機械仕掛けのイソファガス

昭和五十九年。
新人女優の友里は、「あと五キロ痩せれば売れる」と言われていた。

ハンバーガー。メンチカツ。フライドチキン。
食べることが大好きな彼女は、どんなに努力しても痩せない。
そんな彼女が、食べているのに痩せていくようになる。

食べても消えない空腹。どこからか聞こえる湿った音。そして、少しずつ壊れていく身体。

昭和末期の芸能界を舞台にした、食べても満たされない女のホラー。
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