俺は悲しみに堪えて前を向く 〜君の存在があれば生きていける〜
父親、兄夫婦が殺害されてしまった。昔から親父につっかかる人に。
しかーし!俺は悲しみに暮れている時間はない。叔父のクリスティン、家臣とこの領地を守らなきゃならない。それが領主の息子に生まれた宿命というもの。
そして、残念なことに結婚願望のない俺(女性にそもそも興味なし)は、叔父の指示を聞いたふり。好きな仕事に精を出し、のらりくらり見合いをしていた。だがお嬢もバカじゃない。気持ちが透けて見えるのか逃げられる。俺はこれで構わないもーん。
そして時は星の瞬きのように過ぎ去り、今日は領主就任式。叔父はお嫁様不在に怒り心頭で瞳の色が変化して怖い。
仕方ねえだろ!そんな目で見るなよぉ
相変わらずの陰気くさいスタートですが、主人公は基本明るく元気です。家族に愛されていた分、喪失の辛さは深い。でも一族の長たる自覚はあり、イリアスは周りに悟られないよう頑張ります。
急に人生の方向転換を強いられたイリアスが自分の不器用さや、実は見栄っ張りなど、自分の内面の子供っぽさを自覚し前向きになるお話です。
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