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4巻

4-3

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  ◇◇◇


 深夜の大捜索&戦闘から一夜が明けた。
 俺たちは諸々準備を進めるため、まずはムデル族の集落を訪れ、長であるハミードさんへ経緯を説明する。

「おぉ……ついにやったか」

 紅蓮牛が麓の牧場へ移住してくれることについて喜んでくれた――が、ムデル族側からすると、地中に潜んでいた巨大ワーム型モンスターの方が驚きだったようだ。

「確かに、ここ最近は飼育している家畜たちの様子もおかしかったが……そのようなモンスターが地中に潜んでいたとは」
「ですが、そのモンスターはきっちり仕留めておいたので安心してください」
「さすがだな、領主殿」

 その後はハミードさんの家で朝食をいただき、牧場側の準備をするため転移魔法陣を使って麓へと帰還する。

「お帰りなさいませ、ロイス様、シルヴィア様」
「ただいま。――って、早速で悪いんだけど、またすぐに出るよ」
「ベントレー様のところですね」

 さすがは、ベテランメイドのテスラさんだ。
 俺の行動をよく把握している。

「夕方までには戻るから」
「分かりました」
「いってらっしゃい!」

 テスラさんと、メイド服姿がすっかり板についたエイーダに見送られて、俺とシルヴィアはベントレーさんとその仲間たちが準備を進めている農場へと向かった。


 見渡す限りの草原には変化が起きていた。

「す、凄いな、ロイス!」
「ここまで進んでいるとは……」

 すでに数ヵ所が耕されており、今も十人以上の人手を割いて作業が続けられている。

「おぉ! 領主殿!」

 俺とシルヴィアの姿を捉えたベントレーさんが駆け寄る。その顔には泥がついており、いかに一生懸命やってくれているかが伝わってきた。

「順調なようですね」
「おかげさまで。……ところで、例の家畜はどうなりました?」
「それが凄いことになって――」

 俺とシルヴィアは早速昨夜の紅蓮牛の件についてベントレーさんへ報告を行う。

「なんと!? そりゃホントですか!?」
「ははは、嘘なんか言わないよ」
「そ、それもそうですね! いやぁ、一層ヤル気が湧いてきましたよ!」

 どうやら、ベントレーさんにとってもいい刺激になったようだ。
 で、その紅蓮牛の飼育スペースだが……俺からひとつ提案をさせてもらった。

「ひとついいですか」
「なんでしょう?」
「紅蓮牛の飼育スペースですが――柵を作らず、彼らの自由に行動をさせてもらいたいんです」
「えっ!? 柵をなくすんですか!?」

 これにはベントレーさんも驚く。
 すべてはあの賢いボスの存在が大きい。
 彼がこの草原にある牧場付近にとどまってくれたら、他の紅蓮牛もそこから離れたりはしないだろう。昨夜、直接会ってみてそれがハッキリと分かった。
 最初は信じられないといった様子のベントレーさんだったが、

「牛にとってストレスになるようなことがあってはいけないですからね」

 と、承諾してくれた。
 彼もあのボスに会えば、きっと俺が提案した理由が分かるはずだ。
 というわけで、雨風をしのげる牛舎がまもなく完成するということなので、俺たちはもう一度紅蓮牛の群れのいた場所へ行き、彼らの移住計画を進めることにした。


  ◇◇◇


 紅蓮牛たちとの出会いから三日が経った。
 ほとんど最終工程に入っていた牧場の建築がついに終わり、紅蓮牛たちを迎え入れる準備が完全に整ったのだ。

「というわけで、今から紅蓮牛たちを迎えに行ってくるよ」
「かしこまりました」

 ベントレーさんから牧場完成の一報を受け取った俺は、早速このことを紅蓮牛たちに伝えるため、シルヴィアと護衛騎士ふたり(ダイールさんとレオニーさん)を連れて転移魔法陣を使い、ムデル族の集落へと移動する。
 紅蓮牛の前に、まずはこの件について今回いろいろとお世話になった長のハミードさんへ報告。

「それは喜ばしいことだ。――しかし、あの数の紅蓮牛をどうやって麓の牧場まで運ぶつもりだい?」
「もちろん、転移魔法陣を使います」

 ここでも、俺の無属性魔法が役に立つ。
 ただ、今回に関してはかなり大規模なものとなりそうだ。
 というのも、俺が普段使っている転移魔法陣のサイズからして、一度に麓まで転移できる紅蓮牛の数は一頭が限界。それでは時間がかかってしまうので、群れごと転移させることを考えていた。
 すでに、牧場近くには事前に用意をしてきたので、あとはこちらから転移させるための魔法陣をつくればいい。
 これに関しては、あまり時間を必要としない。
 まあ、十分もあれば大丈夫だろう。
 報告を終えた俺たちはムデル族の集落から、紅蓮牛たちと出会ったあの平原へと移動。そこではあの時と同じように、多くの紅蓮牛が俺たちを出迎えてくれた。

