番外文官は、冷酷宰相の手袋を外せる唯一です

王宮の隅に追いやられた“番外室”で働く若き文官リュカは、ある夜、冷酷と恐れられる宰相セヴランの秘密を知ってしまう。
誰にも見せない黒い手袋の下にあったのは、人を殺す手ではなく、王国を救った代償として焼け爛れた手だった。

それ以来、リュカは宰相府と番外室をつなぐ臨時係に任じられる。
冷たい命令、深夜の密談、血のにじむ政争。王宮の誰もが恐れる男が、なぜか自分にだけ手袋を預ける。
だが、捨てられた嘆願書の山をたどった先には、王国を揺るがす横領と反乱の火種が眠っていた。

触れられない男と、見捨てられた文官。
これは、誰にも必要とされなかった“番外”の青年が、冷酷宰相の唯一になるまでの、宮廷陰謀BLです。
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