【完結】 三日後、世界は滅びます
この世界にあるただ一つの大陸。その上空に突如現れた巨大な星。それが落ちて来るのは今から三日後だという。
各国の王は声明を出した。「この世界は三日後に滅ぶ。各人、思い残すことのないように残された日を過ごすように」
それぞれが思い思いに最後の三日間を過ごす。
ある者は、それまで決して表に出すことのなかったことのなかった恋を打ち明ける。
ある者は、それまでの日々を振り返り、愛する者に感謝する。
ある者は、ずっと抑えてきた復讐心を開放する。
星が衝突する最後の日、彼らはどんな思いでその時を迎えるのだろうか。
各国の王は声明を出した。「この世界は三日後に滅ぶ。各人、思い残すことのないように残された日を過ごすように」
それぞれが思い思いに最後の三日間を過ごす。
ある者は、それまで決して表に出すことのなかったことのなかった恋を打ち明ける。
ある者は、それまでの日々を振り返り、愛する者に感謝する。
ある者は、ずっと抑えてきた復讐心を開放する。
星が衝突する最後の日、彼らはどんな思いでその時を迎えるのだろうか。
あなたにおすすめの小説
選ばれなかったのは、どちら?
白瀬しおん
恋愛
「あなた、本当にうちの家にふさわしいと思っているの?」
その一言で、すべては終わるはずだった。
婚約者は沈黙し、公爵夫人は微笑む。
わたくしはただ、静かに席を立った。
――それで、終わりのはずだったのに。
届いた一通の封書。
王城からの照会。
そして、夜会に現れた“迎え”。
その日、選ばれたのは――どちらだったのか。
可愛らしい人
はるきりょう
恋愛
「でも、ライアン様には、エレナ様がいらっしゃるのでは?」
「ああ、エレナね。よく勘違いされるんだけど、エレナとは婚約者でも何でもないんだ。ただの幼馴染み」
「それにあいつはひとりで生きていけるから」
女性ながらに剣術を学ぶエレナは可愛げがないという理由で、ほとんど婚約者同然の幼馴染から捨てられる。
けれど、
「エレナ嬢」
「なんでしょうか?」
「今日の夜会のパートナーはお決まりですか?」
その言葉でパートナー同伴の夜会に招待されていたことを思い出した。いつものとおりライアンと一緒に行くと思っていたので参加の返事を出していたのだ。
「……いいえ」
当日の欠席は著しく評価を下げる。今後、家庭教師として仕事をしていきたいと考えるのであれば、父親か兄に頼んででも行った方がいいだろう。
「よければ僕と一緒に行きませんか?」
愛していました苦しくて切なくてもう限界です
ララ愛
恋愛
アリサは騎士の婚約者がいる。彼が護衛している時に弟が飛び出してしまいそれをかばうのにアリサが怪我をしてしまいその償いに婚約が決まった経過があり愛されているわけではない。わかっていたのに彼が優しい眼で女騎士の同期と一緒にいる時苦しくてたまらない・・・切ないのは私だけが愛しているから切なくてもう限界・・・
死にゆく私に「愛さない」と誓った旦那様。約束通り、私は貴方を愛したまま、貴方の知らない場所で死んであげます。
しょくぱん
恋愛
「君を愛することはない」冷酷な公爵の言葉に、余命僅かなエリスは安堵した。愛されなければ、私の死で彼を傷つけることはない。彼女は彼を深く愛したまま、その心を隠して彼から逃亡する。一人静かに息を引き取るために。しかし彼女の死は、公爵の狂おしい後悔と執着を呼び覚ましてしまう。決して交わらない二人の、結末。
番ではないと言われた王妃の行く末
にのまえ
恋愛
獣人の国エスラエルの王妃スノーは、人間でありながら“番”として選ばれ、オオカミ族の王ローレンスと結婚した。しかし三年間、彼に番と認められることも愛されることもなく、白い結婚のまま冷遇され続ける。
それでも王妃として国に尽くしてきたスノーだったが、ある日、ローレンスが別の令嬢レイアーを懐妊させ、側妃として迎えると知る。ついに心が折れたスノーは離縁を決意し、国を去ろうとする。
しかしその道中、レイアー嬢の実家の襲撃に遭い、スノーは命を落とす寸前、自身の命と引き換えに広域回復魔法で多くの命を救う。
