元聖女だけど婚約破棄に国外追放までされたのに何故か前より充実した暮らしが待ってた。
浄化の聖女と謳われた少女、アルルメイヤ・サリエルは魔王討伐を果たしたにも拘わらず、婚約破棄、挙げ句は国外追放を言い渡されてしまう。
そうして未開の森へと流された彼女に待っていたのは、かつて敵対していた魔物たちとの悠々自適な暮らしだった。
魔王討伐の道中、様々な文化に触れ培われた知識を活かし、衣食住の追求をしていく。
彼女の魔術は優しさを抱けば治癒、慈しみを抱けば浄化、憎しみを抱けば消滅の効果を持ち、更には標的となった者の邪悪な意思が強ければ強いほど高い殺傷能力を示す。
人類の脅威にはなり得ないと信じられていた彼女は、実は魔王よりも恐れるべき存在だったのだ。
しかしそれでもなお民衆は彼女を崇拝し続ける。
圧倒的な無自覚カリスマ、豊富な知識、数多の実践経験。
彼女と敵対した国は次々と勝手に破滅していった。
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