらないで」
「っ、この野郎が!」
「――氷天」
折れた剣で襲い掛かろうとしたドイルを、氷の柱がつなぎとめる。
やったのはシータだ。
「もう終わったでしょ? 帰ろ、お兄ちゃん」
「そうだな。ありがとう」
俺は彼女の頭を撫でてあげた。
そして最後に、ドイルの顔を見る。
「お前の言う通りだよ。俺は一人じゃ何もできない。だから、彼女たちと一緒にいる。そうすれば、俺にもできることがあるから」
それが答えだとまっすぐ伝える。
俺はドイルたちじゃなく、三姉妹を選んだ。
選ばせてもらえた。
だからもう、これっきりだ。
「さよなら」
俺の古巣。
そして――
「ただいま」
俺たちの新しい我が家。
「……うん」
「シータ、いつまでそこにいるつもり?」
「あははは……」
馬車の中、シータは座席ではなく俺の膝の上に頭をごろんと寝転がっていた。
アルファはむすっとした顔で注意する。
「もう起きなさい。ラスト様に失礼でしょ」
「うーん……ここすごく落ち着く」
「そんなこと聞いてないわ。いいから起きなさい」
「嫌だよぉ~ めんどくさいもん」
どうやらシータは面倒くさがりみたいだ。
移動中ずっと気だるそうにしていたし、俺の膝でほとんど眠っていた。
魔力が足りなかったんじゃないかと心配になるくらい。
「姉上も諦めろって。シータに言っても無駄だ」
「そうそう。デルタお姉ちゃんはわかってるね~」
「駄目よ。しっかりしなさい! ラスト様の前でだらしない」
「お兄ちゃんは気にしないでしょ~」
ごろごろと膝の上で頭を転がし、俺のことを見上げる。
なんだこの可愛い生き物は。
「そうだな。到着するまでだぞ?」
「わーい……お兄ちゃん優しい~」
アルファには悪いが、この可愛さにあらがえない。
頭を撫でるとゴロゴロ喉をならすし、猫みたいだな。
「ラスト様!」
「まぁまぁ、もうすぐ着くんだし」
「……もう、優しすぎるんですよ」
そう言ってそっぽを向く。
拗ねられてしまったらしい。
と、そうこうしているうちに馬車は見慣れた街並みに入る。
「帰ってきたな」
俺たちの街に。
雪も降っていないし寒さも感じない。
ちょうどいい気候でホッとする。
街へ帰還した俺たちは馬車を返却した。
「歩くのー? お兄ちゃん、抱っこして~」
そう言ってシータが背中に引っ付いてくる。
アルファがそれを強引にはがす。
「駄目です。ちゃんと歩きなさい」
「うぅ……アルファお姉ちゃん……うるさい」
「うるっ! シータが甘えてばかりだからでしょ!」
「ちょっと姉上ここで喧嘩すんなよ。目立つじゃんか」
デルタが仲裁に入る。
アルファがここまで感情的になるのは初めてみる。
なんだか生き生きとしていて、これはこれで悪くない光景だ。
「三人……そろったんだな」
しみじみ感じる。
やり遂げたという達成感も。
そして、これから四人でたくさんの冒険をすることを夢想して、わくわくする。
最高の気分のまま帰宅できれば……。
本当によかったのに。
「ラスト」
「――!」
聞きたくなかった声が響く。
頭に、心に。
何度も聞いた……呼ばれたことを思い出す。
「ドイル……」
振り返ると彼らがいた。
俺を追放した元パーティーが。
「なんだこいつら?」
「知らない人ー」
「そりゃそうだろ」
「……もしかして、ラスト様の以前の……」
できれば会いたくなかった。
会わせたくなかった。
彼女たちには……。
今さら遅いけど。
「久しぶり、元気にしてた?」
「お前は随分と楽しそうじゃねーか。ラストの分際で」
「いきなりか」
まるで挨拶みたいに暴言を吐かれた。
慣れていたはずなのに、こうして改めて聞くと胸の奥がきゅっと締め付けられる。
苦しいな。
「ラスト、お前こっち戻ってこい」
「……は?」
「聞こえなったか? 戻れって言ってるんだよ」
「……聞き間違えだよね?」
戻れといったのか?
