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翌朝
ペロペロと顔を舐められ
「きゃ!」
ワン!
ビックリさせちゃったよ ごめんなアリス
でも朝だから 起きなよ
「あ~フェン おはよう 起こしてくれてたんだね ありがとう」
コンコン
「アリス様 起きられましたか?」
「はい どうぞ」
「失礼いたします おはようございます 私 お世話をさせていただく マリアンナと申します 宜しくお願いいたします」
「こちらこそ 宜しくお願いいたしますね」
「お休みになれましたか?」
アリスの身支度をしながら マリアンナが聞いてくる
「えぇ とても 疲れていたのでしょうか ベッドに横になったら すぐ眠ってしまいました」
「それは よろしかったですわ さぁ 準備も終わりましたし 食堂へどうぞ ご案内致します」
「ありがとう」
お母様が亡くなってからというもの 侍女はいなくて 自分だけで全てしてきたので 久しぶりに 人にやってもらって 少し恥ずかしかったが マリアンナが優しい人で 救われた気持ちだった
食堂につくと ジ―ク様達がもう座っていらした
「おはようございます 遅くなり申し訳ありません」
「おはよう アリス殿 俺たちも今来たばかりなので 大丈夫」
「おはようございます お嬢様」
「おはよう セバスチャン」
みると 給仕の仕事をしているようで
察したのか
「どうも長年の癖はぬけないようです」
「セバスチャンらしいわね ジ―ク様 セバスチャンはお仕えしても 大丈夫でしょうか?」
「いや こちらも 助かる 執事がいないんだ 」
「ありがとうございます」
ニコ
ドキン!
胸が痛い アリス殿の笑顔で 何故胸が痛むのか………
「では いただくとするか いただきます」
「いただきます」
「アリス殿 眠れたか?場所が変わると眠れない方もいるから」
「はい しっかりと眠れました ありがとうございます」
「じゃあ 今日二人の話を聞きたいんだが いいだろうか」
「はい」
食事を終えて 部屋に戻りフェンと遊んでいると
コンコン
「どうぞ」
「アリス様 ジ―ク様が部屋に来ていただきたいとの事です」
「分かりました フェンもいいかしら?」
「はい 大丈夫といわれておりました ご案内致します」
「お願いします」
コンコン
「アリス様をお連れしました」
「入ってくれ」
「失礼いたします」
部屋に入ると 机の上に山の様に書類が積まれており ジ―ク様が見えない
「ジ―ク様 参りました」
「アリス殿 すまぬ ソファーに いいかな?セバスチャンにも 伝えたか?」
「はい すぐ参られるかと…」
コンコン
「ジ―ク様 セバスチャンでございます」
「入ってくれ」
「失礼いたします」
「参りました」
「セバスチャンも座っててくれ 二人ともちょっとまっててな 書類が終わらなくて…」
「お嬢様 あのお手伝いを されては 多分お嬢様なら 出来ると思いますが……」
「そうね あの ジ―ク様 お手伝いをしても宜しいでしょうか お世話になっておりますし その 何か仕事をしていた方が こちらも気が楽ですし」
「え 出来る?」
「はい 領地の経営 お祖父様の商会の手伝いもやっておりましたから 少しはお役に立てるのではないかと 思いますが」
「はぁ?その年で?」
「はい お祖父様から特別家庭教師をつけられて 数年前から携わっております」
「流石 では手伝ってくれるかな」
頼まれたアリスは ニッコリ微笑んで ジ―クの側に歩み寄る
「じゃあ これ 頼む」
積まれている書類の一列を渡される
「こちらの机をおかりします」
暫くして
「ジ―ク様 こちらで 分類したのですが 見ていたできますか?」
「教えて」
「はい 領地の場所事だとわからなかったので 案件毎にまとめました 関係のあるものも まとめております」
「あ 凄い 見やすい やり易い これならはかどりそう アリスすごいなぁ」
「ジ―ク様 残りの書類も分類致しますが」
「頼むよ 仕事がはかどって助かるよ」
またもや アリスの微笑み
「はい!」
ペロペロと顔を舐められ
「きゃ!」
ワン!
ビックリさせちゃったよ ごめんなアリス
でも朝だから 起きなよ
「あ~フェン おはよう 起こしてくれてたんだね ありがとう」
コンコン
「アリス様 起きられましたか?」
「はい どうぞ」
「失礼いたします おはようございます 私 お世話をさせていただく マリアンナと申します 宜しくお願いいたします」
「こちらこそ 宜しくお願いいたしますね」
「お休みになれましたか?」
アリスの身支度をしながら マリアンナが聞いてくる
「えぇ とても 疲れていたのでしょうか ベッドに横になったら すぐ眠ってしまいました」
「それは よろしかったですわ さぁ 準備も終わりましたし 食堂へどうぞ ご案内致します」
「ありがとう」
お母様が亡くなってからというもの 侍女はいなくて 自分だけで全てしてきたので 久しぶりに 人にやってもらって 少し恥ずかしかったが マリアンナが優しい人で 救われた気持ちだった
食堂につくと ジ―ク様達がもう座っていらした
「おはようございます 遅くなり申し訳ありません」
「おはよう アリス殿 俺たちも今来たばかりなので 大丈夫」
「おはようございます お嬢様」
「おはよう セバスチャン」
みると 給仕の仕事をしているようで
察したのか
「どうも長年の癖はぬけないようです」
「セバスチャンらしいわね ジ―ク様 セバスチャンはお仕えしても 大丈夫でしょうか?」
「いや こちらも 助かる 執事がいないんだ 」
「ありがとうございます」
ニコ
ドキン!
胸が痛い アリス殿の笑顔で 何故胸が痛むのか………
「では いただくとするか いただきます」
「いただきます」
「アリス殿 眠れたか?場所が変わると眠れない方もいるから」
「はい しっかりと眠れました ありがとうございます」
「じゃあ 今日二人の話を聞きたいんだが いいだろうか」
「はい」
食事を終えて 部屋に戻りフェンと遊んでいると
コンコン
「どうぞ」
「アリス様 ジ―ク様が部屋に来ていただきたいとの事です」
「分かりました フェンもいいかしら?」
「はい 大丈夫といわれておりました ご案内致します」
「お願いします」
コンコン
「アリス様をお連れしました」
「入ってくれ」
「失礼いたします」
部屋に入ると 机の上に山の様に書類が積まれており ジ―ク様が見えない
「ジ―ク様 参りました」
「アリス殿 すまぬ ソファーに いいかな?セバスチャンにも 伝えたか?」
「はい すぐ参られるかと…」
コンコン
「ジ―ク様 セバスチャンでございます」
「入ってくれ」
「失礼いたします」
「参りました」
「セバスチャンも座っててくれ 二人ともちょっとまっててな 書類が終わらなくて…」
「お嬢様 あのお手伝いを されては 多分お嬢様なら 出来ると思いますが……」
「そうね あの ジ―ク様 お手伝いをしても宜しいでしょうか お世話になっておりますし その 何か仕事をしていた方が こちらも気が楽ですし」
「え 出来る?」
「はい 領地の経営 お祖父様の商会の手伝いもやっておりましたから 少しはお役に立てるのではないかと 思いますが」
「はぁ?その年で?」
「はい お祖父様から特別家庭教師をつけられて 数年前から携わっております」
「流石 では手伝ってくれるかな」
頼まれたアリスは ニッコリ微笑んで ジ―クの側に歩み寄る
「じゃあ これ 頼む」
積まれている書類の一列を渡される
「こちらの机をおかりします」
暫くして
「ジ―ク様 こちらで 分類したのですが 見ていたできますか?」
「教えて」
「はい 領地の場所事だとわからなかったので 案件毎にまとめました 関係のあるものも まとめております」
「あ 凄い 見やすい やり易い これならはかどりそう アリスすごいなぁ」
「ジ―ク様 残りの書類も分類致しますが」
「頼むよ 仕事がはかどって助かるよ」
またもや アリスの微笑み
「はい!」
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