「やあ、久しぶりだね――フレイム」

 その中でもひと際大きく、額から一本の角が生えている群れのボスへ声をかける。
 ちなみに、フレイムというのは俺が名付けた彼の名前だ。ここを去る時、次会う時までに名前を決めておくと約束をしておいたのだ。
 フレイムは俺の考えた名前を気に入ってくれたようで、嬉しそうな表情をしている。山の精霊たちがいなくても、それはハッキリと分かった。
 早速、彼らを麓まで移動させるための魔法陣を生みだしに取りかかる。

「ふぅ……」

 深呼吸をしてから、目を閉じて意識を集中。
 足元から徐々に広がっていく魔法陣は、いつも使う転移魔法の時とは明らかにサイズが異なっていた。
 まるで水面を揺らす波紋のように、魔法陣はドンドンその大きさを広げていく。
 そして、その広がりが止まると、魔法陣はまばゆい光に包まれた。

「よし。これでいけるはずだ」

 そう言うと、シルヴィア、ダイールさん、レオニーさんの三人から「おお~」という歓声とともに拍手が送られた。
 魔法陣が完成すると、まずはボスであるフレイムがその中へと飛び込み、麓へと移動。最初の一頭ということで、まずは俺が同行した。
 転移先は麓にある牧場のすぐ近くだ。

「うおっ!? ほ、本当に紅蓮牛だ!」

 到着を待ちかねていたベントレーさんは、初めて見る紅蓮牛に驚きの声を上げる。
 だけど、まだまだこんなものじゃない。次から次へと、魔法陣を通って紅蓮牛たちが麓の牧場へとやってくる。彼らは青々とした草が絨毯じゅうたんのように敷かれた牧場を見て興奮状態だ。

「好きに食べていいよ」

 そう許可を出すと、草原へと駆けだしていった。

「はっはっはっ! 元気のいいことだ!」

 ベントレーさんは豪快に笑いながら、自らも紅蓮牛たちについていく。
 最後まで待っていたボスのフレイムは、俺にペコリと頭を下げると、群れの仲間たちのもとへと走っていった。

「人間の礼儀をちゃんと分かっているんだな」

 変なところに感心してしまったが、まあ、彼らが嬉しそうにしているからよしとするか。
 ともかくこれですべての紅蓮牛が転移魔法陣の力で牧場へと移動完了。
 一面緑色の草原で、真っ赤な体毛の紅蓮牛たちが活発に動き回っている。

「絵になりますなぁ!」

 牧場長であるベントレーさんの言う通り、まるで絵画を眺めている気分に浸れるほど美しい光景が広がっていた。
 何より、これだけ自由な空間でありながら、ボスのフレイムを中心にしっかりと統率が取れている。紅蓮牛は、俺たちが思っているよりずっと賢い生き物だった。
 さて、その紅蓮牛だが、飼育する目的は牛乳にある。
 もともと家畜用であったものが、霊峰ガンティアで野生化したわけなので味については問題ない。
 ここまで言い切れるのにはわけがある。
 ――そう。
 俺とシルヴィアは事前に味わっていたのだ。
 ただ、ベントレーさんや牧場の職員はまだ飲んだことがないため、早速練習がてら一頭の紅蓮牛から牛乳をもらうことに。
 ベントレーさんが乳搾りを始めても、こちらを信頼してくれている紅蓮牛が暴れだすことはなかった。前職で経験しているというだけあって、ベントレーさんの手つきはとても慣れており、「ありがとうな」と牛に語りかけながら作業を進めていく。

「おっし、こんなところか」

 しばらくして、用意した瓶いっぱいに牛乳がたまった。
 それを持って牛舎へと戻り、早速みんなで味わってみることに。
 同行してくれたダイールさんやレオニーさんも、今回が初めて飲むということなので楽しみにしているようだ。

「見た目は普通の牛乳だな。あれだけ体毛が赤いんだから、牛乳も赤いと思ったが」

 真剣な表情で語るベントレーさん。
 まあ、その気持ちが分からないわけじゃないけど、それだとなんだか手が出しづらくなってしまうな。
 というわけで、コップに人数分を分けて飲んでみた――その感想は、

「「「「「うまい!!」」」」」

 その場にいた全員の感想が一致した。

「牛乳特有のにおいや口当たりがまるで気にならない!」
「だからといって、味に物足りなさも感じませんな」
「不思議ね……私はどちらかというと牛乳って苦手な方だったけど、これならずっと飲んでいられるわ」