俺に、ドイルたちのパーティーに?
「何度も言わせんなよ。さっさと戻ってこい。また仲間にしてやるよ」
「……本当に」
勝手な人たちだ。
一度追放しておいて、今更戻れって?
どういう風の吹き回しだ。
何を考えている?
いや、そんなことどうでもいい。
理由なんて関係なく、俺の返答は一つしかないんだから。
「嫌だよ」
「なんだと?」
「当たり前じゃないか。どうして今さら、戻らなきゃいけないんだ? そっちが追放したくせにさ。俺なんていなくても平気だったんでしょ?」
「……っ、いいから戻れ、これは命令だ」
「そんな命令聞く気はないし、お前に命令される筋合いはない。行こう、みんな」
無視して立ち去ろうとする。
しかしドイルが道を塞ぐ。
「どいて」
「てめぇ、調子に乗りすぎだぜ。一人じゃ何もできない癖に」
「一人じゃ……そうか。そこまでは気づいたんだね」
「くっ、てめぇ!」
ドイルが胸倉をつかもうとする。
その手を叩き落とした……のは、俺ではなくアルファだった。
「ラスト様に触れないでください」
「なんだお前は……」
「お前こそなんだよ。うちのマスターの邪魔してんじゃねーよ」
今度はデルタが前に出た。
彼女は目つきで威嚇している。
二人とも、いつになく苛立っているように見えた。
「ありがとう二人とも。けど気にしないで。もう、関係ない人たちだから」
「……いい加減調子のんじゃねーよ!」
怒りに身を任せ、ドイルが魔剣を抜く。
仲間たちが止めようとしたがそれを無視して。
ドイルの性格だから、こう来ることは予想できた。
先に剣を抜いたのはあっちだ。
ならこれは、正当防衛だろう?
「燃えやがれ!」
魔剣から炎が放たれる。
たけだけしい炎だが、今の俺には可愛く見える。
片手で消してしまえるんだから。
「な……素手で?」
「ごめんね」
刀を抜く。
剣術の最速に、俺の肉体の最速を合わせて放つのは――
居合。
俺の刀は魔剣を斬り裂いた。
「ば、馬鹿な……こんな……」
「これで勝負ありだ。もう俺に関わらないで」
「っ、この野郎が!」
「――氷天」
折れた剣で襲い掛かろうとしたドイルを、氷の柱がつなぎとめる。
やったのはシータだ。
「もう終わったでしょ? 帰ろ、お兄ちゃん」
「そうだな。ありがとう」
俺は彼女の頭を撫でてあげた。
そして最後に、ドイルの顔を見る。
「お前の言う通りだよ。俺は一人じゃ何もできない。だから、彼女たちと一緒にいる。そうすれば、俺にもできることがあるから」
それが答えだとまっすぐ伝える。
俺はドイルたちじゃなく、三姉妹を選んだ。
選ばせてもらえた。
だからもう、これっきりだ。
「さよなら」
俺の古巣。
そして――
「ただいま」
俺たちの新しい我が家。
7
あなたにおすすめの小説
追放された回復術師は、なんでも『回復』できて万能でした
新緑あらた
ファンタジー
死闘の末、強敵の討伐クエストを達成した回復術師ヨシュアを待っていたのは、称賛の言葉ではなく、解雇通告だった。
「ヨシュア……てめえはクビだ」
ポーションを湯水のように使える最高位冒険者になった彼らは、今まで散々ポーションの代用品としてヨシュアを利用してきたのに、回復術師は不要だと考えて切り捨てることにしたのだ。
「ポーションの下位互換」とまで罵られて気落ちしていたヨシュアだったが、ブラックな労働をしいるあのパーティーから解放されて喜んでいる自分に気づく。
危機から救った辺境の地方領主の娘との出会いをきっかけに、彼の世界はどんどん広がっていく……。
一方、Sランク冒険者パーティーはクエストの未達成でどんどんランクを落としていく。
彼らは知らなかったのだ、ヨシュアが彼らの傷だけでなく、状態異常や武器の破損など、なんでも『回復』していたことを……。
