[R18] 異世界は突然に……

あみにあ

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第五章

※新章9:名の売れた魔法使い

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*******読まれる前に*******
今回のお話は、ヘビとの絡みがあります。
苦手な方はご注意下さい。


******ここより本編です******


うぅぅ……、あつい……。

体が熱い……。

息が苦しい……。

私は自分の体を抱きしめながらに、一人もがき苦しんでいた。
無音の世界、私のうめき声が反響する中、薄っすらと目を開けると、そこは真っ暗な闇の中だった。
キョロキョロと辺りを見渡してみても……誰の姿もなく、何も見つからない。
どこここ……それにしても……どうしてこんなに苦しいの?
肩で息を繰り返す中、ふと自分の体へ目を向けてみると、なぜか一糸まとわぬ姿にぎょっとする。
ちょっと……どうして何も着てないのよ……。

狼狽する中、スルスルと足に何かがまとわりつく感覚に、反射的に脚をばたつかせると、また別のところから同じ感覚が襲ってきた。
腕に、体に、脚に、スルスルとした何かが次々と這い上がってくる。
ゾワゾワと全身に鳥肌が立っていく中、体を持ち上げてみると、そこには真っ赤なヘビがウネウネと渦巻いてた。

体が血のように赤く染まり……ギラギラと光る金色の眼。
長い舌を出しながらにこちらを威嚇すると、鋭い牙は向けられた。
その姿に慌てて魔力を集めようとするが……どこを探しても魔力を感じる事が出来ない。
嘘でしょう……。

思考が停止しあまりの恐怖に絶句していると、真っ赤なヘビは私の体を拘束していく。
スルスルと巻き付き……右腕、左腕、そして体を締め上げられると、鈍い痛みがはしった。
ハッと我に返り、慌てて振り払おうともがいてみるも、時すでに遅し……ヘビはガッチリ私の体へ巻き付くと、離れる気配はない。
むしろ抵抗すればするほど、締め付ける力が強くなっていった。
どうしよう……魔法は……なんで……どうして使えないの?
混乱しながらも再度必死に魔力を探してみるが……やはり見つけることが出来ない。
次第に右脚、左脚もヘビに巻き付かれると、あられもない姿で拘束されていく。
そんな中、足元から別のヘビが這い上がってくると、スルリと股の間へと入り込んだ。

「あぁっ、……ッッ……やぁっ、……んんっ」

冷たい体が股の間を滑っていくその刺激に、体がビクビクと反応する。
必死に脚をばたつかせてみると、ヘビは抵抗を阻止するように、ギュギュと脚を締め付けていった。
鈍い痛みに顔を歪めると、体の力が抜けていく。
ヘビは股の間をウネウネと長い体を蜜壺にこすりつける中、その刺激にまた体が大きく跳ねた。
何なの……どうして私の体は……気持ち悪いのに……なんで……っっ。
感じる自分の体に泣きそうになる中、ドロッと愛蜜が太ももへ零れ落ちた。

するとヘビは動きを止め、股の間へ頭を寄せると、クチュクチュと流れた愛蜜を舐めとっていく。
長く細い舌が徐々に股へ近づき、蜜壺を刺激すると、喘ぎ声が暗闇に響き渡った。

「ひぃっ、ぁぁ……ッッ、いやぁっ、やめぇっ、あぁ……、ッッ、あああああん」

逃げようと必死に体を持ち上げてみるが、巻き付いているヘビたちがそれを許さない。
小さな刺激に身を震わす中、どこからかまたヘビが現れると、胸の上をゆっくりと這っていく。
敏感になった私の体は胸の突起を固くし、その突起にヘビが触れると、痺れるような刺激が全身を襲った。

「あぁ……っっ、もうっ、……離して、あぁん、いや、いやああああああああ」

体が自然と大きく跳ねながらに、ビクビクと小刻みに揺れると、胸の上を這っていたヘビの動きが止まった。
ヘビは舌をチョロチョロと出すと、大きな瞳を見開きながらに、突起へ触れる。
チクチクとする刺激にまた体が跳ねると、下半身が熱く疼いた。
嫌……嫌……こんなの……!!!
腕を持ち上げヘビを引きはがそうと抵抗する中、ヘビの頭が蜜壺に当たると、グチュグチュと水音がこだました。

「いやっ、なんで……嫌、ダメェ……ッ……あぁっ、……ッッ、もうやめてよ……」

自分の情けなさに涙が溢れ出てくると、突起を舐めていたヘビが、私の首へと巻き付いていく。
長い舌で流れ落ちる涙を舐めとると、シャーと耳元で小さく鳴いた。
次第にヘビはゆっくりゆっくりと私の首へ巻き付きながらに、締め付けていく。
怖い……殺される……っっ!!!
死が目前に迫り、恐怖に体がガタガタと震える中、頭が真っ白になっていく。
手も脚も魔法も使えない。
どうすることもできない……。
首に巻き付くヘビの体に力が入ると、徐々に息苦しくなっていった。

「あぁ……、嫌っ、いやっ……。うぅぅ……ヒックッ……助けて、助けて……エヴァン……」


ハッと目を覚まし飛び起きると、目の前にピクピクと動く茶色獣耳が映った。
頬には涙が伝い、視界が歪んでいる。
今のは夢……?
私は確認するようにゆっくり体を起こすと、頭の中がクラクラと激しく揺れた。
気持ち悪さに頭を抱えうなだれていると、小さな手が私の体を支え、フワフワした尻尾が視界にチラつく。

「お姉さんダメです、寝ていて下さい。あの……ひどくうなされていて……大丈夫ですか?これお水です、飲んでください」

「シナン……?」

意識がぼうっとする中、徐に顔を上げてみると、そこには心配そうに私を見つめるシナンの姿が映る。
その姿に私はほっと胸をなでおろすと、癒しを求めるように彼の小さな体をギュッと抱きしめた。
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