 ベントレーさん、ダイールさん、レオニーさんがそれぞれ印象を口にする。そのどれもが絶賛するものであり、他の牧場職員たちからも同じような感想が飛びだした。

「これならば十分商品として通用する! いや、それどころか、乳製品を作ればアスコサを起点にして大ヒットするぞ!」

 燃え上がるベントレーさん。すでに牧場の牛乳をもとに作った乳製品の直営店をアスコサに用意しようと、鼻息荒く語っている。
 だけど、確かにそれはヒットしそうだ。
 アイスクリームとかチーズとか、想像しただけでよだれが出てくる。それに、牧場は他にも鶏や山羊を飼育する予定なので、まだまだ新商品が開発されていきそうだ。

「お願いしますね、ベントレーさん」
「任せてくださいよ、領主殿!」

 俺からの言葉を受けたベントレーさんは仲間たちを集めると、

「野郎ども! ここを世界で最高の牧場にしていくぞ!」
「「「「「うおおおおおおおおお!!」」」」」

 雄々しい叫び声がこだまする。

「あれでは冒険者パーティーと変わらないな」
「ははは、そうだね」

 呆れたように言うシルヴィアだが、その顔は嬉しそうだ。
 俺としても、頼もしい仲間たちが増えてくれて喜ばしい限りだ。
 こうして、ジェロム地方初となる牧場は順調に滑り出したのだった。


  ◇◇◇


 紅蓮牛たちが加わり、ジェロム地方の畜産業が本格的にスタート。
 この情報はデルガドさんら職人たちや書店を経営するユリアーネの両親、さらにはフルズさんとつながりのある冒険者たちによってアスコサへと持ち込まれ、あっという間に拡散していった。
 話を聞きつけた商人たちが牧場へ「うちと契約をしてほしい!」と押し寄せてきて一時は大変な混乱を招いたが、数日も経つ頃には落ち着きを取り戻していた。
 ジェロム産の牛乳は非常に評判がよく、品切れが相次ぐ事態となったが、ベントレーさんは利益を追求して牛たちから強引にミルクを奪うようなマネはせず、あくまでも牛たちが快適に生活できる空間を作るよう心掛けてくれた。
 彼に頼んだのは正解だったな。
 牧場経営が軌道に乗り、ホッとしたのも束の間――今度はフルズさんが「相談したいことがある」と言って屋敷を訪ねてきた。

「今日は一体どうしたんですか?」
「先日、ダンジョンを探索したところ……とんでもないものを発見したのです」
「とんでもないもの?」

 フルズさんたちがダンジョンで見つけたという信じられないものとは……一体なんだろうか。めちゃくちゃ気になるな。

「これは是非とも直に見ていただきたくて――」
「なら、早速明日行ってみよう」
「! だ、大丈夫ですか? お休みにならなくて」
「問題ないよ」
「そういうことだ」

 俺の提案に、シルヴィアも乗っかった。

「シ、シルヴィア? 君は屋敷で休んでいてもいいんだぞ?」
「何を言う。疲れなら平気だ。それに……私だけが屋敷に残ると、ロイスのことが気になって休んだ気にならないからな」

 日頃からどんなに忙しくても剣の鍛錬たんれんを欠かさないだけあって、体力という面では俺よりずっと上だもんなぁ、シルヴィアは。
 正直、俺としても彼女が一緒に来てくれるのは嬉しいし、何より心強い。

「そういうわけなので、案内をよろしくお願いします」
「わ、分かりました。それでは冒険者を数名用意し、明日の午前中からダンジョンへ潜りましょう」

 話はまとまった。
 フルズさんが発見したという「とんでもないもの」の正体とは一体何なのか。
 今からダンジョンに向かうのがとても楽しみだ。


  ◇◇◇


 次の日。
 俺とシルヴィアはアイテムが詰まったリュックをマックに託して屋敷を出た。
 目的地はダンジョン。
 フルズさんの話によると、そこは以前、山猫の獣人族たちの村を訪れる際に利用したルートから少し逸れるのだという。そういえば、あの辺を詳しく調査するって言っていたから、その際に発見したのかな。
 ギルドに到着すると、フルズさんとミゲルさんを中心とする数名の冒険者、さらに護衛騎士であるダイールさんとレオニーさんのふたりを連れてダンジョンへ。
 ここは慣れているし、俺もシルヴィアも初めて潜った時よりも鍛錬を積んでいるから大丈夫そうなのだが、「何かあってからでは遅いですからね」というダイールさんからのアドバイスを受けて同行してもらうことに。
 さて、そのダンジョンだが……昔に比べて見方がだいぶ変わったな。
 いい意味で、肩の力が抜けている。
 油断や慢心とまではいかないが、ガチガチに緊張して怯えているよりかはずっとマシな精神状態だと言えた。
 それはシルヴィアも同じで、穏やかな表情なんだけど気は抜いていないって感じだ。
 しばらく歩いていると、分岐点に到達。当然、山猫の獣人族の村を訪れた時とは別のルートへと進む。