普段は地味子。でも本当は凄腕の聖女さん〜地味だから、という理由で聖女ギルドを追い出されてしまいました。私がいなくても大丈夫でしょうか?〜
神伊 咲児
ファンタジー
主人公、イルエマ・ジミィーナは16歳。
聖女ギルド【女神の光輝】に属している聖女だった。
イルエマは眼鏡をかけており、黒髪の冴えない見た目。
いわゆる地味子だ。
彼女の能力も地味だった。
使える魔法といえば、聖女なら誰でも使えるものばかり。回復と素材進化と解呪魔法の3つだけ。
唯一のユニークスキルは、ペンが無くても文字を書ける光魔字。
そんな能力も地味な彼女は、ギルド内では裏方作業の雑務をしていた。
ある日、ギルドマスターのキアーラより、地味だからという理由で解雇される。
しかし、彼女は目立たない実力者だった。
素材進化の魔法は独自で改良してパワーアップしており、通常の3倍の威力。
司祭でも見落とすような小さな呪いも見つけてしまう鋭い感覚。
難しい相談でも難なくこなす知識と教養。
全てにおいてハイクオリティ。最強の聖女だったのだ。
彼女は新しいギルドに参加して順風満帆。
彼女をクビにした聖女ギルドは落ちぶれていく。
地味な聖女が大活躍! 痛快ファンタジーストーリー。
全部で5万字。
カクヨムにも投稿しておりますが、アルファポリス用にタイトルも含めて改稿いたしました。
HOTランキング女性向け1位。
日間ファンタジーランキング1位。
日間完結ランキング1位。
応援してくれた、みなさんのおかげです。
ありがとうございます。とても嬉しいです!
金喰い虫ですって!? 婚約破棄&追放された用済み聖女は、実は妖精の愛し子でした ~田舎に帰って妖精さんたちと幸せに暮らします~
アトハ
ファンタジー
「貴様はもう用済みだ。『聖女』などという迷信に踊らされて大損だった。どこへでも行くが良い」
突然の宣告で、国外追放。国のため、必死で毎日祈りを捧げたのに、その仕打ちはあんまりでではありませんか!
魔法技術が進んだ今、妖精への祈りという不確かな力を行使する聖女は国にとっての『金喰い虫』とのことですが。
「これから大災厄が来るのにね~」
「ばかな国だね~。自ら聖女様を手放そうなんて~」
妖精の声が聞こえる私は、知っています。
この国には、間もなく前代未聞の災厄が訪れるということを。
もう国のことなんて知りません。
追放したのはそっちです!
故郷に戻ってゆっくりさせてもらいますからね!
※ 他の小説サイト様にも投稿しています
宮廷から追放された聖女の回復魔法は最強でした。後から戻って来いと言われても今更遅いです
ダイナイ
ファンタジー
「お前が聖女だな、お前はいらないからクビだ」
宮廷に派遣されていた聖女メアリーは、お金の無駄だお前の代わりはいくらでもいるから、と宮廷を追放されてしまった。
聖国から王国に派遣されていた聖女は、この先どうしようか迷ってしまう。とりあえず、冒険者が集まる都市に行って仕事をしようと考えた。
しかし聖女は自分の回復魔法が異常であることを知らなかった。
冒険者都市に行った聖女は、自分の回復魔法が周囲に知られて大変なことになってしまう。
微妙なバフなどもういらないと追放された補助魔法使い、バフ3000倍で敵の肉体を内部から破壊して無双する
こげ丸
ファンタジー
「微妙なバフなどもういらないんだよ!」
そう言われて冒険者パーティーを追放されたフォーレスト。
だが、仲間だと思っていたパーティーメンバーからの仕打ちは、それだけに留まらなかった。
「もうちょっと抵抗頑張んないと……妹を酷い目にあわせちゃうわよ?」
窮地に追い込まれたフォーレスト。
だが、バフの新たな可能性に気付いたその時、復讐はなされた。
こいつら……壊しちゃえば良いだけじゃないか。
これは、絶望の淵からバフの新たな可能性を見いだし、高みを目指すに至った補助魔法使いフォーレストが最強に至るまでの物語。
