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15章

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"分身5" キラティア 視点

「父上、仕事は早く終わりましたし、父上が直接!!連れて行けば宜しいのでは?」

「…あきゃ!?」びしっ…

えっ!?サンおじさん冗談だよね?

「うむ、散歩がてらティーちゃんを案内しよう。はははは!!」

しゅん!

という訳でじーじと宝物殿で来ました。(遠い目)

「そ、創造神様!!それにお孫様も!!」

「孫が宝物殿を見たがって居るようなのでのう。申請書類にハンコ押すより儂が直接来た方が早いからのう。」

「そうですか。ではお気を付けて。」

「あい!」

僕達は部屋に入った。

その瞬間、

しゅ!

「あきゃ!」ぺしっ!!

矢が飛んで来た。
しかも、即死茸の毒付きだ。

シュシュシュシュシュ…

「あきゃ!?」

ぺしっぺしっぺしっぺしっ!!

雨のように毒矢が僕らを襲って来るので僕はじーじの腕の中であほ毛を使い落としてます。

ぺしっぺしっぺしっぺしっ!!

長い!いつまで続くんだ!!

「ティーちゃんは頑張るのう」ほのぼの。

…止める!

だっ!

ぺしっぺしっぺしっぺしっ!!

ここだ!!

ぽちっ!

ぶーん…

「なんじゃ!止めたのか。儂らなら当たっても問題ないじゃろう」

まぁね。でもなんかいや!

「そうかのう?楽しいぞ?」ツンツン!

じーじ…毒矢を突いてないで先行こう!

「そうじゃのう!では次の…罠は!」

「あきゃ!」

まだあるの?

時すでに遅し、じーじは次の部屋に入った。

「火炎地獄じゃ!」

カッ!ブァーーー!!

部屋下から火柱が立った。

「むふぅ…」

気持ちいい!!

「気持ち良さそうな顔のティーちゃんかわええのう!!」

少し探検を忘れて燃え盛る炎の中僕達は和んでいた。
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