天邪鬼の海
君は嘘つきだった。なんていうか、天邪鬼だったーー。
雨の日にいい天気だと言って、満腹だと言いながらご飯を食べる、君はひねくれた変な奴だった。誰よりもおかしくて、悲しくて、優しくて。天邪鬼になってしまった君は、私の大切な人だった。
君はもう忘れたかもしれない。これは私と君の、初めましてからさよならまでの、ちょっとしたお話。海に帰っていった君が、懸命に生きた日々の話。
雨の日にいい天気だと言って、満腹だと言いながらご飯を食べる、君はひねくれた変な奴だった。誰よりもおかしくて、悲しくて、優しくて。天邪鬼になってしまった君は、私の大切な人だった。
君はもう忘れたかもしれない。これは私と君の、初めましてからさよならまでの、ちょっとしたお話。海に帰っていった君が、懸命に生きた日々の話。
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独特な文章で綴られる地の文に惹かれて読ませていただきました。淡々とした印象を感じるのに艶やかさを感じるような文章で、ぐいぐいと引き込まれました。深刻な家庭で育った影響か、孤独を好んいるように感じる君といつまでも一緒にいたいと思う「私」が、自分の気持ちを告白できないままな所が良いですね。君に感化されて、私まで天邪鬼になってしまったことを表しているのだと思いました。
騰成さん、ありがとうございます。
文体を変えてみたチャレンジ的な作品でした。
他人を遠ざける天邪鬼な君と、君を好きになった私の特殊な空気感を感じていただけましたら幸いです。
わざわざ訪問していただき感謝です!
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