【完結】帝国から追放された最強のチーム、リミッター外して無双する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
スペイゴール大陸最強の帝国、ユハ帝国。
帝国に仕え、最強の戦力を誇っていたチーム、『デイブレイク』は、突然議会から追放を言い渡される。
しかし帝国は気づいていなかった。彼らの力が帝国を拡大し、恐るべき戦力を誇示していたことに。
自由になった『デイブレイク』のメンバー、エルフのクリス、バランス型のアキラ、強大な魔力を宿すジャック、杖さばきの達人ランラン、絶世の美女シエナは、今まで抑えていた実力を完全開放し、ゼロからユハ帝国を超える国を建国していく。
※この世界では、杖と魔法を使って戦闘を行います。しかし、あの稲妻型の傷を持つメガネの少年のように戦うわけではありません。どうやって戦うのかは、本文を読んでのお楽しみです。杖で戦う戦士のことを、本文では杖士(ブレイカー)と描写しています。
※舞台の雰囲気は中世ヨーロッパ〜近世ヨーロッパに近いです。
〜『デイブレイク』のメンバー紹介〜
・クリス(男・エルフ・570歳)
チームのリーダー。もともとはエルフの貴族の家系だったため、上品で高潔。白く透明感のある肌に、整った顔立ちである。エルフ特有のとがった耳も特徴的。メンバーからも信頼されているが……
・アキラ(男・人間・29歳)
杖術、身体能力、頭脳、魔力など、あらゆる面のバランスが取れたチームの主力。独特なユーモアのセンスがあり、ムードメーカーでもある。唯一の弱点が……
・ジャック(男・人間・34歳)
怪物級の魔力を持つ杖士。その魔力が強大すぎるがゆえに、普段はその魔力を抑え込んでいるため、感情をあまり出さない。チームで唯一の黒人で、ドレッドヘアが特徴的。戦闘で右腕を失って以来義手を装着しているが……
・ランラン(女・人間・25歳)
優れた杖の腕前を持ち、チームを支える杖士。陽気でチャレンジャーな一面もあり、可愛さも武器である。性格の共通点から、アキラと親しく、親友である。しかし実は……
・シエナ(女・人間・28歳)
絶世の美女。とはいっても杖士としての実力も高く、アキラと同じくバランス型である。誰もが羨む美貌をもっているが、本人はあまり自信がないらしく、相手の反応を確認しながら静かに話す。あるメンバーのことが……
A級パーティから追放された俺はギルド職員になって安定した生活を手に入れる
国光
ファンタジー
A級パーティの裏方として全てを支えてきたリオン・アルディス。しかし、リーダーで幼馴染のカイルに「お荷物」として追放されてしまう。失意の中で再会したギルド受付嬢・エリナ・ランフォードに導かれ、リオンはギルド職員として新たな道を歩み始める。
持ち前の数字感覚と管理能力で次々と問題を解決し、ギルド内で頭角を現していくリオン。一方、彼を失った元パーティは内部崩壊の道を辿っていく――。
これは、支えることに誇りを持った男が、自らの価値を証明し、安定した未来を掴み取る物語。
姉の陰謀で国を追放された第二王女は、隣国を発展させる聖女となる【完結】
小平ニコ
ファンタジー
幼少期から魔法の才能に溢れ、百年に一度の天才と呼ばれたリーリエル。だが、その才能を妬んだ姉により、無実の罪を着せられ、隣国へと追放されてしまう。
しかしリーリエルはくじけなかった。持ち前の根性と、常識を遥かに超えた魔法能力で、まともな建物すら存在しなかった隣国を、たちまちのうちに強国へと成長させる。
そして、リーリエルは戻って来た。
政治の実権を握り、やりたい放題の振る舞いで国を乱す姉を打ち倒すために……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる