ヒト
地球のかけらで、
原子生物たちは独自の進化を遂げていた。
水まんじゅうに似たその生物は、
心を読み合うことで意思疎通をし、
好きな動物に化けることすらできた。
しかし、彼らはヒトに憧れた。
言葉を操り、道具を使う高度な生命体。
そう思っていた。
ヒトに化けた個体それぞれの、追憶。
カバーイラスト/巻末イラスト:shiratama
装丁/題字/本文:宇野片み緒
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