これでスノーの、人生は終わりのはずだった。
だが次に目を覚ますと、スノーは三年前の結婚式当日に戻っていた。何度死んでも、何度拒絶しても、結婚式の誓いの瞬間へと戻される。
番から逃れようと、スノーは何度も死を選ぶが――。
『愛人を連れて帰ってきた翌朝、名前すら呼ばれなかった私は離縁状を置いて旅に出ます。これからは幸せになります――そう思っていました。』
まさき
恋愛
夫に名前すら呼ばれず、冷たく扱われ続けた私は、ある朝、ついに限界を迎えた。
決定打は、夫が見知らぬ女性を連れて帰ってきたことだった。
――もういい。こんな場所に、私の居場所はない。
離縁状を残し、屋敷を飛び出す。
これからは自由に、幸せに生きるのだと信じて。
旅先で出会う優しい人々。
初めて名前を呼ばれ、笑い、温かい食事を囲む日々。
私は少しずつ、“普通の幸せ”を知っていく。
けれど、そのたびに――背中の痣は、静かに増えていた。
やがて知る、自らの家系にかけられた呪い。
それは「幸せを感じるほど、命を削る」という残酷なものだった。
一方その頃、私を追って旅に出た夫は、焦燥の中で彼女を探し続けていた。
あの冷たさも、あの女性も、すべては――。
けれど、すべてを知ったときには、もう遅くて。
これは、愛されていなかったと信じた私が、
最後にようやく“本当の愛”に気づくまでの物語。
婚約破棄の代償
nanahi
恋愛
【第19回恋愛小説大賞】で奨励賞を頂きました。投票して下さった皆様、読んで下さった皆様、本当にありがとうございました(^^)
「あの子を放って置けないんだ。ごめん。婚約はなかったことにしてほしい」
ある日突然、侯爵令嬢エバンジェリンは婚約者アダムスに一方的に婚約破棄される。破局に追い込んだのは婚約者の幼馴染メアリという平民の儚げな娘だった。
エバンジェリンを差し置いてアダムスとメアリはひと時の幸せに酔うが、婚約破棄の代償は想像以上に大きかった。
頭に描かれた景色は何色ですか?
「精霊の泉」が好きで
セリフの一部は覚えるほど何度も読み込みました
脳内で映像化される作品は記憶に残り
頭に描かれた風景
靄がかかった藍鼠色の残像が
日常のふとした拍子に現れ
心を乱します
こちらの作品は幸せな結末ではないかもしれませんが
登場人物や情景が
脳内でモノクロではなくカラーで描かれました
とてもあたたかな物語に
出会えたのかもしれません
美しい絵画が街を彩り
風に乗ってピアノの音色が届き
時々立ち止まりながら散歩をして、、
残された3日間の世界
実はこの世は捨てたものじゃないと気付かせてくれた
美しい作品です
とても嬉しい感想をありがとうございます。
『精霊の泉』の方も読んでくださったんですね。なんと台詞の一部を覚えてしまうほどとは! ありがたいお言葉です。
こちらの作品は、勢いだけで書ききったお話でした。
「まだ時間がある」と思うと、やるべき事を先送りしたり、世間体やら見栄やらで動かずにいたりする事がありますが、三日とリミットが出来てしまえば、優先順位がおのずと決まるもの。その時、人は何を選ぶのか。
ちょっと自分に言い聞かせたいところもあって書いたお話でした。
話を書きたいと思う時、いつも私の頭の中には音とか色とか言葉とか場面とかのイメージがふんわりとあって、それを文字化していく感じになるのですが、この話はフルカラーでした。
世界の終わりを題材にしましたが、読んでくださった方々が温かいお話と評してくださって本当に嬉しかったです。
数々のランキング上位のお話、ちょっと気になった作者さんがいれば、読み漁り。タグが気になれば適当に読み。今まで何十何百と作品を読んできましたが、ただの一度もレビューした事がありませんでした。
ブクマをしても、お気に入りにしようとも、一度もレビューまでしたい気持ちになりませんでした。
この作品をラストまで読み終わった瞬間、レビューを書かずにいられませんでした。こんな衝動は初めてです。
読み進みながらずっと悲しくて美しくて
優しいレクイエムが流れてくる感覚と共にありました。作者さま、この美しく悲しく暖かいお話を書いてくださりまして、本当にありがとうございました。
なんとも嬉しくなるレビューをありがとうございました。そんな風に言って頂けて本当に感謝です。
時間が残されていない時って、選択肢は限られてくるな、きっとその人の本質が出るんだろうな、と思いながら書きました。
自己満足に近い感覚で、ただ書きたいように書いた話でした。
でもこうして読んで下さる方がおられ、感想まで送ってもらえて、とてもありがたいと思っています。
返信ありがとうございます。
あと三日間しかなかったら、、
自分で考えて一番近い気持ちに感じたのが印象に残った、老夫婦の話と孤児の話なのかな…と思います。
思い残したことにガムシャラになるよりちょっとした冒険やいつもの生活のちょっとした延長線上を過ごす彼らに共感を覚えたのかも知れません笑
もしとてつもない恋をしていたりどうしても諦めきれなかった夢があったり絶対に会いたい人がいたらその時々によって違う感情でしょうね( ´͈ ᵕ `͈ )
でも最後の晩餐は一番食べたいものを食べたいと思います(p*`・ω・´*)q
私もそうだと思います。
きっと、大好物ばかりをテーブルの上に並べます(๑・̑◡・̑๑)
なんて綺麗で温かい物語なんだろうか、という印象の作品でした。
登場人物全ての物語に涙しました。
悲しいとも切ないとも言えない涙なんです。なんとういうか絶対的な不条理に対する遣る瀬無さでしょうか?でもその中でも温かみを感じました。
読了してからは、
『この物語が絵本のような形としてあればいいのになあ』
という想いが残りました。
手元に置いていたい。
ここ数日作者様の作品を何作か読み込んでいますが、その全てが何回でも読み直したくなるものばかりです。(全てに感想を書けていないのが申し訳ないほどですが)
自分の語彙力のなさに感想もままならないのが悔しいです笑
特に印象に残ったのはある老夫婦の話、ある孤児の話、音楽家の話です。
素敵な物語に感謝を(๑´ω`ノノ゙✧
こちらも読んで下さったんですね。ありがとうございます。嬉しいです。
「もしあと三日しか時間がないと分かったら」私たちは残された時間をどう過ごすのでしょうか。
諦めていた事、いつかしようと思っていた事、優先順位がはっきりする様な気がして、そこに人間性も表れるのではと思い、書いてみました。
何回でも読みたい、そう言って頂けて光栄です。
涙出ちゃったよ(σ´Д`)
自分なら最後の三日間をどうしたろう…と
とてもとても考えさせる作品でした。
無から生まれて、無に還るかもだけど、そばに居る人の想いは無では無いと信じていたいです。
読ませてくれてありがとうございました( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
そう言って頂けて嬉しいです♪
自分に残された時間があと三日しかないと分かったら・・・その人の本性というか、本質が如実に表れるかと思って書きました。
最後まで美しいままの人、最後まで醜い人、最後になってようやく本心を明かせる人、最後になって道を正せる人、色々だと思います。
自分はとても好きな話なのですが、掲載当時はさほど読んでもらえず・・・(T ^ T)
でも、後からこうして読んで感想を下さる方がいて下さるのでそれが励みになっています。
あなたの愛など要りません
から来て色々読みあさらせてもらってます。
とても素敵な作品が多くて読めて嬉しいです。
この作品もなぜか前向きになれ、自分の矜持をかけれるのは?と、終わりが見えているのになにか救いがある感じがすごくよかったです。
こちらも読んで下さったんですね。ありがとうございます。
そうですね。世界の終わりという題材ですが、終わると分かったからこそ一番最後にやるべき事は何か、と自分に問いかけるようにして書いた話です。
汲み取って頂けて嬉しいです。
一気に読みました!
感動しました ( 。゚Д゚。)
すごく素敵なお話………。
よかった (*´ー`*)
感想ありがとうございます。そう言って頂けて、すごく嬉しいです。