「こっちは完全に初見だな……危険な場所とかありました?」
「いえ、特にこれといっては。しかし、油断はできません」

 フルズさんの言う通りだ。昨日までは何もなかったけど、今日になったら新しい脅威が生まれているかもしれない――それがダンジョンと呼ばれる場所だ。
 そのわなにハマらないよう、細心の注意を払って進んでいくが……何も起きずに目的の場所へ到着。そこにあったのは信じられない光景だった。

「こ、これは!?」

 思わず声も大きくなる。
 なぜなら、そこにあったのは――明らかに人の手によって造られた建造物の数々であった。
 それも、このジェロム地方に来た当初発見した村の跡地のような、近代に造られた建築物ではない。遥か昔の遺跡群だ。

「この遺跡って……」
「恐らく、山猫の獣人族やムデル族が居着くよりも遥か昔に……この場所には人が住んでいたのでしょう。それも、ここにある建築技術を見る限り、素人目にも、住んでいた者たちが高度な文明を有していたと分かります」

 フルズさんはそう仮説を述べる。
 俺も同意見だ。
 木材を一切使用していない、土づくりの遺跡だが、その技術の高さは現代にも引けを取らない。まさか、俺たちの住んでいたすぐ近くにこんな場所があったなんて。

「どうしますか、領主殿」
「……もちろん調査はしていこうと思います。けど、これだけの規模になると専門家の意見が聞きたいところですね」
「専門家……考古学者ですね」
「見つけるのには少し時間がかかりそうだな」

 シルヴィアの言う通り。伝手つても何もない状態で捜しだすのは難しいだろう。

「仕方ないさ。知識のいる珍しい職業だしね」

 遺跡現場から、歴史的価値のあるアイテムが出土することもあるしな。それがきっかけで億万長者になったという話も聞く。
 ただ、俺は金に関心はない。
「一体いつの時代にできたもので、誰がどんな理由をもって造ったのか」という知的好奇心から来るものだ。
 とりあえず、今はその考古学者が決まるまで、あの遺跡には手を出さず現状維持ということにしておこう。


 ダンジョンで発見された遺跡をチェックし、屋敷へと戻ってきたら牧場主のベントレーさんたちが待っていた。
 彼らはアスコサで売るための牛乳やそれを使った乳製品の開発を進めており、あれやこれやと試行錯誤を重ねながら試作を作り、俺のところへ持ってきてくれたのだ。
 牧場での試作品を味わいながら、俺はどうやって考古学者の手配をすべきか考えていたのだが――

「ロイス様、少しよろしいでしょうか」

 屋敷の自室で地図を眺めながら今後の方針を考えていると、そこへメイドのテスラさんがやってくる。

「どうかした?」
「いえ、その……ここのところずっと働き詰めでしたし、ここら辺りで少しお休みをとったらいかがでしょう?」
「お休み?」

 言われて、俺はハッとなった。
 ジェロム地方に移り住んでから、ずっとここを世界のどこにも負けない領地にしてみせると意気込み、今日まで頑張ってきたが……確かに、いつも何かしら仕事をしていた気がする。
 ただ、俺としてはあまり「仕事をしている」という実感がなかった。
 それがいいのか悪いのかはさておいて、とにかく動きたくて仕方がないというのが偽りのない本音。まだまだ霊峰ガンティアには謎が多い。放置されたままになっている例の古代遺跡だって、ガッツリ調査をしたい……そのためにも、代理で調査をしてくれる専門家をなんとか呼び込みたいところだ。

「あっ! じゃ、じゃあ、バーロンへ行ってきます。ちょうど山猫の獣人族や精霊たち、あと牧場の件についてもテレイザさんに報告したかったですし、先日、祖父が残した霊峰ガンティアの資料が書斎で新たにたくさん見つかったという手紙もいただいていたので、それを確認しに」

 名案だ。
 長距離移動で気持ちをリフレッシュさせ、尚つ、テレイザさんに諸々の報告と相談ができる。まさに一石二鳥の素晴らしい案だ!

「……まあ、いいでしょう」

 どこかに落ちないといった様子のテスラさん。まあ、彼女が思い描いている休みというのは、何もせずに体を動かすなってことなんだろうけど、さすがにそれはちょっとなぁって思うので妥協してもらわないと。

「その代わりと言ってはなんですが、必ずシルヴィア様を連れて行ってくださいね?」
「もちろんだよ」
「なら問題ありません」

 あっ、いいんだ。
 ていうか、シルヴィア基準なんだね……。


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